皆さん、こんにちは!マツリカの佐藤です。フェスティバルライフを謳歌していますか?

今回はサイドストーリー第5弾です。サイドストーリーは私の印象的な学びや大事にしている考えをお届けしています。前回のサイドストーリー(vol.15)では、TJ君のお話をお届けました。

祭り化する6つの条件 サイドストーリー:大小(だいしょう) | Senses Lab.
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友人にも読んでもらったようで、事実に基づく話なので概ね好評だったのですが、中には「やや悪意が感じられる」というお言葉も頂きました(笑)。

断じてそんなことはありません!!前回のコラムの半分は「リスペクト」で出来ています。そして、もう半分は想像にお任せします…。

さて今回も話を伝える上で欠かすことの出来ない人物がいます。そう・・・TJ君です。

説明しよう!TJ君とは…
普段は怠惰で自堕落なダメ人間であるが、極限の状態に置かれると並外れた度胸と博才を発揮する無頼。何よりも皆に愛されている男である。

私達は学生時代、TJ君の部屋を溜まり場にしていました。大学から近く、仲間内では一番広い部屋に住んでいたからです。且つ、24時間365日いつでもオープンしていたからです。部屋にカギが掛かっていたことがありませんでした。その稼働率、コンビニも真っ青です。

いつも誰かが勝手に部屋に上がってきました。深夜であろうが早朝であろうが時間帯などお構いなし、です。寝てようが風呂に入ってようが何をしていようがお構いなし、です。

それを受け入れる彼の男気が垣間見えます。その立ち合い精神、宮本武蔵も真っ青です。

ただその環境は劣悪そのものでした。大好きなハイライトの煙が充満し、多くのゴミが散乱する有様です。
(※彼の名誉の為に記載すると、ゴミは私達が持ち込んでいたものも多い…)

またカーテンを閉めていることも多かったのでどこか薄暗い。その精神の追い込みっぷり、アルカトラズも真っ青です。

そんな部屋で過ごすTJ君に、私はある人物を重ねていました。その人物は「ビスケット・オリバです。

ビスケット・オリバとは?
ビスケット・オリバは、板垣恵介の漫画作品『グラップラー刃牙』シリーズに登場する架空の人物。無双のキューバ系アメリカ人。「ミスター・アンチェイン(繋がれざる者)」と呼ばれ、アメリカアリゾナ州にあるアリゾナ州立刑務所(別名・ブラックペンタゴン)に収監された囚人(受刑者)でありながら同刑務所を自由に出入りし、犯罪者を捕獲する特殊な立場にある。

抜粋:Wikipedia – ビスケット・オリバ

人物と言っても架空の人物ですし、容姿が似ているわけではないのですが、どことなくTJ君の醸し出す雰囲気はオリバのそれに似ている気がしていました。

ビスケット・オリバは、囚人でありながら、刑務所で特別待遇と圧倒的自由を手にしており、「ミスター・アンチェイン(繋がれざる者)」と言われています。

刑務所という一般的には閉ざされた世界にありながら、自由に出入りすることできる。豪華な暮らしを満喫し、葉巻を愛飲、食事も贅の限りを尽し、刑務所の壁には自分の巨大肖像画を施している。図書館並みの蔵書を持つため知識は豊富で、一口飲んだワインを情景豊かに表現する知的な面も併せ持つ。そして、何よりも己の我儘を貫くために鍛えに鍛え上げられた肉体。

なるほど。まさにミスター・アンチェイン(繋がれざる者)。

一方のTJ君は…
24時間365日カギを掛けないという圧倒的に開放された空間に居ながら、滅多に部屋から出ることはない。

バイトをしないので質素な暮らしを突き詰めて、ハイライトを愛飲、食事も腹持ちを重視し、部屋の壁の色はハイライトの煙で白から煮しめような茶色に変わってしまっている。何故か漫画本は大量に保有しており、毎日コカ・コーラを飲んでは「コーラ、まじうまい」という一辺倒の表現力。そして、何よりも己の怠惰を正当化するために弱りに弱り果てた膝。

なるほど…。逆や。

これは、ミスター・チェイン(繋がれる者)やないかーい!!!
誰にも縛られてないのに、自らを繋ぎに繋いでいるやないかーい!!

いざ文章にしてみて初めて気づいたこの事実に、恥ずかし気もなく髭男爵のようなノリになる自分がいます。今まで何となく似ていると感じていたのは、「同じ」だからではなく、「逆を極めたカリスマ性」に同様の匂いを感じ取っていたということになります。そういうことだったのか。

ただ今回のコラムはこの気付きを伝えたかったわけではありません。

ここから、
「大富豪(大貧民/トランプ)」でいうところの【革命】を起こします。
「お受験」でいうところの【国公立方式の補欠合格】を起こします。
「思いを寄せる女の子との飲み」でいうところの【彼氏の相談にのっていたら、ええ感じに…】を起こします。

周囲から見ると自由に振る舞うことができるオリバは、実は自分自身の虚栄心や不必要な執着心に縛られていたというシーンが描かれます。精神的な自由を手にする者ではなかったということです。

一方でTJ君はどうでしょう。彼は周囲にどう思われようが、我が道を行きます。「良く思われたい」「このようにしなければ…」「普通はこうだろう…」そういうものが一切ありません。自分の心に素直に生きている、精神的な自由を謳歌する者、それがTJ君なのです。

毎晩騒いでいたので、隣人の怒りを買い、郵便受けをボッコボコにされていようが、2週間で発した言葉がコンビニの店員さんへの「ハイライト、1カートンください」だけであろうが、ゼミで提出したレポートが漫画「天」の赤木のセリフまるパクリだろうが、そういうの全く気にしません。

周りがどう思おうが、それがTJ君の飾らぬ姿だからです。

TJ君の生き様には、周囲の目を気にし過ぎることなく、

  • 自分が思うように生きる
  • 自分の偽らざる本心を大事にする

ということを学ばせてもらっているように思います。あっ、今、気付きました。このコラムのあと半分は彼への「憧れ」だったんですね。

本日は以上です。
(今回はグラップラー刃牙を読んでいない方には分かりづらい内容だったこと心よりお詫び申し上げます。今後もこのようなことはあるかと思いますが、引き続き宜しくお願いいたします。)