サイボウズ株式会社の提供しているkintone(キントーン)は、さまざまな業種や職種の業務に合わせたオリジナルアプリを簡単に作成できるサービスです。
日本を代表するリーディングカンパニーからスタートアップまで、多くの企業が導入して、業務効率の改善や売上向上に繋げています。
kintoneは使えるツールなのか、使えないのか?メリットやデメリット、口コミや評判を含めて徹底解剖!kintoneをSFAとして利用する際に向く企業・向かない企業について分析しているだけでなく、おすすめのSFAまでご紹介します!
これからkintoneを導入しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、kintoneを含めたSFAツールを3つに分類し、それぞれの特徴を資料内で詳しく解説しています。SFAツールの導入を考えている方は、以下の資料をあわせてご覧ください。
この記事の内容
kintone(キントーン)とは?
kintone(キントーン)とは、サイボウズ株式会社が提供している業務アプリケーション作成サービス(ツール)です。
プログラミングの知識が必要なく、難しい操作もせずに、自社の業務に合ったアプリを簡単に作成できます。
さまざまなITツールが流通していますが、自社に合ったツールをいくつも導入すると、多重入力が発生してしまったり、管理しきれなかったりして、結局使いこなせずに終わってしまうことも。
そのため、もしかしたら「kintoneは使えないのではないか?」という疑問を持つ方も、いらっしゃるかもしれません。
しかし、kintoneを使えば自社に合った業務アプリを一ヵ所のプラットフォームで管理することができるので、「業務の効率化」に繋がります。
また、部署間の連携がなかなかスムーズにいっていない企業も、kintone上のみでデータを管理することによって情報共有もスムーズです。
部署ごとに異なるツールを使っていたり、紙ベースで管理していたりする企業にとって、散在していたデータが一ヵ所にまとまって情報共有・管理ができることは非常にメリットになるのではないでしょうか。
kintone(キントーン)には2コースが用意されています。
【スタンダードコース】
- 月額1,500円/1ユーザー(年額17,640円/1ユーザー)
- 外部連携と拡張機能可能
- アプリ数は最大1,000個まで
【ライトコース】
- 月額780円/1ユーザー(年額9,170円/1ユーザー)
- 外部連携と拡張機能不可
- アプリ数は最大200個まで
▶︎▶︎システム担当者が必要ない使いやすさ重視のSFAとは?Senses(センシーズ )の詳細はこちら
kintone(キントーン)の主な4つの機能
kintone(キントーン)には、主に以下4つの機能があります。
- 業務アプリの作成・追加
- データの管理や集計
- コミュニケーションの場
- 拡張機能
各機能を順番に見ていきましょう。
1. 業務アプリの作成・追加
先述の通り、業務に必要なアプリケーションを簡単に作成できるのがkintoneの特徴。
具体的には、以下のようなアプリを作れます。
- 顧客リスト
- 案件管理
- クレーム管理
- タイムカード
- 交通費申請
- ワークフロー
- 議事録管理
- 見積書や請求書管理
- 契約書管理
- 日報 など
営業部門に必要なツールも揃っています。
2. データの管理や集計
社内に散在していたデータを一元管理することができます。
今までは複数のシステムやExcel・PowerPoint、紙資料などで管理していたデータも、kintone上で管理することができるようになります。
フリーワード検索では、蓄積されたデータだけでなく添付資料などからも検索されるため、必要なデータを検索することも簡単。
いつ・誰が・どのデータを更新したのかという変更履歴も残るので、間違って変更してしまったデータも元通りに戻せます。
また、蓄積されたデータは集計したり一覧で閲覧したりすることも可能。
円グラフや折れ線グラフなどでグラフ化し、業務に役立てることができます。
3. コミュニケーションの場
社内外のメンバーとコミュニケーションが可能。
プロジェクトメンバー全員で進捗を確認しながらコミュニケーションを取ったり、アプリ内のデータに紐づいたコミュニケーションを取ったりすることができます。
資料やグラフなどの共有も可能です。
4. 拡張機能
JavaScriptやCSSファイルを読み込みや、外部サービスとのAPI連携ができます。
対応している外部連携サービスは、なんと100種類以上!
現在利用しているツールを解約することなく、kintoneの内容を更に充実させられます。
拡張機能も、もちろんプログラミングの知識は必要なし。設定画面から簡単に拡張できます。
kintone(キントーン)の特徴
kintone(キントーン)には、大きく3つの特徴があります。
- 業務に必要なアプリを簡単に作成できる
- 円滑なコミュニケーションを実現できる
- セキュリティーレベルが高い
順番に確認しましょう。
1. 業務に必要なアプリを簡単に作成できる
自社に合った業務アプリを見つけるのはなかなか大変…
kintoneでは先述した通り、プログラミングも必要なく、自分で簡単にアプリケーションを作成できます。
現場のニーズを最大に反映させたアプリを作成できるので「活用できずに終わる」ということはなくなるでしょう。
気になるアプリの作り方は、主に3パターン。
- 部署や業種別に用意されている100以上のサンプルアプリの中から選ぶ→デザインや設定を変えることもできる
- 業務で使用しているExcelやCSVファイルを読み込むだけでアプリ化
- ドラッグ&ドロップで必要な項目を選んで作成していく
2. 円滑なコミュニケーションが実現
部署が異なるとなかなかコミュニケーションが取れなかったり、同じ部内でも外出が多い部署だとメンバー同士のコミュニケーションを取る機会が減ったりしてしまいます。
kintoneにはグループウェアのように社内メンバーでコミュニケーションを取れる機能が備わっています。
関連記事:グループウェア比較10選!機能・費用・特徴をわかりやすく紹介【無料あり】
- スレッド:議題ごとにメンバー同士で議論できる
- アプリのコメント欄:アプリに蓄積したデータにコメントをすることができる
- メンション:特に読んでほしい相手やグループに宛ててメンションメッセージを送る
- 個人メッセージ:特定の相手と1対1のメッセージのやり取り
もちろん、それぞれのコミュニケーションスペースに加入するメンバーを選んだり、公開範囲を指定することも可能です。
業務を円滑に進めるコミュニケーションを実現できます。
また、取引先や協業企業など、社外のゲストとのコミュニケーションを取れる、社外秘情報を守れるゲストスペースもあります。
普段はメールや電話でなかなか記録を残すことができなかった社外の方とのコミュニケーションも、kintone内で蓄積することで対応漏れや「言った言わない」問題の回避にも繋がります。
3. セキュリティーレベルが高い
クラウドサービスであるkintoneは、サイボウズ株式会社が提供しているcybozu.comを基盤としています。
不正アクセス・不正ログインへの対策もばっちりで、情報はデータセンターに蓄積されるためデータ消失対策や災害対策もしっかりしています。
独自サブドメインも取得できるので、ログインURLも自社で独自のものを作ることができます。
kintone(キントーン)の評判・口コミ【使えないと言われる実態とは?】
kintone(キントーン)に限った話ではありませんが、実際に使ったユーザーの中には、「使いやすい」「業務効率が上がった」などの良い評判や口コミもあれば、「使いこなせなかった」「逆に工数が増えた」などの良くない口コミや評判もあるでしょう。
以下に、kintone(キントーン)の評判や口コミを良い面、悪い面含めて紹介していきます。
kintone(キントーン)の良い評判・口コミ(メリット)5選
まずはkintone(キントーン)の良い評判・口コミ、導入のメリットを見ていきましょう。
1. オリジナルアプリを作成できる
コードを書くことなくアイディアを
形にすることができるノーコードのサービスたち✅アプリ開発
・Bubble
・Glide
・Adalo✅ウェブサイト構築
・Webflow
・STUDIO
・Wix✅ECサイト構築
・shopify
・BASE✅データベース系
・Airtable
・kintone✅iPaaS系
・Zapierその他Integromatなど多数
— ひぐち (@h1guchi) August 7, 2020
自社の用途やニーズに合ったアプリをオリジナルで作成できます。
今まで「こんなツールがほしい」と思っても、コストや定着までの手間などを考えると二の足を踏んでいた方もいるかもしれませんが、kintoneでは必要なアプリをどんどん追加していくことができるので便利です。
作り方も簡単で、日々の業務の中で改善点が見つかれば逐一修正していけるので、開発コストも抑えて自社オリジナルアプリができます。
2. 情報の共有・管理が楽になる
kintoneやOffice365などのビジネスITツールはホント便利!
『情報共有・時短』の面が優秀で、もう古い仕事体制には戻れない。だけど、年配者がついてこれてない模様…
普段偉そうに「業務効率を上げろ!」というくせに、自分が足を引っ張らないでくれ…容赦なく置いてけぼりにしていきますね!😊
— とき@engineer (@toki_engineer) February 16, 2021
属人化していたデータや、社内に散在していて探すことも難しかった情報を、kintone上で一元管理することが可能。
社内で情報を共有することで、眠っていたデータを活用して生産性を高めます。
3. 手軽に導入できる
ローコード開発ツールはシステム間の隙間を埋める為に必要になってくるし、何を選定するかで会社全体の生産性も大きく変わってくるので悩ましい。
G Suite Businessを導入しているならAppMakerが無償で使えるけど、やはりkintoneの手軽さには敵わないんだよなあ。(手軽すぎる問題もあるけど)— 吉田航 (@_w_yoshida) January 10, 2020
クラウドサービスのkintoneは、開発の必要もなく、登録したその日から利用することができます。
無料トライアルでは全サービスを30日間も無料で使えるので、実際に導入して運用することになってもスムーズ。
4. モバイルに対応している
kintoneのスマホ用アプリ!プッシュ通知機能で知らせてくれるので、めちゃくちゃわかりやすいし、次のアクションがとーってもとりやすい!すげー便利で、特にモバイルでのパワー炸裂でワークスタイルが劇的に変化していってる! 訪問終わる→プッシュ通知 血圧高い→プッシュ通知 すごいわ。
— 青竹のふし情報システム部 (@aotakenofushi) August 15, 2013
外出先でも使えるよう、モバイル対応もしています。
モバイルアプリを活用すれば、いつでも・どこでも作業することができます。
5. サポート体制が充実している
kintoneの電話サポートのフォローが厚い。
電話サポートはどんどん活用しよう。#kintonecafe— こはた|Python、GAS勉強中 (@kohaku935) November 13, 2021
プランに関わらず、電話・メールでのサポートを受けることができます。
オプションなどでサポートを追加するサービスが多い中、プランに標準搭載されているのは嬉しいポイント。
kintone(キントーン)の良くない評判・口コミ(デメリット)5選
kintoneはその手軽さもあって様々な業務に活用されている反面、実は一部の口コミなどでは「使えない、使いにくい」といった声も聞かれます。
そんなkintoneの「使えない、使いにくい」側面、デメリットはどのような部分にあるのでしょうか。以下から確認していきましょう。
1. アプリの整理が難しい
書類の整理ができない人はExcel使ってもKintone使っても整理ができないのよ。
— 💻佐藤嘉浩(Officeの魔法使い) (@yosatonet) February 17, 2023
アプリを追加していってどんどん増えていくと管理することが大変になってしまいます。
よく使うアプリを上位に配置したり、順番を変えたりすることはできません。
スペースごとにアプリをまとめることはできますが、アプリが増えすぎると整理しにくいという声がありました。
2. 対応していない計算式がある
#kintone 計算式でExcelみたいにIF関数があったらもうちょっと柔軟になるのに。惜しい。
— m6u (@michieru) July 11, 2019
kintoneにも計算ツールがあるのですが、対応していない関数も多くあります。
現在Excelなどで複数の計算式や関数が動いているものを使っている企業にとっては、導入メリットがないと感じるかもしれません。ただし、プラグインを活用すれば解決できる場合もあるようです。
3. ストレージの容量が少ない
うーむ。kintoneのストレージが足りない。もうちょっと容量増やしてほしいところ。とりあえず倍くらい(ちょっと?)
— gucci (@gx_chan) September 26, 2019
プランに関わらず、ディスク容量は1ユーザーあたり5GB。
営業活動で使うカタログや提案資料のデータなどを大量に保管すると、すぐに容量がいっぱいになってしまうこともありそうです。
4. 外部システムやアプリ間での連携の設定が難しい
併走しているクライアント様のECモールの管理画面がガラッと変わりkintoneとshopify連携の仕組みに。
今の所とても使い勝手が悪い。
社内向けのコミニュケーションや業務日報的な使い方は良くてもECの管理画面にはどうなんだろう…
今後のカスタマイズを見守る。— こだわりとお客様を繋ぐWeb戦略×支援@エフディークリエイト 沼田 (@kaerin0912) May 29, 2023
さまざまな外部サービスと連携することができるので、アプリと組み合わせて、より自社にとって有効な使い方をすることができます。しかし、データ連携の設定には専門性が必要で、システム担当者がいないと運用が行き詰まることもあるようです。
5. デザイン性はあまり高くない
つまり、僕としては、kintone は、デザインは悪いけれど商業的に成功した、ということではなくて、実際に良いデザインと見ているということです。
画面を見るシーンだけを捉えれば良くなく見えるけれど、その画面をユーザーが作るということも踏まえて全体像を見れば、バランスがいい。— 杉本啓 (@sugimoto_kei) October 6, 2021
標準搭載されているデザインでは、見た目にこだわる企業にとっては不満が出てしまうかもしれません。
ExcelやPowerPointのような柔軟なデザイン性はなく、項目ごとに色分けをしたり、枠を狭くしたりするなどは、おそらく社内にCSSやHTMLを扱える人がいなければ難しいでしょう。
▶︎▶︎システム担当者が必要ない使いやすさ重視のSFAとは?Senses(センシーズ )の詳細はこちら
kintone(キントーン)が向いている企業・向いていない企業の特徴
kintoneの特徴がわかったところで、実際自社に適しているのかわからない方もいるでしょう。
こちらでは、kintoneが向いている企業・向いていない企業の特徴を紹介するので、自社と照らし合わせながら導入を検討してみてください。
kintone(キントーン)が向いている企業の特徴
業務に必要なアプリを手軽に作成できるkintoneなので、自社に合った複数のアプリを一つのプラットフォームで管理したいという企業には向いています。
営業部・人事部・経理部など、社内のさまざまな部署のためのアプリを一元管理できるため、人員の少ない中小企業やスタートアップ企業などで、一人のスタッフが部署を横断して複数の業務を担当しているという企業にとってもメリットがあるでしょう。
また、開発コストもなく、ランニングコストも比較的リーズナブルなので、コストをかけずに手軽に始めたいという企業にもおすすめ。
しかし「営業管理をするためにSFAツールを導入したい」という企業の視点で見るとどうでしょうか。
顧客管理や案件管理、訪問管理のアプリがあるので、SFAの代わりとして使えないこともありません。
関連記事:kintoneはSFAとして便利?営業に使うメリット・デメリットとは
kintone(キントーン)が向いていない企業の特徴
主に営業管理をしたいという企業の場合は、営業支援に特化して、営業管理ツールとして必要な機能も搭載されているSFAを選択したほうが良いでしょう。
kintone(キントーン)をSFAツールとして使うためには、それぞれのアプリを作成して、アプリ同士を連携させる必要があります。
更に、重複入力を防ぐためには、一つのアプリに入力したデータをもう一つのアプリに反映させたほうが効率的ですが、そのためにはプラグインなどの設定が必要です。
また、kintoneのカレンダー機能はシンプルすぎて見にくく、更にスマホでは確認できません。
それを解決するには、Googleカレンダー連携プラグインを設定する必要があります。
つまり、kintoneで営業管理をしようとした場合、各アプリ間の連携やプラグインなどの複雑な設定が必須。
簡単にアプリを作ることはできても、それを運用していくためには結局のところ複雑な工程が必要となり、システム担当者がいなければ難しくなってしまいます。
SFAについて詳しくは知りたい方は以下の記事をご覧ください
関連記事:SFAとは?CRMとの違いは?|意味・役割・主な機能を徹底解説
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管理者向き、それとも現場向きのUI/UXか?運用定着までにかかる時間は早いのか?などの軸でSFAを比較することができます。
kintoneを導入する際の3つのポイント
kintoneを導入する際は、以下のポイントを理解しておきましょう。
- さまざまな視点から改良を繰り返す
- カスタマイズして使いやすい工夫をする
- システムへの理解を深める
順番に解説します。
1. さまざまな視点から改良を繰り返す
開発しやすいという視点だけでkintoneでアプリを開発すると、実際に利用する人にとっては不便に感じることも。
実際に使った人の意見を取り入れると、不満に感じることを改良できるのでさらなる満足度の向上が期待できます。
定期的にインタビューやアンケートを実施し、問題点を洗い出しましょう。
2. カスタマイズして使いやすい工夫をする
kintoneは、JavaScriptもしくは無料・有料のプラグインを利用することで、機能を拡張できます。
能を拡張するとより多くの業務を効率化でき、コア業務に集中できるようになるでしょう。
無料のプラグインで対応できることも多いですが、有料のほうがサポートが充実していますし、JavaScriptであれば自由にカスタマイズ可能です。
しかし、JavaScriptは知識がないと操作するのが難しいので、教育するもしくはアウトソーシングすることも検討しましょう。
3. システムへの理解を深める
kintoneは、データベースに関する深い知識がなくてもアプリを開発できます。しかし、専門的な知識が不足していると、計算処理に異常が起きたりデータの管理、連携ができなくなったりしたときに対応できません。
システム担当者を設置してデータベースの知見を蓄えておけば、問題が起きたときでもスムーズに対処できるようになるはずです。
システム担当者が必要ない使いやすさが特長のSFAとは
仕事をしている上で利用するツールは使いやすさ(UI/UX)が優れたものでなければ、普段の仕事で日常的に活用していくことには繋がりません。
つまり、営業現場で定着するSFAとは、ユーザーが使いやすいような操作性、見やすいフォントやデザインなど、UI/UXが高いSFAであることが重要です。
kintoneは、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でアプリを作れるので、業務アプリを作成するためのUI/UXには優れています。
しかし、作成した案件管理アプリやスケジュール管理アプリなどを「営業管理をするためのSFAツール」として使おうとすると、複雑なプラグインが必要であったり、そのままではアプリ間連携ができなかったりと、少し使いにくさを感じてしまう人もいるでしょう。
UI/UXを向上させるには、社内にCSSやHTMLなどを扱えるシステム担当者が必要となります。
また、SFA大手のセールスフォースは、カスタマイズ性が高いためツールを自社に合わせていくことが可能ですが、そのぶん難易度が高く、現場で使いにくく定着しないという声があります。
きちんと定着するSFAとして、最も重要な要素は「現場で使いやすいUI/UX」であるとも言えます。
当社・マツリカが提供しているSFA「Senses(センシーズ)」は、とことん営業現場で使いやすいUI/UXにこだわった営業支援ツールです。
基本操作はドラッグ&ドロップ、営業現場の入力負荷の軽減、シンプルだけど見やすいデザインで、ITリテラシーの低いメンバーでも使いやすいツールになっています。
社内にシステム担当者がいなければ、もともと優れたUI/UXで必要な機能が搭載されているSensesがおすすめです。Sensesであれば、専任のシステム担当者を必要とすることなく活用することができるでしょう。
▶️▶️Senses(センシーズ)の業界別・課題別の導入事例集が無料で読める!
Sensesの機能と活用例
営業支援ツール「Senses(センシーズ)」は、営業活動の管理に特化したクラウドサービスです。
主な機能は営業管理機能で、営業活動を見える化して営業プロセスを最適化します。
■案件管理
顧客との間で発生した案件(商談)ごとに、案件ボードで管理できます。
商材名・契約金額・契約予定日・完了アクション・次回アクション予定日・確度などの項目が書かれた案件カードを、ドラッグ&ドロップで簡単に操作することが可能。
滞っている案件はカードの色が変わったり(Sensesでは動けていない案件は青→黄色→赤と色が変わっていきます)アラートが出されたりして、マネージャーも管理しやすいです。
■アクション(行動)機能
メールや電話でのやり取り、訪問など、顧客へのアクションを管理します。
GmailやMicrosoft365(旧office365)連携で、顧客に送信したメール内容は自動取り込みが可能。
■おすすめアクション
蓄積されたアクション(行動)履歴をSensesに搭載されたAIが分析して、類似案件を見つけ出し、効果のあったアクションをおすすめしてくれます。
例えば、過去にメンバーが作成した提案書を活用したり、効果のあったメール本文を参考にメールを送ったりできます。
■取引先管理
取引先に関する情報を一元管理します。
2021年12月時点でSensesには50万社以上の企業情報が登録されており、取引先情報登録の際に企業名を入力するだけで、住所・電話番号・企業規模などの基本情報からプレスリリース、財務情報までを自動で取得できます。
訪問に必要な情報をすぐに取得できるため、効率的に商談準備が可能。
■分析レポート
グラフ化した売上予測レポート、ファネル分析レポート、売上実績レポート、アクション分析レポートを出力できます。
営業担当者別、チャネル別、商材別、取引先別などで分析できるため、自社の弱みと強みを把握して勝ちパターンを導き、営業力の強化に繋げます。
これらの機能を活用して、自社の営業活動を見える化し、デキる営業パーソンのナレッジを共有することによって、新人営業担当者や成果の出ていない営業担当者でも売れるようになる仕組みを構築することが可能です。
もちろん、高いUI/UXで営業現場の使いやすさを重視しているため、現場の負荷にもなりません。
営業管理を目的としている場合は、SensesのようなSFAを導入して、自社の営業に改革を起こしてみてくださいね。
終わりに
自社に合ったアプリを手軽に作成でき、部署を超えたコミュニケーションを実現してくれるkintone(キントーン)。
一つのツールでデータを一元管理することで、データの活用やスムーズな社内連携に繋がります。
案件管理や顧客管理などの営業部門で必要とされているアプリも揃っているので、「低コストで始めたい」「営業部以外のアプリも同じプラットフォームで管理したい」という企業にとっては、kintoneが良いですね。
しかし「もっと営業管理に特化したツールを使いたい」という方は、営業現場での使いやすさにこだわって、営業管理に必要な機能を充実させているSFAを導入することをおすすめします。
Sensesは営業管理に特化したツールで、営業現場・マネジメント両方にとって必要不可欠な機能と使いやすさを追求しています。
詳細な資料は下記のリンクをクリックし、無料でダウンロードすることが可能です。

Sensesサービス紹介資料
Sensesは「現場の定着」にもっともフォーカスした営業支援ツール(SFA)です。Sensesの特徴や機能の詳細についてまとめた概要資料と、実際の画面を確認できるデモ動画をお送りいたします。
資料をダウンロードするSensesの概要資料をダウンロードする
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