サイボウズ株式会社の提供しているkintone(キントーン)は、さまざまな業種や職種の業務に合わせたオリジナルアプリを簡単に作成できるサービスです。

日本を代表するリーディングカンパニーからスタートアップまで、多くの企業が導入して、業務効率の改善や売上向上に繋げています。

kintoneは使えるツールなのか、使えない(使いにくい)のか?メリットやデメリット、口コミや評判を含めて徹底解剖!

kintoneをSFA/CRMとして利用する際に向く企業・向かない企業について分析しているだけでなく、おすすめのSFA/CRMまでご紹介します!

これからkintoneを導入しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、kintoneを含めたSFA/CRMツールを4つに分類し、それぞれの特徴を資料内で詳しく解説しています。ツールの導入を考えている方は、以下の資料をあわせてご覧ください。

kintoneが使えないと言われる理由

なぜ「kintoneは使いにくい」「kintoneは使えない」などの声が出てくるのでしょうか?

kintoneが使えないと言われる理由としては、大きく3つの要因があるようです。

  1. ツールシステムの問題
  2. サポート体制の問題
  3. 社内の問題

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ツール・システムの問題

kintoneが使えないと言われてしまう理由の1つ目はツール・システムの問題です。

kintoneの利活用にはデータ管理や関数などの理解が必要不可欠です。専任の運用担当者がいなければ、遅かれ早かれ「活用できないツール」になってしまうリスクはあります。

アプリの連携やプラグインのつなぎ込みを行い、色んなことができるシステムではあるのですが、誰もが使いこなせるツールではない点は理解しておくといいでしょう。

kintoneのツール・システムの問題点として、具体的には、以下のような問題が挙げられます。

ユーザーインターフェースが複雑

kintoneのユーザーインターフェースは、多機能であるがゆえに複雑です。初めて使うユーザーにとっては、どこにどの機能があるのかを理解するのが難しく、直感的な操作がしにくいことがあります。

特に、業務フローやアプリケーションの作成・設定画面が複雑で、使いこなすまでに長い時間がかかってしまいます。

カスタマイズが難しい

kintoneは高度なカスタマイズが可能ですが、その反面、プログラミング知識や専門的なスキルが要求される場合があります。特に、プログラミング経験が浅い担当者にとっては負担となってしまうでしょう。

データの更新・検索に時間がかかる

kintoneでは、大量のデータを扱う場合に、データの更新や検索に時間がかかることがあります。

特に、数千件以上のレコードを含むデータベースを操作する際、パフォーマンスが低下し、処理時間が長くなることが報告されています。効率的なデータ管理が求められる業務環境ではストレスを感じる要因となってしまいます。

ユーザーあたりのストレージ容量が少ない

kintoneの基本プランでは、ユーザーあたりのストレージ容量が限られています。

大量のデータやファイルを扱う企業にとっては、すぐにストレージ容量の上限に達してしまうことが課題となります。追加のストレージ容量を購入する必要が生じるため、コストが想定よりも増加する可能性があるのです。

サポート体制の問題

kintoneのサポート体制があまり充実していないと感じる人は少なくないようです。
システムはプログラミング未経験者には難しい設計でありながら、気軽に利用できるマニュアルやチャットサポートがないため、使いにくいと言われる要因の1つになってしまっています。

社内の問題

kintoneが使えないと言われてしまう理由の2つ目は社内に問題があるケースです。

具体的には、以下の2つです。

  • 設計に現場の声が反映されておらず使いづらいシステムになってしまっている
  • 専任の運用担当人材の不足

低価格でのツール導入ができるkintoneですが、管理者視点での設計だけで現場が使いにくかったり、設計に専門知識と手間が必要な分、使いにくいという声もあるようです。

そもそもkintoneとは?

kintone(キントーン)とは、サイボウズ株式会社が提供している業務アプリケーション作成サービス(ツール)です。

プログラミングの知識が必要なく、難しい操作もせずに、自社の業務に合ったアプリを簡単に作成できます。

さまざまなITツールが流通していますが、自社に合ったツールをいくつも導入すると、多重入力が発生してしまったり、管理しきれなかったりして、結局使いこなせずに終わってしまうことも。

そのため、もしかしたら「kintoneは使えない(使いにくい)のではないか?」という疑問を持つ方も、いらっしゃるかもしれません。

しかし、kintoneを使えば自社に合った業務アプリを一ヵ所のプラットフォームで管理することができるので、「業務の効率化」に繋がります。

また、部署間の連携がなかなかスムーズにいっていない企業も、kintone上のみでデータを管理することによって情報共有もスムーズです。

部署ごとに異なるツールを使っていたり、紙ベースで管理していたりする企業にとって、散在していたデータが一ヵ所にまとまって情報共有・管理ができることは非常にメリットになるのではないでしょうか。

kintone(キントーン)には2コースが用意されています。

【スタンダードコース】

  • 月額1,500円/1ユーザー(年額17,640円/1ユーザー)
  • 外部連携と拡張機能可能
  • アプリ数は最大1,000個まで

【ライトコース】

  • 月額780円/1ユーザー(年額9,170円/1ユーザー)
  • 外部連携と拡張機能不可
  • アプリ数は最大200個まで

公式サイトはこちら:https://kintone.cybozu.co.jp/

kintoneの特徴

kintone(キントーン)には、大きく3つの特徴があります。

  • 業務に必要なアプリを簡単に作成できる
  • 円滑なコミュニケーションを実現できる
  • セキュリティーレベルが高い

順番に確認しましょう。

1. 業務に必要なアプリを簡単に作成できる

自社に合った業務アプリを見つけるのはなかなか大変…

kintoneでは先述した通り、プログラミングも必要なく、自分で簡単にアプリケーションを作成できます。

現場のニーズを最大に反映させたアプリを作成できるので「活用できずに終わる」ことはなくなるでしょう。

気になるアプリの作り方は、主に3パターン。

  • 部署や業種別に用意されている100以上のサンプルアプリの中から選ぶ→デザインや設定を変えられる
  • 業務で使用しているExcelやCSVファイルを読み込むだけでアプリ化
  • ドラッグ&ドロップで必要な項目を選んで作成していく

2. 円滑なコミュニケーションが実現

部署が異なるとなかなかコミュニケーションが取れなかったり、同じ部内でも外出が多い部署だとメンバー同士のコミュニケーションを取る機会が減ったりしてしまいます。

kintoneにはグループウェアのように社内メンバーでコミュニケーションを取れる機能が備わっています。

関連記事:グループウェア比較10選!機能・費用・特徴をわかりやすく紹介【無料あり】

  • スレッド:議題ごとにメンバー同士で議論できる
  • アプリのコメント欄:アプリに蓄積したデータにコメントができる
  • メンション:特に読んでほしい相手やグループに宛ててメンションメッセージを送る
  • 個人メッセージ:特定の相手と1対1のメッセージのやり取り

もちろん、それぞれのコミュニケーションスペースに加入するメンバーを選んだり、公開範囲を指定することも可能です。

業務を円滑に進めるコミュニケーションを実現できます。

また、取引先や協業企業など、社外のゲストとのコミュニケーションを取れる、社外秘情報を守れるゲストスペースもあります。

普段はメールや電話でなかなか記録を残せなかった社外の方とのコミュニケーションも、kintone内で蓄積することで対応漏れや「言った言わない」問題の回避にも繋がります。

3. セキュリティーレベルが高い

クラウドサービスであるkintoneは、サイボウズ株式会社が提供しているcybozu.comを基盤としています。

不正アクセス・不正ログインへの対策もばっちりで、情報はデータセンターに蓄積されるためデータ消失対策や災害対策もしっかりしています。

独自サブドメインも取得できるので、ログインURLも自社で独自のものを作ることができます。

kintoneの主な4つの機能

kintone(キントーン)の主な4つの機能

kintone(キントーン)には、主に以下4つの機能があります。

  • 業務アプリの作成・追加
  • データの管理や集計
  • コミュニケーションの場
  • 拡張機能

各機能を順番に見ていきましょう。

1. 業務アプリの作成・追加

先述の通り、業務に必要なアプリケーションを簡単に作成できるのがkintoneの特徴。

具体的には、以下のようなアプリを作れます。

  • 顧客リスト
  • 案件管理
  • クレーム管理
  • タイムカード
  • 交通費申請
  • ワークフロー
  • 議事録管理
  • 見積書や請求書管理
  • 契約書管理
  • 日報 など

営業部門に必要なツールも揃っています。

2. データの管理や集計

社内に散在していたデータを一元管理することができます。

今までは複数のシステムやExcel・PowerPoint、紙資料などで管理していたデータも、kintone上で管理することができるようになります。

フリーワード検索では、蓄積されたデータだけでなく添付資料などからも検索されるため、必要なデータを検索することも簡単。

いつ・誰が・どのデータを更新したのかの変更履歴も残るので、間違って変更してしまったデータも元通りに戻せます。

また、蓄積されたデータは集計したり一覧で閲覧したりすることも可能。

円グラフや折れ線グラフなどでグラフ化し、業務に役立てることができます。

3. コミュニケーションの場

社内外のメンバーとコミュニケーションが可能。

プロジェクトメンバー全員で進捗を確認しながらコミュニケーションを取ったり、アプリ内のデータに紐づいたコミュニケーションを取ったりすることができます。

資料やグラフなどの共有も可能です。

4. 拡張機能

JavaScriptやCSSファイルを読み込みや、外部サービスとのAPI連携ができます。

対応している外部連携サービスは、なんと100種類以上!

現在利用しているツールを解約することなく、kintoneの内容を更に充実させられます。

拡張機能も、もちろんプログラミングの知識は必要なし。設定画面から簡単に拡張できます。

kintoneの良い評判・口コミ

kintoneの評判|キントーン導入の向き不向きと判断材料とは?|Mazrica Sales   Lab. |2

kintone(キントーン)に限った話ではありませんが、実際に使ったユーザーの中には、「使いやすい」「業務効率が上がった」などの良い評判や口コミもあれば、「使いこなせなかった」「使いにくい」「逆に工数が増えた」などの良くない口コミや評判もあります。

以下に、kintone(キントーン)の評判や口コミを良い面、悪い面含めて紹介していきます。

まずはkintone(キントーン)の良い評判・口コミ、導入のメリットを見ていきましょう。

1. オリジナルアプリを作成できる

自社の用途やニーズに合ったアプリをオリジナルで作成できます。

今まで「こんなツールがほしい」と思っても、コストや定着までの手間などを考えると二の足を踏んでいた方もいるかもしれませんが、kintoneでは必要なアプリをどんどん追加できるため便利です。

作り方も簡単で、日々の業務の中で改善点が見つかれば逐一修正していけるので、開発コストも抑えて自社オリジナルアプリができます。

2. 情報の共有・管理が楽になる

属人化していたデータや、社内に散在していて探しづらかった情報を、kintone上で一元管理することが可能。

社内で情報を共有することで、眠っていたデータを活用して生産性を高めます。

3. 手軽に導入できる

クラウドサービスのkintoneは、開発の必要もなく、登録したその日から利用することができます。

無料トライアルでは全サービスを30日間も無料で使えるので、機能を試してからスムーズに導入が進められます。。

4. モバイルに対応している

外出先でも使えるよう、モバイル対応もしています。

モバイルアプリを活用すれば、いつでも・どこでも作業が可能です。

関連記事:スマホ活用で変わるSFAによる営業生産性|モバイル対応SFA10選

5. サポート体制が充実している

プランに関わらず、電話・メールでのサポートを受けることができます。

オプションなどでサポートを追加するサービスが多い中、プランに標準搭載されているのは嬉しいポイント。

kintoneの良くない評判・口コミ

kintoneは手軽さもあって様々な業務に活用されている反面、実は一部の口コミでは「使えない、使いにくい」などの声も聞かれます。

そんなkintoneの「使えない、使いにくい」側面、デメリットはどのような部分にあるのでしょうか。以下から確認していきましょう。

1. アプリの整理が難しい

kintoneにアプリを追加しすぎると管理が大変になってしまいます。

よく使うアプリを上位に配置したり、順番を変えたりすることはできません。

スペースごとにアプリをまとめることはできますが、アプリが増えすぎると整理しにくいという声がありました。

2. 対応していない計算式がある

kintoneにも計算ツールがあり、アップデートごとに使える関数も増えていますが、対応していない関数も多くあります。

現在Excelなどで複数の計算式や関数が動いているものを使っている企業にとっては、導入メリットがないと感じるかもしれません。

ただし、プラグインを活用すれば解決できる場合もあります。

3. ストレージの容量が少ない

プランに関わらず、ディスク容量は1ユーザーあたり5GB。

営業活動で使うカタログや提案資料のデータなどを大量に保管すると、すぐに容量がいっぱいになってしまうこともあります。

4. 外部システムやアプリ間での連携の設定が難しい

さまざまな外部サービスと連携ができるので、アプリと組み合わせて、より自社にとって有効な使い方ができます。

しかし、データ連携の設定には専門性が必要で、システム担当者がいないと運用が行き詰まることもあるようです。

5. デザイン性はあまり高くない

標準搭載されているデザインでは、見た目にこだわる企業にとっては不満が出てしまうかもしれません。

ExcelやPowerPointのような柔軟なデザイン性はなく、項目ごとに色分けをしたり、枠を狭くしたりするなどは、おそらく社内にCSSやHTMLを扱える人がいなければ難しいでしょう。

▶︎▶︎システム担当者が必要ない使いやすさ重視のSFA/CRM「Mazrica Sales」とは?

kintoneが向いている企業・向いていない企業の特徴

kintoneの特徴がわかったところで、実際自社に適しているのかわからない方もいるでしょう。

こちらでは、kintoneが向いている企業・向いていない企業の特徴を紹介するので、自社と照らし合わせながら導入を検討してみてください。

kintone導入が向いている企業の特徴

業務に必要なアプリを手軽に作成できるkintoneなので、自社に合った複数のアプリを一つのプラットフォームで管理したい企業には向いています。

営業部・人事部・経理部など、社内のさまざまな部署のためのアプリを一元管理できるため、人員の少ない中小企業やスタートアップ企業などで、一人のスタッフが部署を横断して複数の業務を担当している企業にとってもメリットがあるでしょう。

また、開発コストもなく、ランニングコストも比較的リーズナブルなので、コストをかけずに手軽に始めたい企業にもおすすめ。

しかし「営業管理、顧客管理をするためにSFA/CRMツールを導入したい」企業の視点で見るとどうでしょうか。

顧客管理や案件管理、訪問管理のアプリがあるので、SFA/CRMの代わりとして使えないこともありません。

関連記事:kintoneはSFAとして便利?営業に使うメリット・デメリットとは

kintone導入が向いていない企業の特徴

営業管理や顧客管理を目的にkintoneの導入を検討される方もいらっしゃいますが、特に営業管理にkintoneは向いているのか?というと、そういうわけではありません。

主に営業管理をしたい企業の場合は、営業支援に特化して、営業管理ツールとして必要な機能も搭載されているSFAを選択したほうが良いでしょう。

kintone(キントーン)をSFAツールとして使うためには、それぞれのアプリを作成して、アプリ同士を連携させる必要があります

更に、重複入力を防ぐためには、一つのアプリに入力したデータをもう一つのアプリに反映させたほうが効率的ですが、そのためにはプラグインなどの設定が必要です。

また、kintoneのカレンダー機能はシンプルすぎて見にくく、更にスマホでは確認できません。

kintoneのカレンダーを見やすくするには、Googleカレンダー連携プラグインを設定する必要があります。

つまり、kintoneで営業管理をしようとした場合、各アプリ間の連携やプラグインなどの複雑な設定が必須

簡単にアプリを作ることはできても、運用するためには結局のところ複雑な工程が必要となり、システム担当者がいなければ難しくなってしまいます。

▶▶Google Workplace含めオフィスツールとの連携が容易な営業管理ツールとは?

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kintoneの活用を進める4つのポイント

kintoneを導入する際は、以下のポイントを理解しておきましょう。

  • システム担当者を決める
  • さまざまな視点から改良を繰り返す
  • カスタマイズして使いやすい工夫をする
  • 現場社員への研修を徹底する

順番に解説します。

1. システム担当者を決める

システムを社内に浸透させるには、リーダーとなる担当者を決め、導入・定着までの正しいプロセスを踏めるようにしましょう。

また、kintoneはカスタマイズ性が高いのが特徴ですが、カスタマイズの内容によってはプログラミングなどの知識とスキルが必要となるため、あらかじめシステム担当者を決めておくと良いでしょう。

2. さまざまな視点から改良を繰り返す

開発しやすさだけでkintoneでアプリを開発すると、実際に利用する人にとっては不便に感じることも。

実際に使った人の意見を取り入れると、不満に感じることを改良できるのでさらなる満足度の向上が期待できます。

定期的にインタビューやアンケートを実施し、問題点を洗い出しましょう。

3. カスタマイズして使いやすい工夫をする

kintoneは、JavaScriptもしくは無料・有料のプラグインを利用することで、機能を拡張できます。

機能を拡張するとより多くの業務を効率化でき、コア業務に集中できるようになるでしょう。

無料のプラグインで対応できることも多いですが、有料のほうがサポートが充実していますし、JavaScriptであれば自由にカスタマイズ可能です。

しかし、JavaScriptは知識がないと操作するのが難しいので、教育するもしくはアウトソーシングすることも検討しましょう。

関連記事:カスタマイズ可能なおすすめSFAツール8選|自社にあわせたカスタムで社内定着率UP

4. 現場社員への研修を徹底する

kintoneは、データベースに関する深い知識がなくてもアプリを開発できます。しかし、専門的な知識が不足していると、計算処理に異常が起きたりデータの管理、連携ができなくなったりしたときに対応できません。

実際にツールを使うのは現場の社員ですので、システムを使いこなせるように研修を徹底して行う必要があります。マニュアルの作成やヘルプデスクの設置などで対応しましょう。

システム担当者を設置してデータベースの知見を蓄えておけば、問題が起きたときでもスムーズに対処できるようになるはずです。

SFA/CRM導入に失敗しないためのポイント

kintoneの導入に関するポイントを押さえた後は、営業管理や顧客管理に特化したSFA/CRMの導入で失敗しないためのポイントを押さえておきましょう。

導入目的と課題が明確になっている

SFA/CRMを導入する際には、「誰が、どのようにツールを使って、どんな成果を挙げたいのか?(課題を解決したいのか?)」の点を明確にしましょう。

明確にした目的や課題がSFAの導入で実現できると納得できてから導入を進めていきましょう。

価格と機能のバランスがいい

SFA/CRMの機能は多いに越したことはない・・・そう思う方も多いのではないでしょうか?

もし、初めてSFAを導入するのなら、自社の課題を解決できるシンプルな機能があれば十分です。

SFA/CRMの費用を考える際は、

  • 初期費用
  • 月額費用
  • カスタマイズ費用

そして、目には見えない「運用コスト(運用がしやすいかどうか)」と併せて考えていきましょう。

関連記事:SFAの費用相場は?主要SFAの価格・導入費用を徹底比較!

使い勝手がいい

デザインが良い、世間の評価が高いという基準はもちろん重要ですが、実際に入力を行う現場の営業が操作しやすいツールを選びましょう。

SFAで出来ることは沢山あっても、使いにくければツールの効果を最大限発揮することは難しいでしょう。

以上3点が、最低限、SFAの導入で失敗しないためのポイントです。

▶️▶️【失敗しない】SFAの導入ステップまるわかりシートの詳細はこちら

システム担当がいなくても導入・運用に失敗しないSFA/CRMとは

仕事をしている上で、利用するツールは使いやすさ(UI/UX)が優れたものでなければ、普段の仕事で日常的に活用できません。

つまり、営業現場で定着するSFA/CRMとは、ユーザーが使いやすいような操作性、見やすいフォントやデザインなど、UI/UXが高いSFA/CRMであることが重要です。

kintoneは、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でアプリを作れるので、業務アプリを作成するためのUI/UXには優れています。

しかし、作成した案件管理アプリやスケジュール管理アプリなどを「営業管理をするためのSFA/CRMツール」として使おうとすると、複雑なプラグインが必要であったり、そのままではアプリ間連携ができなかったりと、少し使いにくさを感じてしまう人もいるでしょう。

UI/UXを向上させるには、社内にCSSやHTMLなどを扱えるエンジニアやシステム担当者が必要となります。

また、SFA/CRM大手のセールスフォースは、カスタマイズ性が高いためツールを自社に合わせていくことが可能ですが、その分設定や運用の難易度が高く、現場で使いにくく定着しないという声もあります。

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導入・運用に失敗せず、きちんと定着するSFA/CRMとして、最も重要な要素は「現場で使いやすいUI/UX」であるとも言えます。

当社・マツリカが提供しているSFA/CRM「Mazrica Salesは、システム担当者が不要で、営業現場で使いやすいUI/UXにこだわったSFA/CRMです。

基本操作はドラッグ&ドロップ、営業現場の入力負荷の軽減、シンプルだけど見やすいデザインで、ITに不慣れなメンバーでも使いやすいツールになっています。

もし社内にシステム担当者がいなければ、はじめから優れたUI/UXかつ必要な機能が標準搭載されているMazrica Sales がおすすめです。

Mazrica Sales であれば、専任のシステム担当者を必要とすることなく活用できるでしょう。

▶️▶️Mazrica Sales の業界別・課題別の導入事例集を無料をダウンロード

Mazrica Sales の機能と活用例

SFA/CRMツール「Mazrica Sales」は、営業活動の管理に特化したクラウドサービスです。

主な機能は営業管理機能で、営業活動を見える化して営業プロセスを最適化します。

■直感的な操作ができる案件管理機能

顧客との間で発生した案件(商談)ごとに、ボード形式で管理できます。

商材名・契約金額・契約予定日・完了アクション・次回アクション予定日・確度などの項目が書かれた案件カードを、ドラッグ&ドロップで簡単に操作することが可能。

滞っている案件はカードの色が変わったり(Mazrica Sales では動いていない案件は青→黄色→赤と色が変わっていきます)アラートが出せるため、営業メンバーだけでなくマネージャーも管理しやすいです。

■アクション(行動)機能

メールや電話でのやり取り、訪問など、顧客へのアクションを管理します。

GmailやMicrosoft365(旧office365)連携で、顧客に送信したメール内容は自動取り込みが可能。

蓄積されたアクション(行動)履歴をMazrica Sales に搭載されたAIが分析して、類似案件を見つけ出し、効果のあったアクションをおすすめしてくれます。

例えば、過去にメンバーが作成した提案書を活用したり、効果のあったメール本文を参考にメールを送ったりできます。

■取引先管理

取引先に関する情報を一元管理します。

2024年2月時点でMazrica Sales には70万社以上の企業情報が登録されており、取引先情報登録の際に企業名を入力するだけで、住所・電話番号・企業規模などの基本情報からプレスリリース、財務情報までを自動で取得できます。

訪問に必要な情報をすぐに取得できるため、効率的に商談準備が可能。

■分析レポート

分析レポート

グラフ化した売上予測レポート、ファネル分析レポート、売上実績レポート、アクション分析レポートを出力できます。

もちろん、0からレポートを作成する必要もありません。

Mazrica Salesではこれらのレポートが標準搭載されているため、各種データをもとに自動的にレポートが表示されます。

営業担当者別、チャネル別、商材別、取引先別などで分析できるため、自社の弱みと強みを把握して勝ちパターンを導き、営業力の強化に繋げることが可能です。

これらの機能を活用して、自社の営業活動を見える化し、デキる営業パーソンのナレッジを共有することによって、新人営業担当者や成果の出ていない営業担当者でも売れるようになる仕組みを構築できるでしょう。

もちろん、高いUI/UXで営業現場の使いやすさを重視しているため、現場の負荷にもなりません。

▶️▶️Mazrica Salesの機能や特徴について30分で学べる定期開催WEBセミナーの詳細はこちら

営業管理に特化・現場に定着しやすいSFA/CRMならMazrica Sales

自社に合ったアプリを手軽に作成でき、部署を超えたコミュニケーションを実現してくれるkintone(キントーン)。

一つのツールでデータを一元管理することで、データの活用やスムーズな社内連携に繋がります。

案件管理や顧客管理などの営業部門で必要とされているアプリも揃っているので、「低コストで始めたい」「営業部以外のアプリも同じプラットフォームで管理したい」企業にとっては、kintoneが良いですね。

しかし「もっと営業管理に特化したツールを使いたい」方は、営業現場での使いやすさにこだわって、営業管理に必要な機能を充実させているSFA/CRMの導入をおすすめします。

Mazrica Sales は営業管理に特化したツールで、営業現場・マネジメント両方にとって必要不可欠な機能と使いやすさを追求しています。

詳細な資料は下記のリンクをクリックし、無料でダウンロード可能です。

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