現在、多くの企業が業務の効率化や情報共有の円滑化を目指し、グループウェアを活用しています。
たとえば、チーム内でのスケジュール管理、プロジェクトの進捗共有、さらにはドキュメントの一元管理など、多岐にわたる用途で利用されています。
承認プロセスが迅速化し、メールに頼らないスムーズなコミュニケーションが可能になります。
特に注目すべきは、クラウド型グループウェアの台頭です。
従来の専用ソフトとは異なり、クラウド型はインターネット環境があればどこからでもアクセスでき、マルチデバイス対応のため外出先でもオフィスでも柔軟に活用できます。
リモートワークや出張が増える現代の働き方に理想的なソリューションとして支持を集めています。
本記事では、クラウド型グループウェアツール15選を、機能・費用・特徴の観点から比較します。
組織の課題解決に役立つツール選びの一助として、ぜひ参考にしてください。
※グループウェアと営業支援ツール(SFA/CRM)を連携して更なる営業効率化を目指したい方はこちらをご覧ください。
▶︎▶︎グループウェアと営業支援ツール(SFA/CRM)の連携で営業効率化を上げる方法
この記事の内容
グループウェアとは?
グループウェアとは、社内の情報共有やコミュニケーションを効率化するために、複数のツールが一体となったソフトウェアです。
一般的に、メールやチャット、スケジュール管理、タスク管理、ファイル共有機能などが組み込まれており、一つのプラットフォームでさまざまな業務を行えます。
多くの企業ではメールを情報共有の手段として活用していますが、メールはリアルタイムのやり取りに向いていないことがあります。
チャットツールを使えばリアルタイム性は確保できますが、別途アプリを立ち上げる手間や、ツール間で情報が分散するリスクがあります。
グループウェアを導入することで、これらの課題を解消できます。
一つのシステム上でメールやチャット、タスク管理をシームレスに利用できるため、情報が一元化され、業務効率が大幅に向上します。
特に、リモートワークやチーム間での迅速な意思決定が求められる現代の働き方において、グループウェアは欠かせない存在となっています。
チャットツールについては以下の記事でご紹介しています。
関連記事:ビジネスチャットツールおすすめ11選!失敗しない選び方を解説
グループウェア導入のメリット
グループウェアを導入する最大のメリットは、組織全体での情報共有が活性化し、業務の効率が大幅に向上する点です。
従来のメールやチャットは個人同士のコミュニケーションには適していますが、情報の共有範囲が限定的で、チーム全体の連携には不十分な場合があります。
グループウェアでは、ファイルの共有、会議室の予約、スケジュールの一元管理といったビジネスに必要な機能が統合されています。
グループウェアを使用することで、各部署やチームが必要な情報を簡単に共有し、迅速な意思決定を行えるようになります。
会議室の予約機能を活用すれば、二重予約のリスクを防ぎつつ、効率的なスケジュール調整が可能です。
もう一つの重要なメリットは、導入企業のニーズに応じてカスタマイズが可能であることです。
タスク管理や日報作成などの機能を組み合わせることで、作業の進捗を可視化し、業務全体を客観的に管理できます。
作業が一部の人に偏ったり、進捗が見えにくいといったリスクを軽減することができます。
さらに、グループウェアは外部ツールとの連携にも優れています。
たとえば、営業支援ツール「Mazrica Sales」との連携により、営業案件の詳細な管理や分析が可能となり、案件に紐づけた情報共有がスムーズに行えます。
外部ツールとの連携により、グループウェア単体では担いきれない業務領域も補完できるようになるため、全体的な業務効率をさらに向上させることができます。
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グループウェアが必要な理由
企業がグループウェアを導入すべき理由は、単に基本機能や利便性にとどまりません。
現代のビジネス環境が抱える根本的な課題に対応し、競争力を維持・向上させるために、グループウェアが果たす役割は極めて重要です。
ここでは、様々な背景に焦点を当ててグループウェアが必要な理由をご説明します。
1. 組織の情報資産を最大限に活用するため
企業活動では日々、大量の情報が生まれます。
しかし、情報が各部門や個人で閉じられている場合、組織全体として有効活用できないことが少なくありません。
グループウェアは、情報の一元化とアクセス性を高めることで、組織の知識や経験を共有資産に変えることができます。
これにより、異なる部門間の壁を越えた協力体制が築かれ、新たな価値創出が可能になります。
2. 働き方の変化に適応するため
リモートワークやフレックスタイム制が普及する中、社員がどこにいても同じように働ける環境を整えることが求められています。
従来の対面重視の働き方では、地理的な制約が原因でコミュニケーションや情報共有が停滞することがありました。
グループウェアを導入することで、場所や時間にとらわれず、あらゆるデバイスからアクセスできるようになるため、現代の多様な働き方に対応した柔軟な業務運営を実現することができます。
3. 迅速な意思決定を支える環境を作るため
市場の変化が激しい現代では、迅速な意思決定が競争優位の鍵となります。
しかし、必要な情報が散在していたり、担当者間の連携が取れていないと、判断に遅れが生じる可能性があります。
グループウェアを活用することで、必要な情報を瞬時に共有し、関係者全員がリアルタイムで議論や意見交換を行える環境を整えられます。
グループウェアの活用で的確で素早い意思決定が可能となります。
4. 業務の属人化を防ぐため
個人のスキルや経験に頼った業務運営は、担当者の異動や退職によりリスクが生じる可能性があります。
グループウェアを導入することで、タスクやプロジェクトの進捗状況を全体で把握し、業務プロセスを標準化することが可能です。
グループウェアの活用で属人化を防ぎ、誰でも引き継ぎが可能な体制を構築できます。
5. 組織全体の透明性を向上させるため
情報が部門間で分断されると、全体像の把握が困難になり、意思疎通に支障をきたす場合があります。
グループウェアは、業務プロセスや進捗を可視化することで、各部門やチームの状況を把握しやすくします。
グループウェアの活用で、部門間の協力体制が強化され、組織全体の一体感が高まります。
6. 変化への柔軟な対応力を備えるため
ビジネス環境や顧客のニーズは常に変化しています。
グループウェアは、機能のカスタマイズや外部ツールとの連携を通じて、組織が求める新しい業務プロセスに柔軟に適応できます。
グループウェアの活用で、変化への対応力を強化し、市場での優位性を保つことが可能です。
グループウェアツールの基本機能
次に、グループウェアに搭載されている基本的な機能について見ていきましょう。
多くのグループウェアには、以下の5つの機能が備わっています。
1. コミュニケーション機能
チャット、掲示板、社内SNSなど、コミュニケーションを円滑にするためのツールが含まれています。
たとえば、プロジェクトに紐づいたやり取りを記録として残すことで、情報の見落としを防ぎ、ナレッジの蓄積にも役立ちます。
また、リアルタイムでの意見交換が可能なため、意思決定のスピードが向上します。
関連記事:ビジネスチャットツールおすすめ比較12選!失敗しない選び方を解説
2. 設備予約機能
会議室やプロジェクターなど、組織の共有リソースを一元管理できます。
予約状況をリアルタイムで確認できるため、二重予約の防止や効率的な利用が可能です。
たとえば、オフィス内で頻繁に使われる会議室の空き状況を即座に把握することで、スムーズなスケジュール調整ができます。
3. スケジュール管理
個人のスケジュール管理だけでなく、チーム全体や他の社員の予定も簡単に確認できます。
スケジュール管理機能を使うことで、効率的にミーティングのスケジュールを調整したり、全体の業務進捗を把握したりすることが可能です。
リモートワーク環境でも、全員が同じカレンダーを共有できることで、予定調整の手間を削減できます。
関連記事:営業のスケジュール管理・カレンダーツール/アプリおすすめ11選!
4. 掲示板機能
社内のお知らせや情報共有を効率的に行えるツールです。
特定の部署やグループを対象に閲覧権限を設定できるため、必要な情報を適切な範囲で共有できます。
全社員に一斉メールを送る必要がなくなり、情報伝達が効率化されます。
5. ファイル共有機能
PDF、画像、パワーポイントなど、さまざまな形式のファイルを安全に共有できます。
グループウェア内で一元管理することで、どこに何のファイルがあるかを探す手間が省けます。
また、セキュリティ対策が施されているため、重要な情報も安心して扱えます。
グループウェアの基本機能を活用することで、情報の共有や業務の効率化が図られ、組織全体の生産性向上につながります。
各機能の詳細については、関連するツールや具体的な使用方法の記事もご参照ください。
関連記事:【2025年版】クラウドファイル共有ツール・ストレージ13選!営業活動におすすめのツールとは?
おすすめグループウェア比較15選(アプリ版・有料・無料あり)
ここからは、おすすめのグループウェアツールを比較していきます。
比較するグループウェアは、
- Google Workspace(旧G Suite)
- Microsoft 365(旧Office 365)
- Coo kai for Microsoft 365
- Garoon
- HCL Notes/Domino(旧IBM Notes)
- desknet’s NEO
- J-MOTTOグループウェア
- kintone
- WaWaOffice
- HotBiz8
- Star Office
- GRIDY
- クロジカ(旧Aipo)
- R-Group
- enclo
の計15個のグループウェアツールです。それぞれ見ていきましょう。
有料ツール、無料ツールの順で紹介していきます。
有料で使える機能豊富なグループウェアシステム/サービス比較11選
まずは、有料で使えるグループウェアツールをご紹介していきます。
有料版といっても、無料トライアルや無料サポートが充実していて導入しやすいツールを厳選しました。
①Google Workspace(旧G Suite)|仕事に必要なすべてのGoogleアプリが 1 か所に
【製品概要】
Googleが提供しているグループウェアは「Google Workspace(旧G Suite)」です。
個人的にGmailやGoogle カレンダーなどを使っている人も多いと思うので、導入してもそれほど手間なく扱えるようになることがメリットとして挙げられます。
Google ドライブでファイルを共有したり、ドキュメントやスプレッドシートでクラウド上に資料を作成でき、更に閲覧権限・編集権限も設定することができます。
Googleが提供している業界トップクラスのセキュリティーと、24時間365日対応のサポートにより、導入後も安心です。
【費用】
月額
- Basic:680円/1ユーザー
- Business Standard:1,360円/1ユーザー
- Business Plus:2,040円/1ユーザー
- Enterprise:お問い合わせ
【特徴】
- Google カレンダーによるスケジュール共有と管理ができる
- ハングアウトでチャット機能だけではなく、音声会議や動画会議を実施可能
- Word、Excel、PDF、画像などのさまざまなファイルをクラウド上で共有し、閲覧権限を設定できる
- クラウド上で資料作成ができ、同時に複数人で編集作業が可能→自動保存により、ファイル破損の心配なし
- 業界トップレベルのセキュリティー管理
- 24時間365日、メールと電話でサポート
- SFA(Mazrica Sales)をはじめ様々な外部ツールと連携活用でき、社内連携を強化可能
→関連記事:Google Workspace(旧G Suite)と連携することで効率がアップするツール10選
②Microsoft 365(旧Office 365)|使い慣れたOffice製品と同時活用しやすいグループウェア
【製品概要】
日頃よく使っているという方が多いWordやExcel、PowerPointなどのMicrosoft officeシリーズ。
そのofficeにプラスして、チャットツールやファイル共有などのグループウェア機能がパッケージされたものが「Microsoft 365(旧Office 365)」です。
Microsoftがデータセンターを運営しているので、万一の災害や事故に遭ってしまっても、データが破損されることはありません。
また、それぞれのアプリケーションは最新版に自動アップデートされるため、バックアップを取ったりセキュリティー更新をしたりといった人的リソースもかからないことも魅力の一つです。
関連記事
1年ヶ月契約での月額
- Microsoft 365 Business Basic:750円/1ユーザー
- Microsoft 365 Business Standard:1,560円/1ユーザー
- Microsoft 365 Business Premium:2,750円/1ユーザー
- Microsoft 365 Apps for business:1,030円/1ユーザー
【特徴】
- 使い慣れたMicrosoft officeシリーズのため、生産性が下がらない
- ビデオ会議機能では最大250名が参加可能で、Skypeユーザーにもアクセスできる
- 共有予定表を使って、他メンバーとスケジュールを共有可能
- ガイダンスに沿ってのセットアップなので簡単に操作できる
- 最新版に自動的にアップグレードされる
- SFA(Mazrica Sales)をはじめ様々な外部ツールと連携活用でき、社内連携を強化可能
→関連記事:Microsoft 365(旧Office 365)と連携・アドインすべきツール10選
③Coo kai for Microsoft 365|Microsoft 365を機能面と運用面でサポートするクラウド型サービス
「Coo Kai for Microsoft 365」は、株式会社ピーエスシーが提供するクラウド型アドオンアプリケーションです。
ほしい機能が安価で個別に手に入れられるのが特徴です。
現行の社内システム・文化に合わせてMicrosoft 365をカスタマイズ・データ移行・運用が可能になります。
また、Microsoft 365にカレンダーやアドレス帳、メールデータの移行ツールや、メールの誤送信防止機能等を追加でき、より一層自由度の高い組織運営を行えます。
導入支援やヘルプチャットサービスなども充実しており、初期からフル活用まで手厚いサポートが受けられます。
【費用】
- 月額150円~/1ID、
- 初期費用0円
- 無料トライアルあり
【特徴】
- Microsoft 365ツールをもっと便利に使いたい方向け
- Microsoft 365へメールやデータを移行できる
- Microsoft 365の仕様変更を早期にキャッチアップできる
- Microsoft 365運用管理・サポートをアウトソースできる
④Garoon|10名から数万名まで現場にも管理職にも浸透するサイボウズのグループウェア
【製品概要】
大規模組織におすすめのグループウェアはサイボウズが提供している「Garoon」です。
稟議や経費の申請もクラウド上で行うことができ、上長の承認や決済も電子化できます。ワークフローをデジタル化することで、効率的に業務を進めることができます。
もちろんグループウェアの基本機能である、社内連絡ツールやスケジュール共有、タスク管理なども含まれています。
部署ごと、拠点ごと、案件ごとなど、さまざまな切り口でポータルを作成できるので、社内の情報が散らばることなく一元管理できます。
連携できるソリューションも多数あります。
日本語・英語・中国語に切り替え可能なので、組織内のグローバル化にも対応可能です。
また、営業支援ツール「Mazrica Sales」とガルーンカレンダーの連携により、営業現場におけるさらなる効果を期待できます。
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【費用】
- ~300ユーザー:月額845円/1ユーザー、年間9,935円/1ユーザー
- 301~1,000ユーザー:月額800円/1ユーザー、年間9,405/1ユーザー
- 1,001ユーザー~:お問い合わせ
【特徴】
- ユーザー満足度は97%(2014年サイボウズ社調査)
- ポータルを作成し情報共有することで、情報を一括管理できる
- 自身のスケジュールのみでなく、他メンバーのスケジュールの確認や会議室などの施設を予約できる
- ディスカッション、ファイル共有、タスク管理を集約し、案件ごとに管理
- ワークフローの電子化
- 取引先や顧客などの情報をまとめたアドレス帳を作り、社内で共有することができる
- オプションでkintoneと連携可能
⑤HCL Notes/Domino(旧IBM Notes)|実績に裏付けられたエンタープライズ・アプリケーション・プラットフォーム
【製品概要】
HCL Technologiesが提供するグループウェア「HCL Notes/Domino」はメール・カレンダー・ファイル共有などの基本機能が備わっており、HCLサーバーとの連携により他のアプリやツールなどのHCL製品と統合することができます。
普段からHCL製品をお使いの企業では、製品同士の連携には特に魅力を感じるのではないでしょうか。
サポート体制も万全のため、使用方法の問い合わせやトラブルの際にはHCLテクニカルサポートでのサポートを受けることが可能です。
しかし、月々のライセンス料のほかにバージョンアップのたびにコストがかかるので、最新のバージョンを常に保っておくための予算を確保しておく必要があるでしょう。
【費用】
お問い合わせ
【特徴】
- HCLの他製品との統合ができる
- HCL Connectionsとの統合により、ファイル共有やコメント挿入が可能
- HCL Sametimeでオンライン会議ができる
- バージョンアップをするごとに料金がかかる
⑥desknet’s NEO|DX推進を支えるオールインワン業務改善プラットフォーム
【製品概要】
「現場で使いやすい製品」にこだわった機能性の「desknet’s NEO」は、シンプルで操作性がよく、現場も管理者も使いやすいことがポイントです。
社内申請や届け出の承認・決裁のワークフロー機能やコミュニケーションツールのほか、会議室や社用車の設備予約、来訪者管理、備品の購入予約など、社内での細かい業務もオンライン上で済ませることができます。
安否確認機能もあり、災害時の緊急連絡にも役立ちます。
文書や案件も一元管理できるため、社内に関わるすべてのことがアクセスするだけで解決できます。
月額に+320円で、業務アプリを作成できる「AppSuite」も利用することができます。
【費用】
- 月額400円/1ユーザー
- AppSuiteを利用する場合はプラス320円/1ユーザー
【特徴】
- 25の機能を標準装備
- シンプルで操作性が良いため、誰でも使いやすい
- 定期的なバージョンアップで利便性向上
- 通信時のSSL暗号化などのセキュリティーオプション
- 業務アプリを作成できるAppSuiteも追加で利用可能
⑦J-MOTTOグループウェア|desknet’s NEOと同等の機能を提供するASP・クラウドサービス
【製品概要】
先ほど紹介したdesknet’s NEOと同じ機能を、容量とコストを抑えて使えるようにしているのが「J-MOTTO」です。
1ユーザーの月額が150円から始められ、最大3カ月のトライアル期間もあるため、スタートアップ企業や中小企業にとっては嬉しいサービス。
勤怠管理や給与明細管理、企業の経営サポートなど、豊富なサービスをオプションで利用することもできます。
サポート体制はフリーダイヤルで、システム管理者のみでなく他の利用メンバーでもサポートを受けられます。
【費用】
- スタンダードプラン(20ユーザーまで):月払い3,000円、年払い30,000円
- ライトプラン(0ユーザー以下):年払い20,000円
【特徴】
- desknet’s NEOと同じ25の機能を使える
- 低価格での運用が可能
- 豊富なオプションサービス
- ISO27001・ISO9001認証を取得した大手データセンターで保守管理
⑧kintone|業務アプリを集約してデータを一元管理できるサイボウズ社のクラウドサービス
情報を打ち込むだけでその日から無料トライアルを始めることができる、スピード感が魅力のKintoneは様々な機能を自分で作って使えるグループウェアです。
自社の課題に合わせて自由にアプリを作ることができるので、課題の解決に向けて最短のアプローチを仕掛けることができます。
また、新しいアプリを作る際にプログラミングの知識などは一切不要です。
また、エクセルを落とし込んでアプリを作ることができる気軽さも魅力です。
課題とその解決方法となる機能がはっきりしている場合、Kintoneを導入して自由にアプリを作ってみることがおすすめです。
関連記事:
【費用】
スタンダードコース
- 月額1,500円/1ユーザー(年額17,640円/1ユーザー)
- 外部連携と拡張機能可能
- アプリ数は最大1,000個まで
ライトコース ・月額780円/1ユーザー(年額9,170円/1ユーザー)
- 外部連携と拡張機能不可
- アプリ数は最大200個まで
【特徴】
- 自由度が高く、自分でアプリを作るシステム
- 導入の手軽さ
- 100を超える基本機能
⑨WaWaOffice|使いやすさで選ばれる業務改善クラウドサービス
「WaWaOffice」は、株式会社アイアットOECが提供する、誰にでも活用しやすいシンプルなUIを特徴とするグループウェアです。
SFAやワークフロー、データベースとの連携体制が充実しています。
同社のSFAやデータベース、ワークフロー、タイムカード、Web社内報などのシステムとシームレスに連携できます。
基本機能に加え、電子会議室や設備予約、リマインダーなどの機能も搭載されます。
14日間の無料トライアルが使用でき、期間中は製品版と同じ機能を試すことが可能です。
【費用】
- 基本料金:2500円/1契約
- 月額400円~/1ユーザー
【特徴】
- 既存のシステムとの連携体制が充実
- シンプルなUIで誰でも活用しやすい
- 安価な価格で手軽にスタートできる
- 導入前からサポートを受けられる
- 24時間365日有人監視のセキュリティ
⑩HotBiz8|多機能・低コストで提供される中小企業向けグループウェア
HotBiz8は、株式会社ASJが提供する、テレワークに特化したクラウド型グループウェアです。
クラウド型であるため、様々なデバイスを通していつでもどこでもアクセスすることが可能です。
コミュニケーション促進や情報共有に必要な機能が備わっており、アクションがあれば通知が届くので、迅速な対応ができることでしょう。
複数のテンプレートが要視されたワークフロー機能は、自社の仕様に合わせて自由にカスタマイズすることができます。
無料トライアルの期間は60日間と比較的長いため、じっくり検討することもできます!
【費用】
1ユーザー 55円~(最大ユーザー数の200人で使用した場合)
【特徴】
- 200名で利用する場合は1ユーザー月額55円という低コストで導入可能
- 安心安全なデータの暗号化通信
- オーダーメイドでワークフローをカスタマイズできる
⑪Star Office|セキュリティに強いクラウド指向グループウェア
「StarOffice」は、日本電気株式会社が提供する、長い歴史に裏付けられた信頼と数多くの支社拠点が強みのグループウェアです。
NEC製品であれば、グループウェアで使用するハードウェアやネットワーク機器、各種ソフトウェアなどのサポートを受けることができます。
全国約400以上の拠点があり、24時間365日対応してくれます。
また、会議のリマインドや日程調整がスケジュール管理機能で一括管理できます。
一か月間の無料トライアルを利用することが可能です。
【費用】
- StarOffice Xスタンダード 800,000円 月間サポート:10,000円
- StarOffice X ウイルススキャン(InterScan) V5.1(1年間時間延長保守つき) :461,600円 月間サポート:15,300円
- StarOffice X 自治体パック V5.3(1年間保守つき):2,760,000円 月間サポート:30,000円
など
【特徴】
- 40年の歴史に支えられた信頼できるソリューション
- 豊富なプランの中から自社の仕様に合ったものを選択できる
- 全国約400の支社拠点があり、24時間365日サポート対応が可能
無料で使えるおすすめグループウェア比較4選
ここからは、無料で利用できるグループウェアを4種類紹介します。
⑫GRIDY|情報共有を活性化、コミュニケーションを強化するグループウェアアプリケーション
【製品概要】
ナレッジスイート株式会社が提供する「GRIDY」は、充実した管理機能という特徴を持っています。
所属部署や役職ごとにデータの管理機能の権限が制限されるので、「見せる・見せない」の管理が簡単にできます。
スケジューラーやToDoリスト、チャット、タイムカード、設備予約、備品管理といった23種類の基本機能が搭載されており、機能が充実しています。
ナレッジスイートの提供する他のSFAの機能などと組み合わせることも可能になっています。 さらに、IPアドレスによる接続制限で高セキュリティを誇っています。
ナレッジスイートのSFA/CRMが自社に向いているかどうかこちらの記事をご覧ください。
関連記事:ナレッジスイート(Knowledge Suite)は使いにくい?評判・口コミも紹介!
【費用】
- 無料版
- 月額6000円/1法人(超過1GBあたり2,000円)
【特徴】
- 23種類の基本機能 ・無料版が存在
- セキュリティへの意識が高いので情報マネジメントに力を入れている企業におすすめ
- ナレッジスイートの他の機能と組み合わせて使うことが可能
⑬クロジカ(旧Aipo)|予定共有ができるスケジュール管理クラウド
クロジカの特徴は直感的に操作が可能なインターフェースと高いセキュリティです。
チームの成長に合わせて使う機能を選択することができ、機能ごとに料金が設定されているので、高いコストパフォーマンスだと感じる方も多いでしょう。
カレンダー(月額200円/人)、社内SNS(月額100円/人)、勤怠管理(月額100円/人)と手頃な価格で様々な機能が使えます。
導入後のカスタマーサクセスにも気を使っているだけあって、高い満足感が得られるでしょう。
【費用】
- フリー0円
- ベーシック(月額500円/人)
- プレミアム(月額800円/人)
【特徴】
- 使いやすいデザイン
- 機能ごとに導入が可能
- 高いコストパフォーマンス
- 頑丈なセキュリティ
⑭R-Group|インストール不要の永久無料クラウド型グループウェア
東京とアメリカに拠点を置くRグループ株式会社が提供するR-Groupの強みは何と言っても人数や容量制限がなく完全に無料なことです。
2010年にリリースされて以来、2000社以上に導入されています。
無料にも関わらず、タイムカード、ファイル共有、チャット、スケジュールにカレンダーなど基本的な12の機能を備えています。
クラウド型でダウンロードの必要がないことやスマホでも利用可能など徹底して気軽に利用できることを目指しており、グループウェアをとにかく一度使ってみたい、という会社におすすめです。
【費用】
無料
【特徴】
- 無料にも関わらず充実した機能
- カスタマイズは難しい
- クラウド型で無料なので気軽に利用できる
⑮enclo|グループで使う簡単操作のクラウド型オールインワンアプリ
「enclo」は、メインソリューション株式会社が提供する初心者向けのグループウェアです。
グループに参加することで、ファイルデータ・メッセージチャット・メモなどのデータをドラッグ&ドロップで簡単に共有できます。
他の製品と比べて機能の充実性は劣りますが、チャット機能に特化しており、UIや操作性に優れたグループウェアです。
【費用】
- 無料プラン(メールサポートのみ)
- マイプラン:350円 / 月 (電話サポート可能)
- ビジネスプラン2,000円~ / 月 (電話サポート可能)
【特徴】
- 誰にでも使いやすいシンプルなUIや操作性
- チャット機能に特化
- ファイルデータ・メッセージチャット・メモなどのデータを簡単に共有可能
グループウェアと営業支援ツール(SFA)を連携するメリット
営業支援ツール(SFA)とグループウェアを連携することにより、さらに効率よく業務を進めることができます。
SFAについては下記の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
関連記事:
特に、SFAは営業現場の課題を解決するためのツールであるため、メールやカレンダーを含むグループウェアとの相性がとてもいいと言えるでしょう。
例えば、SFAとGmailを連携することで、ユーザーは通常通りGmailからメールを送受できる上に、送信したメール内容をSFAに登録できます。
SFA内の情報に紐づけてメールを保存できるため、特定の案件や取引先に対して誰とどのようなやり取りがされたのかを管理することができ、社内の情報共有を徹底できるようになります。
また、カレンダーと連携することで、取引先との商談場所や時間を営業活動と同期することが可能です。
SFAとグループウェアを連携させることにより、営業の活動報告のためSFA上で内容を手動で入力したり、口頭で補足したりする手間が無くなるでしょう。
弊社の開発するSFA/CRM「Mazrica Sales」も、Microsoft 365カレンダーやサイボウズGaroonカレンダーなどとの連携が可能です。
▶︎▶︎営業支援ツール(SFA/CRM)とグループウェアの連携メリット・連携イメージはこちら
おわりに|グループウェア×SFA連携で情報やナレッジの共有をスムーズに
業務効率化を目指す多くの企業にとって、グループウェアは情報共有やコミュニケーションを支える重要なツールです。
社内のノウハウを簡単に共有でき、案件や情報を一元管理できるため、導入していない企業にはぜひ検討をおすすめします。
導入の際には、機能面やコスト面で自社の課題に合うツールを選ぶことが、最大限の効果を得る鍵となります。
まずは無料トライアルを活用し、実際の使い勝手を確かめるのがおすすめです。
現場のニーズにフィットしたツールを選ぶことで、チーム全体の効率が向上します。
すでにグループウェアを導入しているものの、「情報管理が複雑」「十分に使いこなせていない」と感じている方もいるかもしれません。
そのような場合には、グループウェアとSFA(営業支援システム)の連携を検討してみてはいかがでしょうか。
「Mazrica Sales」のようなSFAツールと連携することで、営業活動の進捗状況をグループウェア内で共有したり、案件データを簡単に可視化したりすることが可能です。
グループウェアとSFAを組み合わせることで、社内外のデータやナレッジの共有がさらにスムーズになり、業務全体の透明性と効率性が向上します。
具体的な連携方法については、下記の「SFA/CRM Mazrica Sales ×グループウェアツール連携概要資料」をぜひご参照ください。
貴社のデータ管理を次のレベルへ進めるヒントがきっと見つかるはずです。
Mazrica Sales × グループウェア 〜SFA/CRMとグループウェア連携による営業活動の効率化の実現〜
クラウド営業支援ツールMazrica Sales(マツリカセールス)とグループウェアツール(Google Workspace、Microsoft365など)の連携概要資料です。SFAとグループウェアツールの連携メリットや連携詳細について紹介します。
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