日報とは、その名の通り「その日の報告をするもの」のこと。

毎日正確な情報を日報で蓄積することで、情報共有・ノウハウ共有・コミュニケーション促進に繋がり、会社の資産ともなります。

しかし、Excelや手書きの日報では社内全体で共有することが難しく、管理するのも大変で活用しきれません。

クラウド型の日報アプリを活用することで、スマホでも入力できて提出率が上がり、メンバー間で日報を共有することで、ミーティングを開いたりする時間も省くことができます。

本記事では、クラウドの日報管理サービスを7つご紹介します。

関連記事: 日報のエクセル管理がうまくいかない理由とエクセルに代わる解決策

1.gamba!|社内SNS型日報でコミュニケーションを活性化

【ポイント】

継続利用率97%!
無料トライアルもあるため、日報アプリで失敗したくない企業向け

【製品概要】

8500社以上の導入実績を持つ日報共有アプリ「gamba!」。

スマホからでも日報を作成することができるので、営業先から直帰する日でも、帰りの電車などで手軽に日報を作成できて便利です。

メンバーの日報に「いいね!」を押したり、コメントをしたりしてコミュニケーションを取ることができ、モチベーションアップにも繋がります。売上や成約件数などの目標値・実績値を入れることができ、達成率を表したグラフをメンバーで共有できます。

15日間の無料トライアルでビジネスプランの全機能を試すことができるので、検討期間を設けられるのも嬉しいですよね。

【費用】

※一人当たり
ビジネスプラン:980円/月もしくは9,800円/年
エンタープライズ:1,600円/月もしくは16,000円/年
すべて税抜

【特徴】

・マルチデバイス対応で、いつでもどこでも日報を作成したり他のメンバーの日報を確認できる
・「いいね!」やコメントをすることでメンバーとコミュニケーション
・Googleカレンダーとの連携で、スケジュールを日報に貼り付けられる
・目標達成率をグラフで見ることができる
・提出忘れを防ぐリマインドメール機能
・オンラインでのコンサルティングを無料実施

2.未来日報|日報×顧客管理システム(CRM)のハイブリッドツール

【ポイント】

日報プラスαの機能が欲しい企業向け

【製品概要】

スケジューラ―としても活用できる「未来日報」は、顧客管理の機能も持っていることが最大の特徴。

日々の日報のなかで顧客情報を蓄積することができ、CRMとして活用することもできるのです。

また、その日の日報だけでなく、次のスケジュールを必ず入れることで、スケジューラーとして使うこともでき、名前の通り未来の予定に繋げてくれるクラウドサービスです。

無料トライアルは30日間で、気軽に試してみることができます。

【費用】

Aプラン(1~20ユーザー):6,480円/月
Bプラン(21~50ユーザー):15,120円/月
Cプラン(51~100ユーザー):28,080円/月
全て税込

【特徴】

・マルチデバイス対応
・メンバーと日報を共有、コメントも可能
・顧客情報の自動蓄積で、顧客管理システムとしても活用できる
・未来の予定を生成し、顧客への次のアプローチに繋げる仕組み
・導入からサービス活用までのサポートが無料

3.BeWorks|日報作成から案件分析まで一元管理したい人におすすめ

【ポイント】

日報以外の機能もガッツリ欲しい企業向け
営業支援ツール的な機能も付いているため、日報ツールの中では若干高価

【製品概要】

案件登録をすることで、案件に紐づいた日報を作成できる「BeWorks」。

納期や売上などのさまざまな情報を登録できるため、詳細な案件管理をすることができます。

スケジュールやタスクの管理、メンバー間でのチャット機能、ワークフローの承認機能など、グループウェアの側面も持ち合わせていることも魅力のひとつ。

また、日報から労働時間を自動生成することで勤怠管理もでき、残業の集計も自動的に行われます。

そのため、案件ごとの労務集計や、担当者の作業時間の集計など、労務費や労働状況を「見える化」することができます。

【費用】

初期費用:無料
基本料金:月額5,000円/1契約
ライセンス料:月額1,000円/1ユーザー
追加容量:月額1,000円/1GB
全て税抜

【特徴】

・マルチデバイス対応
・案件に紐づいた日報を作成できる
・業務日報と営業日報に切り分け可能
・スケジュール共有やチャットなどのグループウェア機能
・案件別の損益分析
・担当者ごとの労務時間の集計
・無料トライアルは一カ月間

4.houren.so|写真つき日報で現場とのギャップを0に

【ポイント】

写真も送れる日報!
建設業、不動産業、メーカーなど文字で伝えづらい部分を写真で送りたい方におすすめ

【製品概要】

写真を日報として提出することで、日報作成の時間を省き業務効率を改善できるサービスが「houren.so」です。

作業中にポイントとなる箇所を撮影したり、作業終了時に全体を撮影し、一日の終わりにコメントと一緒に写真をアップするだけというシンプルさ。

簡単に日報を出すことができるので提出率も上がり、業務のムダを改善することができます。

現場のリアルな様子を写真で残せるため、正確な情報が記録できるだけでなく、営業資料の作成や社内研修など、様々な場面で活用することができます。

【費用】

大規模事業者向けプラン(月額):基本料金(3拠点まで)25,000円、拠点ごと3,000円、小規模拠点ごと500円
中小規模事業者向けプラン(月額):基本料金(5ユーザーまで)2,500円、追加1ユーザーごと500円
全て税抜

【特徴】

・撮影した写真で日報作成
・現場のリアルで価値のある写真を蓄積できる
・GPS情報からエリアを設定しておくことで、撮影した写真を自動で振り分け
・スマホ専用アプリあり
・グループメンバー間では、写真だけでなく動画や資料などの各種ファイルも共有可能

5.Field Plus|現場にあった日報を自由に作成したい人におすすめ

【ポイント】

業務にあった日報をカスタマイズしたい企業向け
企業内にさまざまな業種を抱えている場合相性が良い!
初期投資費用15万円が必要

【製品概要】

「Field Plus」(フィールドプラス)は管理者が作成した報告シートに沿って回答していく、設問形式の日報。

日報で使う報告シートは管理者が自由に作成することができるうえ、報告入力フォームはテキスト入力・数字入力・項目選択などから報告内容に適切な入力形式を指定することができます。

報告シートを自由に作成できるので、管理したい項目に絞って入力させることで管理も楽になります。

報告用のスマホアプリで現場にいながら報告でき、設問形式なので報告者の入力時間短縮や報告内容の品質向上にも繋がります。

【費用】

システム初期設定費用:150,000円
アプリケーション利用料(1IDあたり):500円/月
サーバー利用基本料(ディスク容量1GBまで):5,000円/月
全て税抜

【特徴】

・報告シートを管理者が自由に作成できる
・設問形式の日報なので、管理者の確認も現場の報告も簡単
・報告者は報告専用アプリからスマホで簡単入力
・スケジュール管理機能をプラスするなど、カスタマイズも可能

6.nanoty|シンプル且つ低価格な歴史あるサービス

【ポイント】

シンプルな機能と低価格が特徴
日報以外の機能が必要ないと感じる企業向け

【製品概要】

日報管理サービスとして10年以上のの実績がある「nanoty」(ナノティー)。

社内SNS形式なので、日報を共有することでメンバー間でのコミュニケーションが生まれ、ナレッジやノウハウの共有もすることができます。

「サンクスポイント」で相手に感謝の気持ちを伝えるという機能もあり、多くポイントをもらった人を表彰するなど社内活性化にも役立ちます。

一週間の目標設定とその一週間の報告や振り返りができるので、一人ひとりのモチベーションアップも実現。

また、案件ごと、担当者ごと、日ごとなどの工数を自動で集計してくれるため、社内の仕事量を管理することもできます。

【費用】

1ユーザー500円/月
税抜
※10ユーザーから契約可能

【特徴】

・社内SNS型の日報サービス
・メンバーの日報に「いいね」などのリアクションやコメントを残すことができる
・サンクスポイントを付けることができる
・作業時間の自動集計機能
・目標設定やタスク管理などの機能あり
・追加オプションでスケジュール管理や多言語対応

7.NIPO|パソコン操作が苦手な人におすすめ

【ポイント】

完全無料プランがあり、安い日報を探している企業におすすめ
グラフ作成やエクセルへのデータ移動も楽

【製品概要】

営業日報・業務日誌・売上報告書など、自由にカスタマイズしたテンプレートを無制限で保存できる「NIPO」。

提出済のスタッフと未提出のスタッフをチェックできるので、提出漏れを防ぐことが可能。
営業活動や事務作業など、各作業にどれだけの時間を費やしたのかを自動で計算してグラフ化したり、各拠点の売上高などを本部に提出することで管理しやすくしたりと、アイデア次第でさまざまな活用方法があります。

月額10,000円とリーズナブルに利用することができるのも嬉しいポイント。

【費用】

無料プラン(最大5名):無料
スタンダードプラン(最大50名):2,000円/月
スタンダードプラスプラン(最大500名):10,000円/月

【特徴】

・日報テンプレートを自由にカスタマイズ
・マルチデバイス対応
・A4用紙で印刷可能
・集計&グラフ化で日報を最大限に活用できる

日報ツールの導入時のポイント

日報ツールを導入するときの主な判断軸として「機能・価格・使いやすさ」という3点が挙げられます。

まず、日報アプリ・ツールに期待される「機能」には「社員の行動管理」や「顧客情報の共有」「データの集計」などがあります。まずはその中で自社が本当に必要としているのはどの機能かということを見極めていくことが大切になってきます。

もし、「日報機能のみが必要」という結論が出たならば他の機能がついていないシンプルなツールを選ぶのが良いでしょう。逆に、日報機能よりも、それに付随する「データ管理」であったり「顧客管理」であると結論が出た時には、日報ツールではなく、他のツールも選択肢に入れてみるのが良いでしょう。

たとえば、営業支援ツールのSFAがそれに当たります。SFAはデータ管理な別の機能もまた基本機能として備えています。また、エクセルを用いない顧客管理などを売りにしている場合も多いです。

SFA(営業支援システム)全44種類|機能表やシステムの選び方まで解説

次に「価格」についてですが、これは日報以外に付随している機能の多さ、日報内容自体を自由にカスタマイズできるかに関わってきます。できることの多い日報ツールは高価になりがちで、名刺管理ツールや会計ツール、営業支援ツールSFAと同じ価格になってしまうことも多いです。

次に「使いやすさ」についてですが、これは日報以外に付随している機能の多さ、日報内容自体を自由にカスタマイズできるかに関わってきます。できることの多い日報ツールは高価になりがちで、名刺管理ツールや会計ツール、営業支援ツールSFAと同じ価格になってしまうことも多いです。

初めての人も利用しやすいSFA「Mazrica Sales (旧 Senses) 」を例に、SFAが現場でどのように活用できるのか、実際にどのような課題を解決することができるのか以下の資料にて解説します。

Mazrica Sales活用14シーン〜SFA/CRM活用で変わる営業活動〜

終わりに

7つの日報管理サービスを紹介しましたが、それぞれのサービスごとに特徴があり、日報だけではない機能が付いているものもたくさんありましたね。

複数のサービスで迷っている場合は、無料トライアルで実際の使い勝手を確認してみるのもおすすめです。

導入に失敗しないポイントは、業務を効率化したいのか、共有漏れを防ぎたいのか、など目的を明確にすることです。

自社の事業内容や課題に合った製品を選択し、日報を会社の資産となるよう活用してみてください!

投稿者プロフィール

Mazrica Business Lab.編集部
Mazrica Business Lab.編集部
Mazrica Business Lab.はクラウドアプリケーションMazricaの開発・提供を展開する株式会社マツリカが運営するオウンドメディアです。営業・マーケティングに関するノウハウを中心に、ビジネスに関するお役立ち情報を発信しています。
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