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スマホが普及している現代では、会社からも一人ひとりの営業担当者にスマホが支給されるようになっています。

しかしプライベートではスマホを駆使していても、仕事となるとどのように活用していいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
実は、さまざまな業務をスマホ一台でこなすことができるのです。わざわざパソコンを開く必要もなく、使い慣れたスマホで業務を行えるなんてとても便利ですよね。
スマホを営業活動で利用するメリットや、実際にどのような機能・アプリを使えばいいのか、今回の記事で詳しく解説します!

サブスクリプションモデルの高まりとモバイル利用の増加

営業のスマホ活用メリット|営業活動での賢いアプリの利用法とは?|Mazrica Sales (旧 Senses)  Lab.|1

サブスクリプションモデルとは、製品・サービスを一定の期間利用することに対して料金を支払う形式のことを言います。「月額制」と言い換えるとしっくりくるのではないでしょうか。

このサブスクリプションモデルは近年急速に成長しており、さまざまなシーンで見られるようになりました。

サブスクリプション型ビジネスの企業向けにソフトウェアを提供しているアメリカのZuora社によると、サブスクリプション型の企業は、アメリカの代表的な500銘柄と比べておよそ9倍のスピードで成長しているそうです。

成長性のあるサブスクリプション型ビジネスは、今後さらにさまざまな業種・業態で導入されていくことが予想されます。

では、現在どのようなサービスがサブスクリプションを導入しているのかと言うと、身近な例ではAmazonPrimeやNetflixなどのサービスもサブスクリプションモデル。

ビジネスで使う機会の多い、AdobeやGoogle、Microsoftなども月額制や年額制を導入しています。スマホアプリも月額制のものが多く提供されていますし、社内で使うグループウェアやSFAなどもサブスクリプションモデルのものが多いですね。

スマホをビジネスで利用するメリット

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プライベートでスマホを活用している人は多いですが、ビジネスのシーンでもスマホは欠かせないツールとなっています。

もはや「携帯電話で通話できればいい」という時代は終わり、ビジネスでもスマホを活用して業務効率化や情報共有をする時代になっているのです。

特に、外出の多い営業担当者にとっては、出先でパソコンを開いたりすることなく、移動中の電車や休憩で立ち寄ったカフェで簡単に閲覧・確認がすることができます。スマホを利用することでどのようなメリットがあるのか、見てみましょう。

●メール内容や名刺情報の確認
出先で急にメールの内容や取引先の名刺情報を確認したい場合でも、わざわざパソコンを開くことなくスマホで確認することができます。また、必要があればスマホでそのままメールの返信をすることも可能。名刺管理ツールでは、もらった名刺をすぐにスマホカメラで撮影することで、名刺情報をデータベースに蓄積することもできます。

●グループウェアでの管理・共有
グループウェア上のスケジュール更新やファイルの確認も、スマホがあればすぐに行うことができます。他メンバーのスケジュールも確認できるので、誰がどこで何をしているのかも把握できますね。また、資料やファイルなどもスマホで閲覧できることで、大量の紙を持ち歩く必要もなくなります。

●組織内の情報共有や報連相
チャットツールを利用すれば、チーム内のメンバーと気軽に情報共有ができますし、上司への報連相もスピーディー。スピード感が大事な営業現場の動きも、スマホがあれば対応できるようになります。また、CRMやSFAもスマホ対応のものが多いので、顧客情報や商談履歴などを共有・管理することができます。

●インターネット環境
取引先やカフェで商談する場合でも、スマホのテザリング機能を使えばすぐにインターネットに接続することができます。モバイルルーターを持ち歩いたり充電したりする必要もなくなりますね。

営業活動でのスマホ活用

営業の現場では、具体的にどのようなシーンでスマホが活用できるのでしょうか。具体的な事例を用いて説明します。

ケース1:商談時の資料確認
商談の際に、顧客から想定してなかった質問をされたあなた。従来であれば、持参していなかった資料の内容は確認できず、その質問にも持ち帰ってからの返答となっていました。しかしスマホがあれば、資料共有も簡単。その場で質問に答えられ、顧客満足度の向上にも繋がります。

ケース2:次回訪問の日程調整
今回の商談で、受注までもう一押しというところまで進んだあなた。次回は受注に向けた最終訪問なので、上司と一緒に訪問しようと思います。商談終了時、スマホのスケジュール管理アプリで上司と自分のスケジュールを確認し、先方の予定と合う日時をその場で調整可能。次回訪問のアポイントを確実に取ることができるのです。

ケース3:現場トラブルの情報共有
納品時にトラブル発生。急いで現場に行き、スマホのチャットツールを使って上司へ報告。スマホカメラで撮影した画像も添付することで、現場の状況をより分かりやすく伝えることができます。上司からもスピーディーに指示がもらえ、トラブルも大きくならずに済みます。

ケース4:日報の作成・提出
朝から夕方までアポイントで埋まっていて、帰社する時間もない日ってありますよね。そんな時でも、スマホの日報ツールがあれば出先で日報を作成可能。スキマ時間で作成できるので、「忙しくて提出をし忘れた!」なんてこともありません。

営業準備でのスマホ活用おすすめアプリ3選

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複数の顧客に対応している営業担当者は、それぞれのアポイントのスケジュール管理が大変ですよね。

実際に商談にかかる時間を予測して、前後の移動時間も考慮して予定を立てなければなりません。他にも、社内会議やチームミーティング、業者との打合せなど、調整しなければいけない予定は山積み。そんな時に便利なのが、スケジュール管理のアプリです。

 

【サイボウズoffice】

営業のスマホ活用メリット|営業活動での賢いアプリの利用法とは?
国内でも高いシェアを誇るグループウェアのサイボウズofficeは、スケジュール管理も大得意。シンプルゆえに使いやすく、部門ごとにスケジュールを表示したり、アドレス帳に登録した顧客情報をスケジュールに紐づけたりすることもできます。
URL:https://products.cybozu.co.jp/office/

 

【rakumo(ラクモ)】

営業のスマホ活用メリット|営業活動での賢いアプリの利用法とは?

rakumoもグループウェアですが、GsuiteやSalesforceと連携できることが一番の特徴とも言えます。Gsuiteとの連携では、Googleカレンダーをベースにして、よりチームや組織で使いやすいようにリデザインされています。
URL:https://rakumo.com/

 

【TimeTree(タイムツリー)】

営業のスマホ活用メリット|営業活動での賢いアプリの利用法とは?

スケジュールごとのメッセージのやり取りやファイル共有も可能なTimeTree。

プロジェクトの進捗管理にもおすすめです。Googleカレンダーとの連携も可能。
URL:https://timetreeapp.com/?locale=ja

商談でのスマホ活用おすすめアプリ3選

属人化されてしまいがちな営業活動。しかし、個々の営業活動を共有することで、個人の能力やモチベーションがアップし、それによって組織の成績もアップします。商談内容の蓄積や、案件の進捗管理、営業ノウハウの共有など、効率的な営業活動を実現できる営業支援ツールも、スマホ対応のものが多く普及しています。

【Mazrica Sales (旧 Senses) 】


営業現場での使いやすさにとことんこだわったUI/UXが特徴のMazrica Sales (旧 Senses) G SuiteやOffice365連携により、外出中でもスケジュールや案件情報を手軽に確認可能。モバイルアプリを活用することで、営業活動終了時には即情報の共有もできます。

営業の入力負荷の軽減にはうってつけのツールです。二重入力や三重入力を防ぐことで、営業活動に注力する時間を増やすことができますね。

▶︎新規営業管理におすすめのMazrica Sales (旧 Senses) (センシーズ )はこちら

URL:https://product-senses.mazrica.com

 

【Zoho(ゾーホー)CRM】

営業のスマホ活用メリット|営業活動での賢いアプリの利用法とは?
初期費用がかからずにミニマムで始められるZoho CRM。

対話型のAIが搭載されており、音声会話やチャットで即座に返答してもらえて、確認などに要する時間を削減することができます。
URL:https://www.zoho.com/jp/crm/

【kintone(キントーン)】

営業のスマホ活用メリット|営業活動での賢いアプリの利用法とは?
Kintoneはサイボウズが提供している営業支援ツール。売上や受注率などを簡単にグラフ化でき、目標達成まであとどのくらいなのかも一目瞭然。サイボウズが運営しているだけあって、組織内のコミュニケーションの機能も充実しています。
URL:https://kintone.cybozu.co.jp/jp/index.html

商談後のスマホ活用おすすめアプリ3選

外出の多い営業担当者は、もっぱら公共交通機関での移動が多くなります。移動に車を利用している場合でも、ガソリン代の立て替えなどが発生しますよね。月末になると、領収書や過去のスケジュールとにらめっこしながら膨大な時間を費やして経費精算をしている人も少なくないはず。また、商談後は見積書や請求書の発行業務も発生します。顧客満足度のためにも、スムーズな書類発行をしたいですよね。
ここでは、経費精算ツールと請求管理ツールをご紹介します。

【kincone(キンコン)】

営業のスマホ活用メリット|営業活動での賢いアプリの利用法とは?
アプリを起動させてICカードをかざすだけで、ICカードに記録されている全てのデータを取り込むことのできる経費精算ツールのkincone。必要な項目のみを選んで精算の申請をすることができます。毎朝タッチすることで、経費精算にかけていた月末のまとまった時間を取る必要もなくなります。
URL:http://www.kincone.com/

 

【STREAMED(ストリームド)】

営業のスマホ活用メリット|営業活動での賢いアプリの利用法とは?

領収書をスマホカメラで撮影することで、領収書のデータがクラウド上にデータベース化されるSTREAMED。手軽に経費精算できるため、月末まで領収書を溜めたりすることなく、経費が発生したらすぐに申請できますね。データ化しておくことで、領収書の紛失の心配もありません。
URL:http://streamedup.com/accounting

【Misoca(ミソカ)】

営業のスマホ活用メリット|営業活動での賢いアプリの利用法とは?

Misocaでは、請求書・見積書・納品書の作成・管理がスマホで可能。移動中にも作業できるのが嬉しいですよね。

メール送付やFAX送付、郵送サービスもあります。
URL:https://www.misoca.jp/

その他スマホの活用術3選

上記で紹介した以外にも、スマホならではの機能をさまざまなシーンに活用することができます。ガラケーでは実現できない充実した機能を使いこなして、ビジネスでスマホを活用しましょう!具体的にどのような活用術があるのかをご紹介します。

【音声入力や音声検索】
運転中や手がふさがっている時に役に立つのが音声認識。すぐにメモを取りたい時にも、音声入力を使えば必要な内容を蓄積しておくことができます。また、Siriや「OK Google」などの音声検索を使うことで、必要な情報をすぐに手に入れることができます。

【コンビニプリントやリモート印刷】
紙の資料を提出しなければいけなくなった時も、スマホアプリを使えばPDFやJPEGのファイルをコンビニでプリントアウトすることができます。
また、スマホから職場のプリンターにデータを送って印刷するサービスもあります。職場にいる他のスタッフに郵送を頼んだりもできますね。

【オンライン会議】
外出が多い営業部門は、なかなか全員が集まる時間を取ることができません。そんな時は外出先でも参加できるオンライン会議にすることで、わざわざ職場に戻る時間を取ることもなくなりますし、出張中でも会議に参加することができます。
オンライン会議には、chatwork(チャットワーク)やWhereby(ウェアバイ)(旧:appear.in)がおすすめです。

chatwork:https://go.chatwork.com/ja/
Whereby:https://whereby.com/

終わりに

ビジネスでも欠かせない存在となっているスマホ。

顧客情報の管理、スケジュールの管理、組織内のコミュニケーションなど、スマホ一台があれば外出先でも出張先でも完結することができます。

せっかく多機能・高性能のスマホを使うのだから、活用しないともったいないですよ!

今回ご紹介した活用術を参考に、通話するためだけの道具ではなく、自身の営業活動にスマホを活かしてみてくださいね。

営業効率化ツール7選

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投稿者プロフィール

Mazrica Business Lab. 編集部
Mazrica Business Lab. 編集部
Mazrica Business Lab.はクラウドアプリケーションMazricaの開発・提供を展開する株式会社マツリカが運営するオウンドメディアです。営業・マーケティングに関するノウハウを中心に、ビジネスに関するお役立ち情報を発信しています。
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