営業管理ツール・営業支援システム(SFA)は種類が多く、自社に合わないものを選ぶと活用し切れずにコストだけかかってしまう可能性があります。
SFAとは英語の「Sales Force Automation」の略語で、日本語では「営業支援ツール」「営業支援システム」などと呼ばれます。 企業の営業活動における情報全般をデータ化して蓄積し、分析することができるソフトウェアです。
今回は、特にBtoB企業に適したSFAを提供している10社を厳選し、各SFAのサービス紹介とツールごとの特徴や活用方法をご紹介します。是非、自社に合うSFA選びの参考にしてください!
この記事を読むことで、特に御社のビジネスモデルがBtoBビジネスの場合、最適なSFA・営業支援ツールが見つかるはずです。
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この記事の内容
- SFA(営業支援ツール)とは?
- BtoB向けSFA・営業支援ツールおすすめ比較10選
- 1. Mazrica Sales|後発・国産・最先端のSFA
- 2. Sales Cloud|自社固有の統制ルールを反映し細かな管理をしたい企業におすすめ
- 3. e-セールスマネージャー|営業コンサルサービスもご利用されたい企業におすすめ
- 4. Sales Force Assistant|AI秘書を活用したい企業におすすめ
- 5. GENIEE SFA/CRM|直感的なUIで操作性に長けたツール
- 6. UPWARD(アップワード)|ルートセールス、ラウンダーにおすすめ
- 7. Zoho CRM|低コストでSFAを使いたい企業におすすめ
- 8. kintone|サイボウズオフィスと合わせてSFAを導入したい企業におすすめ
- 9. JUST.SFA|画面設計を自分たちで行いたい企業におすすめ
- 10. ナレッジスイート(Knowledge Suite)|利用ユーザーの多い企業におすすめ
- SFAの基本機能
- SFAツールの選び方|比較ポイント5選
- SFA・営業支援ツールの現状と課題
- SFAの運用定着のポイント
- BtoB向けSFA・営業支援ツールにはMazrica Salesがおすすめ
- Mazrica Salesの導入事例
SFA(営業支援ツール)とは?
SFAとは「Sales Force Automation」の略称で、日本語では「営業支援ツール」や「営業支援システム」と訳されるのが一般的です。
SFAは営業活動に特化したCRMという見方もあり、SFA/CRMと表現されることもあります。
※マーケティングに特化したCRMはMA(マーケティングオートメーションツール)です。
SFAは営業情報の管理に特化しており、営業情報の可視化と共有を行うことで営業の属人化を解消し、組織として効率的に営業活動が行えるようになります。
関連記事:SFAとは?CRMとの違いは?|意味・役割・主な機能を徹底解説
BtoB向けSFA・営業支援ツールおすすめ比較10選
早速、おすすめのSFA(営業支援ツール)10社をBtoB向けの製品に絞って比較・紹介します。
費用 | 特徴 | |
---|---|---|
Mazrica Sales(旧Senses) | ・Starterプラン:月額27,500円〜 ・Growthプラン:月額110,000円〜 |
・Google Workspace(旧Gsuite)、Microsoft365(旧Office365)などのメール、カレンダー連携により入力負荷の軽減 ・直感的に営業の状況を把握できる案件管理画面 |
Sales Cloud |
・初期費用:情報なし |
・導入実績から多種多様な営業形態に合わせた活用パターンを持っている ・様々なツールとAPIで連携が可能 |
e-セールスマネージャー |
・初期費用:0円 |
・SFAの提供だけでなく、営業プロセスの見直しもサポートしてくれる ・運用に乗るまで担当営業が丁寧にサポートしてくれる |
Sales Force Assistant | ・初期費用:50,000円 ・月額利用費:1ユーザー3,500円〜(顧客深耕・クラウド版) |
・AI秘書を使って業務サポートを実現 ・Sales Force Assistantの中にも顧客深耕、顧客創造などのシリーズがあり、自社に合わせたパッケージを利用可能 |
GENIEE SFA/CRM | ・初期費用:要問い合わせ・見積もり ・月額利用費:1ユーザー2,980円〜 |
・直感的なUIで操作性に長けている ・カスタマイズ性が高く、マーケティング領域までカバーできる |
UPWARD(アップワード) | ・初期費用:100,000円 ・基本料金:21,000円(5名まで利用可能) |
・ルートセールス、ラウンダーに特化しており、位置情報をもとにしたネクストアクション管理などが可能 ・優良顧客のマップなどを見ることもできる |
Zoho CRM | ・初期費用:0円 ・月額利用費:1ユーザー4,200円〜(エンタープライズ) |
・低コストで導入が可能 ・様々なサービスと連携が可能 |
kintone |
・初期費用:0円 |
・低コストで導入が可能 ・SFA以外の用途でも利用が可能 |
JUST.SFA | ・初期費用:不明 ・月額利用費:1ユーザー15,000円〜 |
自社の活用に合わせて画面の設定を変更することが可能 |
ナレッジスイート(Knowledge Suite) | ・グループウェア:月額6,000円(3GB) ・SFAスタンダード:月額50,000円(5GB) ・SFAプロフェッショナル:月額80,000円(50GB) |
利用ユーザー数無制限 |
尚、BtoBだけに限らず、より多くのSFAツールをこちらの記事で紹介しています。併せてご覧ください。
関連記事:SFA(営業支援システム・ツール)比較44選
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1. Mazrica Sales|後発・国産・最先端のSFA
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【特徴】
- Google Workspace(旧Gsuite)、Microsoft365(旧Office365)などのメール、カレンダー連携による入力負荷の軽減
- 直感的に営業の状況を把握できる案件管理画面
- 営業のボトルネックを分析できるレポートやAIによるネクストアクションのレコメンドなど、データの蓄積から営業の分析・改善までをカバー
実際にMazrica Salesが現場にてどのように活用できるのかに関しては下記をご参照ください。
▶▶【無料】営業支援ツール『Mazrica Sales 』の導入で得られる14のメリットとは?
【モバイルアプリ】
あり
【価格】
Starterプラン
月額27,500円(5,500円/ID)から
※5人のユーザーを含む
※追加ユーザーあたり月額5,500円
Growthプラン
月額110,000円(11,000円/ID)から
※10人のユーザーを含む
※追加ユーザーあたり月額11,000円
【こんな企業にオススメ】
- 案件管理、進捗管理を手軽に行いたい企業
- 営業の入力負荷を下げ、営業効率を上げたい企業
- データを溜めてそれを活用する文化を醸成したい企業
- SlackやGmailなど、様々なツールと連携して営業管理がしたい企業
Mazrica Sales は様々な外部サービスと連携できます。
関連記事:Mazrica Sales と連携できる外部サービス11選
【導入効果】
Mazrica Sales の導入・活用により、以下のように営業現場で実際に活用しているユーザーが「売上向上」や「工数削減」を実現しています。
・1人あたりの「売上アップ率」:+39.6%
・1人あたりの「工数削減率」:-30.0%
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2. Sales Cloud|自社固有の統制ルールを反映し細かな管理をしたい企業におすすめ
続いては一番メジャーなSFAである、SalesforceのSales Cloudをご紹介したいと思います。
【製品特徴】
Sales Cloudは世界でトップシェアを誇るSFAです。
特徴は非常に多機能で、基幹システムやMAとの連携など大体のことは実現できるという点です。
ただ、その反面あまりに多機能なため、実際の運用にはかなりコストがかかることもあります。
うまく活用している企業の多くは、Sales Cloudの運用担当を社内に設けていると聞きますし、その特徴もあってか導入企業の多くは大企業です。以下のような記事もあるので是非参考に。
【費用】
初期費用:情報なし
月額利用費:1ユーザー19,800円(Enterprise)
※年間契約
【特徴】
・導入実績から多種多様な営業形態に合わせた活用パターンを持っている
・様々なツールとAPIで連携が可能
・自社の業務内容に合わせた細かいカスタマイズも可能(開発スキルが必要)
・最初の設計に時間とコストがかかる
・やりたいことを全て詰め込むと、営業現場に使われずに終わるケースが多い
・初期費用はかからないが、カスタマイズ費用が発生することが多い
【活用事例】
従業員規模:100名以下
業種:不動産
概要:営業活動から商談管理、顧客情報など可視化し、共有したことが、営業担当者の生産性を向上させ、離職率の低下につながったようです。
参考URL:https://www.salesforce.com/jp/customer-success-stories/upwish/
3. e-セールスマネージャー|営業コンサルサービスもご利用されたい企業におすすめ
Sales Cloudに次いで国内のSFAシェアを占めているe-セールスマネージャーをご紹介いたします。
【製品特徴】
e-セールスマネージャーは国産のSFAとしてはトップのシェアを誇っており、オンプレミスでのサービスを提供できる点や、営業プロセスの見直しなど、丁寧に研修サポートもしている点が特徴となっています。
SFAを導入した後の運用までのサポートに定評があり、営業がツールに慣れていない、営業を抱える支店が多いなど、SFAを営業現場に活用してもらうことがハードルになる企業におすすめです!
より詳細なe-セールスマネージャーの評判については以下の記事を参考に!
【費用】
初期費用:0円
月額利用費:1ユーザー6,000円〜
【特徴】
・SFAの提供だけでなく、営業プロセスの見直しもサポートしてくれる
・運用に乗るまで担当営業が丁寧にサポートしてくれる
・オンプレミス版の実績が多い
・一方でクラウドの実績は比較的少ない
・運用に乗せるまで時間がかかる
【活用事例】
従業員規模:6,000名〜
業種:商社・物流
概要:営業組織の改革を行う際にe-セールスマネージャーを導入しています。
既存の営業フローにSFAを合わせるのではなく、多数いる営業を効率的に管理するためのプロセスマネジメントの手法に合わせて設計・運用をしたようです。
参考URL:https://www.e-sales.jp/casestudy/zennoh/
http://www.e-sales.jp/
4. Sales Force Assistant|AI秘書を活用したい企業におすすめ
Sales Force Assistantはもともと、顧客創造日報と言う商品名でした。
その名の通り日報機能から始まったSFAなので、ルート営業などの日報を活用している企業におすすめです!
【製品特徴】
Sales Force Assistantの特徴といえば、ホームページでも大きく取り上げられているAI秘書機能です。
訪問先の企業のマッピングや、案件のタスクを管理することが可能だそうです。
より詳細なSales Force Assistantの評判については以下の記事を参考に!
【費用】
初期費用:50,000円
月額利用費:1ユーザー3,500円〜(顧客深耕・クラウド版)
※最低6か月契約が必要
【特徴】
・AI秘書を使って業務サポートを実現
・Sales Force Assistantの中にも顧客深耕、顧客創造などのシリーズがあり、自社に合わせたパッケージを利用可能
・導入に最短でも1か月の期間が必要
・SFA以外のグループウェアや見積共有ツールも提供している
・上記のツールを使っていないと営業現場に活用されずに終わることも
【活用事例】
従業員規模:100名〜500名
業種:製造業(食品)
概要:もともと紙の営業日報で営業管理を行なっていたところをSales Force Assistantで管理したことで、営業やマーケティング側の情報を素早く部門・拠点間で共有できるようになったそうです。
また、営業と生産部門の情報共有の強化だけでなく、マネジメントのスピードを強化することにも繋がったそうです。
参考URL:http://www.salesforce-assistant.com/jirei/c3_49.html
http://www.salesforce-assistant.com/
5. GENIEE SFA/CRM|直感的なUIで操作性に長けたツール
次は、直感的なUIで操作性に長けたSFA/CRM GENIEE SFA/CRMを紹介します。
【製品特徴】
必要な機能だけに絞ったシンプルなインターフェースです。
同社が販売するMA(マーケティングオートメーション)ツールであるGENIEE MAとの親和性に特徴があります。
関連記事:GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)の評判・口コミ・向き不向き|導入前に知っておきたいポイント
【費用】
初期費用:要問い合わせ・要見積もり
月額利用費:1ユーザー2,980円〜(スタンダード)
【特徴】
・誰もが使いやすいシンプルなインタフェース
・最小限の入力作業で営業効率を最大化できる
・カスタマイズ性が高い一方で、ITリテラシーが求められる
【活用事例】
従業員規模:不明
業種:製造業(カー用品)
概要:案件の可視化と情報共有の抜け漏れ防止を実現。さらに、これまでフローが整っていなかった見積もりの承認フローがシステムで自動化され、営業担当者の負担がより削減されたそうです。
参考URL:https://chikyu.net/case/chori/
https://chikyu.net/
6. UPWARD(アップワード)|ルートセールス、ラウンダーにおすすめ
次はルートセールス向けに開発されたSFA、UPWARD(アップワード)をご紹介したいと思います。
【製品特徴】
UPWARD(アップワード)は顧客データ、スケジュール、地図・位置情報を連携させることによって、ルートセールスの業務を支援するサービスです。
案件・売上管理よりも、訪問業務の生産性アップをメインに置いています。
【費用】
初期費用:100,000円
基本料金:21,000円(5名まで利用可能)
月額利用費:1ユーザー2,200円〜(Standard Edition)
※年間契約
【特徴】
・ルートセールス、ラウンダーに特化しており、位置情報をもとにしたネクストアクション管理などが可能
・優良顧客のマップなどを見ることもできる
・案件管理型の営業だと機能しにくい
・SalesforceのCRMと連携している
・単体だとシステムの立ち上げに時間と手間がかかる
【活用事例】
従業員規模:10,000名〜
業種:製造業
概要:営業所での事務作業にとらわれず、農家さんの活動時間に合わせて訪問できるようになったそうです。また、お客様への訪問状況を地図上に可視化することで訪問活動の活性化や効率化につながったそうです。
参考URL:https://www.upward.jp/case/kubota
https://upward.jp/
7. Zoho CRM|低コストでSFAを使いたい企業におすすめ
次は海外で開発され、日本法人もあるZoho CRMをご紹介いたします。
【製品特徴】
Zoho CRMはCRM(顧客関係性マネジメント)とあるように、SFAに特化したものではなく、メール一括送信や他サービスとの連携などの機能が付いています。
価格も非常に安く、低コストでCRMを活用したい企業にとってはおすすめです。
【費用】
初期費用:0円
月額利用費:1ユーザー4,800円〜(エンタープライズ)
※年間契約
※月間契約の場合はオンライン決済のみ
【特徴】
・低コストで導入が可能
・様々なサービスと連携が可能
・サポートはセミナーで行うためリテラシーが高くないと活用が難しい
・多くの機能を搭載しているためUIが複雑
【活用事例】
従業員規模:不明
業種:情報通信業
概要:Excelの営業管理に限界を感じ、別のCRMを導入したが運用がうまくいかずZoho CRMに変更をされたそうです。
既存のCRMではカスタマイズの必要があった見積・請求書管理の機能やフォーム機能を活用し、システム全体のコスト削減を実現されたそうです。
参考URL:https://www.zoho.com/jp/crm/customers/skycom.html
https://www.zoho.com/jp/crm/
8. kintone|サイボウズオフィスと合わせてSFAを導入したい企業におすすめ
グループウェアで有名なサイボウズが提供しているkintoneをご紹介いたします。
【製品特徴】
kintoneはSFAではなく、業務アプリケーションサービスです。
ただ、いくつかパッケージがあり、その中に案件管理・日報などの機能があります。
もともとがSFAではなく、業務アプリケーションなので、SFAの機能だけではなく勤怠管理やワークフローなどもkintone上で管理をすることが可能です。
具体的な評判については以下の記事を参考にしてください。
【費用】
初期費用:0円
月額利用費:1ユーザー1,500円〜(スタンダードコース)
【特徴】
・低コストで導入が可能
・SFA以外の用途でも利用が可能
・自分たちで要件定義・設定をできないと活用が難しい
・最初の設定に時間がかかる
【活用事例】
従業員規模:5,000名
業種:情報通信業
概要:本来はお客様からの問い合わせなどを紙で共有していたため、情報共有に時間がかかっていたそうです。そこで、kintoneに顧客データを取り込みながらアプリケーションを作成し、活用を進めたみたとのこと。
顧客からの問い合わせ情報を現場に的確に受け渡すことが可能となり、外出先からでもスムーズに情報を受け取れるようになったそうです。
参考URL:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/cases/jcom.html
https://kintone.cybozu.co.jp/
9. JUST.SFA|画面設計を自分たちで行いたい企業におすすめ
ジャストシステムが開発しているJUST.SFAをご紹介いたします。
【製品特徴】
JUST.SFAは「ヒト『に』合わせるSFA」を銘打っており、ダッシュボードなどのトップ画面を自由にカスタマイズできる点が特徴です。
【費用】
初期費用:不明
月額利用費:1ユーザー15,000円〜
【特徴】
・自社の活用に合わせて画面の設定を変更することが可能
・やや費用が高い
【活用事例】
従業員規模:100名〜500名
業種:製造業(食品)
概要:既存のツールでは、操作性が悪かったことからほとんどデータの確認をすることがなかった役員がJUST.SFA導入によって、定期的にチェックをするようになったそうです。
SFAを使った情報共有によって、課題であった経営判断のスピードアップも実現しつつあるそうです。
10. ナレッジスイート(Knowledge Suite)|利用ユーザーの多い企業におすすめ
ナレッジスイート株式会社の出しているクラウド型ビジネスアプリケーションツール、ナレッジスイート(Knowledge Suite)をご紹介します。
【製品特徴】
ナレッジスイート(Knowledge Suite)は統合型ビジネスアプリケーションとして、SFA機能だけでなく、グループウェア機能、CRM機能といったビジネスに役立つ機能がオールインワンで提供されています。
また、ナレッジスイート(Knowledge Suite)は一企業ごとの契約であり、利用ユーザー数が無制限ですので、メンバーが増えるほどコスパよく使うことができます。
【関連記事】ナレッジスイート(Knowledge Suite)の評判・口コミ|統合ビジネスアプリケーションの特徴とは?
【費用】
・グループウェア:月額6,000円(3GB)
・SFAスタンダード:月額50,000円(5GB)
・SFAプロフェッショナル:月額80,000円(50GB)
【特徴】
・利用ユーザー数無制限
・容量には制限があるため、超過した場合に追加料金が必要
【活用事例】
従業員規模:不明
業種:メーカー
概要:営業担当者が個別に商談の進捗状況を管理しており、各案件がブラックボックス化していましたが、ナレッジスイート(Knowledge Suite)を活用することで、商談の進捗状況を全社レベルで共有できました。
参考URL:https://ksj.co.jp/knowledgesuite/case/case-footmark.html
https://ksj.co.jp/knowledgesuite/
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SFAの基本機能
SFAには基本的な機能として、
- 案件管理
- 商談管理
- 営業プロセス管理
- 予実管理
があります。以下で各機能について紹介してますので参考にしてください。
尚、各機能の紹介はクラウド営業支援ツールMazrica Salesを例にして解説しています。
案件管理機能
案件管理機能では、「担当者」「取引先企業」「提案サービス(商品)」「受注見込額」「営業フェーズ」「受注確度」を確認することができます。
案件の基本情報を見える化することで、案件の進捗状況を確認する手間が省け、案件の中身に関する具体的な話から始めることが可能です。
そのため、営業組織全体のコミュニケーションの質が高まります。
口頭による個々の案件進捗状況の確認をする必要がなくなることで、営業会議などもスムーズに進めることができるでしょう。
効率化の観点からも、案件管理情報の入力は徹底させていかなくてはなりません。
案件管理については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:案件管理とは?営業の案件/商談管理におすすめツール10選を徹底比較
商談管理機能
商談管理機能では、「訪問目的」「過去の商談内容」「商談進捗状況」「次回アクション予定」など、商談の詳細情報を確認することができます。
商談内容の見える化のよって、売れている営業パーソンは、
- 商談先でどういった内容の話をしているのか?
- どういった資料を作成しているのか?
など、営業ナレッジを社内で共有することが可能に。ナレッジの共有により組織全体の営業パフォーマンスの向上に活用できます。
また、時系列で商談内容を確認することができるので、失注した案件の分析をする際にも活用できるでしょう。
失注原因が初回の提案内容によるものだったのか、それともリードタイムが長くなり過ぎてしまったことに原因があるのかといった振り返りができ、改善点や次の一手を導き出すことができます。
営業プロセス管理機能
営業プロセス管理機能では、営業パーソンの日々の行動を時系列で表示されることで進捗状況を簡単に把握できます。
チームメンバーの行動状況や抱えている案件がどういったフェーズまで進んでいるのかを確認する際に便利な機能です。
商談管理機能同様、上司や売れている営業パーソンが、どういった行動を取っているのか、メールや電話のタイミングを参考にすることができるため、組織全体の営業パフォーマンス向上に活用できます。
また、案件のバッティングやスケジュール漏れなどを防ぐことも可能です。
関連記事:営業プロセスの見える化—その効果や営業力強化のポイントとは?
予実管理機能
予実管理機能は、「案件」「期間」「営業パーソンごとの売上実績」「売上予測」を確認できる機能です。
グラフ表示もできるレポーティング機能を活用することで、簡単に把握できます。営業会議の資料も簡単に作成できるため非常に便利な機能です。
SFAの導入を検討する上で、Excelでの予実管理から脱却したいという理由を挙げる企業は多くいます。
売上予測を一瞬で確認することで、目標達成における現状の立ち位置を素早く把握し、常に先手を打つことができるようになります。
予実管理については、こちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
関連記事:予実管理とは?エクセルやツールを活用した分析・管理方法
SFAツールの選び方|比較ポイント5選
SFAツールを選ぶ際は、以下5点を意識してみてください。
- 費用対効果
- 他ツールとの連携
- 運用サポート
- モバイルへの対応
- 操作性
順番に解説します。
1. 費用対効果
SFAツール導入時は、やりたいことができるか、費用に見合っているかの2軸で考えることが重要です。機能としては、顧客管理・売上管理・案件管理などが挙げられるので、自社に必要な要素が入っているかを確認しましょう。
また、機能の質にも着目する必要があります。たとえば、自社の業務を効率化できるといっても、オーバースペックな場合、費用の出費が嵩むだけです。
予算を決めて、その中で選定することが大切と言えます。
2. 他ツールとの連携
SFAツール利用時には、他部署と連携する場面が出てくるはずです。たとえば経理と連携ができれば、請求書の発行をスムーズに進められます。
自社ですでに使っているものと連携しやすいツールを選んでおけば、作業がスムーズに進み、より効率的になるでしょう。
3. 運用サポート
運用サポートには、導入サポート・仕様変更サポート、保守サポートなどが挙げられます。SFAツール導入時には、どのサポートを受けられるか確認しておいてください。
とくに最初は慣れないことも多いので、サポートがないと思うように作業を進められない可能性があります。工数がかかりすぎて導入した意味がなくならないように注意が必要です。
また、サポートといっても無料でやってくれる場合と、チャットのみや有料の場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。
4. モバイルへの対応
営業の仕事は出先で作業することも多いので、モバイルへの対応も欠かせない確認ポイントです。iPhone、Android両方に対応しているか、タブレットでも操作できるかを調べておきましょう。
モバイルに対応していない場合、移動中やインターネット環境がない場所で仕事ができないので、おすすめできません。
5. 操作性
いくら高機能でも使いこなせなければ、意味がないです。営業担当者が使いこなせるSFAを選びましょう。
パソコンからだけでなく、モバイルからの操作性も確認しておくのがベストです。
ツールによっては数日間の無料トライアルを設けている場合もあるので、ぜひ活用を検討してみてください。
SFA・営業支援ツールの現状と課題
売上アップのために営業の管理を目的として導入されることが多かったツールですが、最近はナレッジの共有や営業分析のツールとして活用されることも増えてきました。
それに伴い、グループウェア(メールやカレンダー、クラウドストレージ)、MAや請求管理ツールなどとの連携機能を実装したSFAが増えています。
他のシステムと連携することで営業現場の入力の負荷を軽減し、部門を跨いだ分析を行うことも可能になります。
ただ、その一方でSFAを導入した企業の約半数は導入時の課題を解決できず、不満を抱えているという調査結果も出ています。
参照元:【SFA満足度調査】営業支援システムを導入した企業の約半数は 導入時の課題を解決できず、不満を抱えている
SFA自体はできることが多くなってきていますが、自社の課題にあったSFAを選ばないと課題を解決できずに使われなくなってしまう可能性が高いです。
ツールによっては、高額な初期費用や月額費用が掛かる場合があるため、コストに対するリターンを最大化するためにも、SFAの特質を理解することが重要です。
関連記事:SFAの費用相場とは?主要SFAツールの料金・価格を徹底比較!
下記の資料では40種類以上のSFAツールを徹底分析し、4つのタイプに分類しています。
1週間程度かかる製品概要を短時間でインプットいただけるようになっております。「SFA・営業支援ツールの導入を検討しているが、種類も多くどのサービスを利用してよいのかわからない」という方はぜひご覧ください
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SFAの運用定着のポイント
ここでは、導入したSFAを定着させるためのポイントについて押さえていきましょう。
SFAの運用定着には以下の4つのステップが必要です。
STEP01. 設計・設定
- 導⼊⽬的の再整理
- 管理項⽬の確定・設定
- 運⽤ルールの策定
まずは、そもそものSFAの導⼊⽬的を整理し、 管理すべき項⽬の整理や運⽤ルールを策定することが必要です。
STEP02. 定着
SFA⼊⼒を定着させ、データを活⽤したマネジメントを行いましょう。
例えば、SFAを活用した営業会議です。営業活動の進捗をSFA上のレポートを使って話し合いをします。
STEP03. 振り返り
SFAの定着状況を振り返るとともに、営業のボトルネックを特定しましょう。
データが蓄積されると各営業メンバーの傾向が見えます。クロージングが弱い営業には提案時にマネージャーが同席するなど、ピンポイントでサポートできるようになります。
STEP04. 改善
振り返りの結果、発⾒できた組織課題を解決するための施策を実⾏しましょう。
例えば、管理項⽬・⼊⼒情報の⾒直しです。営業プロセスを振り返った後にSFA上の各項目の見直しを行います。
または自社で定義した営業フェーズ全体の見直しです。客観的に判断できるフェーズを設定することで売上予測の精度も向上していくでしょう。
尚、SFA運用・定着については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:SFA運用定着の3原則|失敗しない運用の考え方
BtoB向けSFA・営業支援ツールにはMazrica Salesがおすすめ
以上がBtoB向けおすすめSFA(営業支援ツール)10選です!
今回はどんな営業方法でも自分たちに合ったツールを見つけられるように、できるだけ特徴が違うツールを10点選んでご紹介させていただきました。
- Mazrica Sales
- Sales Cloud
- e-セールスマネージャー
- Sales Force Assistant
- アクションコックピット
- UPWARD(アップワード)
- Zoho CRM
- kintone
- JUST.SFA
- ナレッジスイート(Knowledge Suite)
中でもおすすめは①Mazrica Sales です。
Mazrica Sales では誰でも使いやすい管理画面を用いることで、実際の営業現場への浸透を容易にできます。また、現場での営業活動を効率化させる機能に強みを持つSFA・営業支援ツールです。
Mazrica Salesの導入事例
導入の目的は、売上と営業活動の相関を可視化すること
「まずUIが優れており、直感的な操作で入力や検索ができる点が大きな魅力でした。
また要求に対するレスポンスタイムが非常に短く、スムーズな操作やページ遷移が叶うことも、決め手の一つです。
何百名という営業メンバーが毎日データの入力や日報の提出を行うことを考えると、旧ツールと1〜2秒の差とはいえ大きな変化だと感じました。」
カゴメ株式会社 製造業(食品・素材系) 田子様
下記よりMazrica Sales に関する資料を無料ダウンロードできます。「SFA・営業支援ツールを使って営業活動を効率化したい」という方はぜひご覧ください。
Mazrica Sales (旧 Senses)のサービス紹介資料を無料ダウンロードする
Mazrica Sales (旧 Senses) サービス紹介資料
【資料内容】
・Mazrica Sales (旧 Senses) について
・特徴と機能
・Mazrica Sales (旧 Senses) の導入効果
・他社SFAから乗り換えたユーザーの声
・導入費用について
・デモ動画
投稿者プロフィール
- Mazrica Business Lab.はクラウドアプリケーションMazricaの開発・提供を展開する株式会社マツリカが運営するオウンドメディアです。営業・マーケティングに関するノウハウを中心に、ビジネスに関するお役立ち情報を発信しています。
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