現在のビジネスでは、組織内の情報共有やコミュニケーションはグループウェアを活用するのが当たり前となってきています。
グループウェアを活用することで、社内やチーム内での連絡をスムーズにしたり、書類をグループウェア上で管理したりと、承認や決定が迅速になり、かなりの業務効率化が見込めます。
専用ソフトをパソコンに入れるものもありますが、現在の主流はクラウド型。
マルチデバイスで閲覧できるため、外出先でもオフィスでも必要な時に必要な情報を得ることができます。
本記事では、クラウド型グループウェアツール15選を、機能・費用・特徴で比較します。
あなたの組織の課題解決に最適なグループウェアツールを探すのに役立ててください。
※グループウェアと営業支援ツール(SFA/CRM)を連携して更なる営業効率化を目指したい方はこちらをご覧ください。
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この記事の内容
グループウェアとは?
グループウェアとは、社内での情報共有を行う複数のツールが組み込まれたソフトウェアです。
情報共有の手段としてメールを活用している企業も多いとは思いますが、メールだけではリアルタイムに情報を情報を共有するのは難しいです。
チャットを活用することでリアルタイムの情報共有は可能になります。
しかし、メールとは違うソフトやアプリを立ち上げるのは面倒です。 グループウェアにはメールやチャットなど複数のコミュニケーションツールが含まれているので、他のソフトやアプリを立ち上げることなく利用できます。
チャットツールについては以下の記事でご紹介しています。
関連記事:ビジネスチャットツールおすすめ11選!失敗しない選び方を解説
グループウェア導入のメリット・必要性
グループウェアの最大のメリットは「情報共有の活性化」です。
社内SNSもコミュニケーションの活性化には役立ちますが、基本的にはメールやチャットといった個人同士のコミュニケーションがメインです。
それに対し、グループウェアではファイルの共有や会議室の予約といったことが可能で、組織としてビジネスに役立つ機能も備わっています。
社内SNSは他部署の人間とコミュニケーションを頻繁に取る必要のある場合のみ利用されがちですが、グループウェアはより汎用性が高く対象になるユーザーも多いのが特徴です。
組織単位で情報共有を活発にしたい場合に特に適しているソフトだと言えるでしょう。
また、もう一つのメリットとして、導入する企業の状況に応じて、様々なツールを任意で取り込めるということがあります。
例えば、タスク管理や日報管理などを行う際にグループウェアを活用すると、作業の可視化が可能になります。
個人の管理では主観が入り、作業の正確な進捗が把握できないことがあります。しかし、タスク管理機能を活用すれば客観的に判断できるため、仕事を一部の人員に任せて失敗してしまうリスクを減らせます。
グループウェアで担いきれない作業分野を、グループウェアとデータ連携できるツールを導入して補うとより効果的です。
グループウェアをふくめ様々な外部ツールと連携できる営業支援ツールのMazrica Salesは、営業案件の高精度の管理や分析、案件に紐づけた情報共有が可能になります。
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グループウェアツールの基本機能
それでは、次にグループウェアに搭載されている基本的な機能についてみていきましょう。
グループウェアには以下の5つの機能が搭載されていることが多いようです。
- コミュニケーション機能
- 設備予約機能
- スケジュール管理
- 掲示板機能
- ファイル共有機能
①コミュニケーション機能
グループウェアツールには、チャットや掲示板、社内SNSなどのコミュニケーションをスムーズにさせる機能が搭載されています。
案件やプロジェクトに紐づいたやり取りを履歴に残すことができるため、見落とし防止やナレッジの蓄積にも役立ちます。
関連記事:ビジネスチャットツールおすすめ比較12選!失敗しない選び方を解説
②設備予約機能
グループウェアでは会議室やプロジェクターといった組織の共有機材の管理を一元的に行うことができます。
また、それらの貸出や予約の管理を行うことも簡単にできます。
③スケジュール管理
スケジュールの管理もグループウェアの基本的な機能の一つです。
個人のスケジュール管理はもちろん、他の社員のスケジュールも一目で確認でき、効率的にミーティングや行事の日程調整を行うことができます。
関連記事:営業のスケジュール管理・カレンダーツール/アプリおすすめ11選!
④掲示板機能
社内のお知らせ事項を効率的に掲載することが可能です。
閲覧可能な人、部署やグループを指定することもできるので、メールなどを用いずに見せたい人にのみ見せることもできます。
⑤ファイル共有機能
PDFや画像、パワーポイントといったファイルの共有もグループウェアで一元化できます。
セキュリティ対策もしっかりされていますので、重要なファイルも安心して共有することができます。
関連記事:【2024年版】クラウドファイル共有ツール・ストレージ13選!営業活動におすすめのツールとは?
おすすめグループウェアシステム/サービス比較15選(アプリ版・有料・無料あり)
ここからは、おすすめのグループウェアツールを比較していきます。
比較するグループウェアは、
- Google Workspace(旧G Suite)
- Microsoft 365(旧Office 365)
- Coo kai for Microsoft 365
- Garoon
- HCL Notes/Domino(旧IBM Notes)
- desknet’s NEO
- J-MOTTOグループウェア
- kintone
- WaWaOffice
- HotBiz8
- Star Office
- GRIDY
- クロジカ(旧Aipo)
- R-Group
- enclo
の計15個のグループウェアツールです。それぞれ見ていきましょう。
有料ツール、無料ツールの順で紹介していきます。
有料で使える機能豊富なグループウェアシステム/サービス比較11選
まずは、有料で使えるグループウェアツールをご紹介していきます。
有料版といっても、無料トライアルや無料サポートが充実していて導入しやすいツールを厳選しました。
①Google Workspace(旧G Suite)|仕事に必要なすべてのGoogleアプリが 1 か所に
【製品概要】
Googleが提供しているグループウェア「Google Workspace(旧G Suite)」。
個人的にGmailやGoogle カレンダーなどを使っている人も多いと思うので、導入してもそれほど手間なく扱えるようになることがメリットとして挙げられます。
Google ドライブでファイルを共有したり、ドキュメントやスプレッドシートでクラウド上に資料を作成でき、更に閲覧権限・編集権限も設定することができます。
Googleが提供している業界トップクラスのセキュリティーと、24時間365日対応のサポートにより、導入後も安心です。
【費用】
月額
- Basic:680円/1ユーザー
- Business Standard:1,360円/1ユーザー
- Business Plus:2,040円/1ユーザー
- Enterprise:お問い合わせ
【特徴】
- Google カレンダーによるスケジュール共有と管理ができる
- ハングアウトでチャット機能だけではなく、音声会議や動画会議を実施可能
- Word、Excel、PDF、画像などのさまざまなファイルをクラウド上で共有し、閲覧権限を設定できる
- クラウド上で資料作成ができ、同時に複数人で編集作業が可能→自動保存により、ファイル破損の心配なし
- 業界トップレベルのセキュリティー管理
- 24時間365日、メールと電話でサポート
- SFA(Mazrica Sales)をはじめ様々な外部ツールと連携活用でき、社内連携を強化可能
→関連記事:Google Workspace(旧G Suite)と連携することで効率がアップするツール10選
②Microsoft 365(旧Office 365)|使い慣れたOffice製品と同時活用しやすいグループウェア
【製品概要】
日頃よく使っているという方が多いWordやExcel、PowerPointなどのMicrosoft officeシリーズ。
そのofficeにプラスして、チャットツールやファイル共有などのグループウェア機能がパッケージされたものが「Microsoft 365(旧Office 365)」です。
Microsoftがデータセンターを運営しているので、万一の災害や事故に遭ってしまっても、データが破損されることはありません。
また、それぞれのアプリケーションは最新版に自動アップデートされるため、アップデートのためにバックアップを取ったりセキュリティー更新をしたりなどの人的リソースもかからないことも魅力の一つ。
関連記事
1年ヶ月契約での月額
- Microsoft 365 Business Basic:750円/1ユーザー
- Microsoft 365 Business Standard:1,560円/1ユーザー
- Microsoft 365 Business Premium:2,750円/1ユーザー
- Microsoft 365 Apps for business:1,030円/1ユーザー
【特徴】
- 使い慣れたMicrosoft officeシリーズのため、生産性が下がらない
- ビデオ会議機能では最大250名が参加可能で、Skypeユーザーにもアクセスできる
- 共有予定表を使って、他メンバーとスケジュールを共有
- ガイダンスに沿ってのセットアップなので簡単
- 最新版に自動的にアップグレード
- SFA(Mazrica Sales)をはじめ様々な外部ツールと連携活用でき、社内連携を強化可能
→関連記事:Microsoft 365(旧Office 365)と連携・アドインすべきツール10選
③Coo kai for Microsoft 365|Microsoft 365を機能面と運用面でサポートするクラウド型サービス
「Coo Kai for Microsoft 365」は、株式会社ピーエスシーが提供するクラウド型アドオンアプリケーションです。
ほしい機能が安価で個別に手に入れられるのが特徴です。
現行の社内システム・文化に合わせてMicrosoft 365をカスタマイズ・データ移行・運用が可能になります。
また、Microsoft 365にカレンダーやアドレス帳、メールデータの移行ツールや、メールの誤送信防止機能等を追加でき、より一層自由度の高い組織運営を行えます。
導入支援やヘルプチャットサービスなども充実しており、初期からフル活用まで手厚いサポートが受けられます。
【費用】
- 月額150円~/1ID、
- 初期費用0円
- 無料トライアルあり
【特徴】
- Microsoft 365ツールをもっと便利に使いたい方向け
- Microsoft 365へメールやデータを移行できる
- Microsoft 365の仕様変更を早期にキャッチアップできる
- Microsoft 365運用管理・サポートをアウトソースできる
④Garoon|10名から数万名まで現場にも管理職にも浸透するサイボウズのグループウェア
【製品概要】
大規模組織におすすめのグループウェアはサイボウズが提供している「Garoon」。
稟議や経費の申請もクラウド上で行うことができ、上長の承認や決済も電子化。ワークフローをデジタル化することで、効率的に業務を進めることができます。
もちろんグループウェアの基本機能である、社内連絡ツールやスケジュール共有、タスク管理なども含まれています。
部署ごと、拠点ごと、案件ごとなど、さまざまな切り口でポータルを作成できるので、社内の情報が散らばることなく一元管理できます。
連携できるソリューションも多数。
日本語・英語・中国語に切り替え可能なので、組織内のグローバル化にも対応可能です。
また、営業支援ツール「Mazrica Sales」とガルーンカレンダーの連携により、営業現場におけるさらなる効果を期待できます。
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【費用】
- ~300ユーザー:月額845円/1ユーザー、年間9,935円/1ユーザー
- 301~1,000ユーザー:月額800円/1ユーザー、年間9,405/1ユーザー
- 1,001ユーザー~:お問い合わせ
【特徴】
- ユーザー満足度は97%(2014年サイボウズ社調査)
- ポータルを作成し情報共有することで、情報を一括管理できる
- 自身のスケジュールのみでなく、他メンバーのスケジュールの確認や会議室などの施設を予約できる
- ディスカッション、ファイル共有、タスク管理を集約し、案件ごとに管理
- ワークフローの電子化
- 取引先や顧客などの情報をまとめたアドレス帳を作り、社内で共有することができる
- オプションでkintoneと連携可能
⑤HCL Notes/Domino(旧IBM Notes)|実績に裏付けられたエンタープライズ・アプリケーション・プラットフォーム
【製品概要】
HCL Technologiesが提供するグループウェア「HCL Notes/Domino」はメール・カレンダー・ファイル共有などの基本機能が備わっており、HCLサーバーとの連携により他のアプリやツールなどのHCL製品と統合することができます。
普段からHCL製品をお使いの企業では、製品同士の連携には特に魅力を感じるのではないでしょうか。
サポート体制も万全のため、使用方法の問い合わせやトラブルの際にはHCLテクニカルサポートでのサポートを受けることが可能です。
しかし、月々のライセンス料のほかにバージョンアップのたびにコストがかかるので、最新のバージョンを常に保っておくための予算を確保しておく必要があるでしょう。
【費用】
お問い合わせ
【特徴】
- HCLの他製品との統合ができる
- HCL Connectionsとの統合により、ファイル共有やコメント挿入が可能
- HCL Sametimeでオンライン会議ができる
- バージョンアップをするごとに料金がかかる
⑥desknet’s NEO|DX推進を支えるオールインワン業務改善プラットフォーム
【製品概要】
「現場で使いやすい製品」にこだわった機能性の「desknet’s NEO」は、シンプルで操作性がよく、現場も管理者も使いやすいことがポイントです。
社内申請や届け出の承認・決裁のワークフロー機能やコミュニケーションツールのほか、会議室や社用車の設備予約、来訪者管理、備品の購入予約など、社内での細かい業務もオンライン上で済ませることができます。
安否確認機能もあり、災害時の緊急連絡にも役立ちます。
文書や案件も一元管理できるため、社内に関わるすべてのことがアクセスするだけで解決。
月額に+320円で、業務アプリを作成できる「AppSuite」も利用することができます。
【費用】
- 月額400円/1ユーザー
- AppSuiteを利用する場合はプラス320円/1ユーザー
【特徴】
- 25の機能を標準装備
- シンプルで操作性が良いため、誰でも使いやすい
- 定期的なバージョンアップで利便性向上
- 通信時のSSL暗号化などのセキュリティーオプション
- 業務アプリを作成できるAppSuiteも追加で利用可能
⑦J-MOTTOグループウェア|desknet’s NEOと同等の機能を提供するASP・クラウドサービス
【製品概要】
先ほど紹介したdesknet’s NEOと同じ機能を、容量とコストを抑えて使えるようにしているのが「J-MOTTO」。
1ユーザーの月額が150円から始められ、最大3カ月のトライアル期間もあるため、スタートアップ企業や中小企業にとっては嬉しいサービス。
勤怠管理や給与明細管理、企業の経営サポートなど、豊富なサービスをオプションで利用することもできます。
サポート体制はフリーダイヤルで、システム管理者のみでなく他の利用メンバーでもサポートを受けられます。
【費用】
- スタンダードプラン(20ユーザーまで):月払い3,000円、年払い30,000円
- ライトプラン(0ユーザー以下):年払い20,000円
【特徴】
- desknet’s NEOと同じ25の機能を使える
- 低価格での運用が可能
- 豊富なオプションサービス
- ISO27001・ISO9001認証を取得した大手データセンターで保守管理
⑧kintone|業務アプリを集約してデータを一元管理できるサイボウズ社のクラウドサービス
情報を打ち込むだけでその日から無料トライアルを始めることができる、スピード感が魅力のKintoneは様々な機能を自分で作って使えるグループウェアです。
自社の課題に合わせて自由にアプリを作ることができるので、課題の解決に向けて最短のアプローチを仕掛けることができます。
また、新しいアプリを作る際にプログラミングの知識などは一切不要。
また、エクセルを落とし込んでアプリを作ることができる気軽さも魅力です。
課題とその解決方法となる機能がはっきりしている場合、Kintoneを導入して自由にアプリを作ってみることがおすすめです。
関連記事:
【費用】
スタンダードコース
- 月額1,500円/1ユーザー(年額17,640円/1ユーザー)
- 外部連携と拡張機能可能
- アプリ数は最大1,000個まで
ライトコース ・月額780円/1ユーザー(年額9,170円/1ユーザー)
- 外部連携と拡張機能不可
- アプリ数は最大200個まで
【特徴】
- 自由度が高く、自分でアプリを作るシステム
- 導入の手軽さ
- 100を超える基本機能
⑨WaWaOffice|使いやすさで選ばれる業務改善クラウドサービス
「WaWaOffice」は、株式会社アイアットOECが提供する、誰にでも活用しやすいシンプルなUIを特徴とするグループウェアです。
SFAやワークフロー、データベースとの連携体制が充実しています。
同社のSFAやデータベース、ワークフロー、タイムカード、Web社内報などのシステムとシームレスに連携できます。
基本機能に加え、電子会議室や設備予約、リマインダーなどの機能も搭載されます。
14日間の無料トライアルが使用でき、期間中は製品版と同じ機能を試すことが可能です。
【費用】
- 基本料金:2500円/1契約
- 月額400円~/1ユーザー
【特徴】
- 既存のシステムとの連携体制が充実
- シンプルなUIで誰でも活用しやすい
- 安価な価格で手軽にスタートできる
- 導入前からサポートを受けられる
- 24時間365日有人監視のセキュリティ
⑩HotBiz8|多機能・低コストで提供される中小企業向けグループウェア
HotBiz8は、株式会社ASJが提供する、テレワークに特化したクラウド型グループウェアです。
クラウド型であるため、様々なデバイスを通していつでもどこでもアクセスすることが可能です。
コミュニケーション促進や情報共有に必要な機能が備わっており、アクションがあれば通知が届くので、迅速な対応ができることでしょう。
複数のテンプレートが要視されたワークフロー機能は、自社の仕様に合わせて自由にカスタマイズすることができます。
無料トライアルの期間は60日間と比較的長いため、じっくり検討することもできます!
【費用】
1ユーザー 55円~(最大ユーザー数の200人で使用した場合)
【特徴】
- 200名で利用する場合は1ユーザー月額55円という低コストで導入可能
- 安心安全なデータの暗号化通信
- オーダーメイドでワークフローをカスタマイズできる
⑪Star Office|セキュリティに強いクラウド指向グループウェア
「StarOffice」は、日本電気株式会社が提供する、長い歴史に裏付けられた信頼と数多くの支社拠点が強みのグループウェアです。
NEC製品であれば、グループウェアで使用するハードウェアやネットワーク機器、各種ソフトウェアなどのサポートを受けることができます。
全国約400以上の拠点があり、24時間365日対応してくれます。
また、会議のリマインドや日程調整がスケジュール管理機能で一括管理できます。
一か月間の無料トライアルを利用することが可能です。
【費用】
- StarOffice Xスタンダード 800,000円 月間サポート:10,000円
- StarOffice X ウイルススキャン(InterScan) V5.1(1年間時間延長保守つき) :461,600円 月間サポート:15,300円
- StarOffice X 自治体パック V5.3(1年間保守つき):2,760,000円 月間サポート:30,000円
など
【特徴】
- 40年の歴史に支えられた信頼できるソリューション
- 豊富なプランの中から自社の仕様に合ったものを選択できる
- 全国約400の支社拠点があり、24時間365日サポート対応が可能
無料で使えるおすすめグループウェアシステム/サービス比較4選
ここからは、無料で利用できるグループウェアを4種類紹介します。
⑫GRIDY|情報共有を活性化、コミュニケーションを強化するグループウェアアプリケーション
【製品概要】
ナレッジスイート株式会社が提供する「GRIDY」は、充実した管理機能という特徴を持っています。
所属部署や役職ごとにデータの管理機能の権限が制限されるので、「見せる・見せない」の管理が簡単にできます。
スケジューラーやToDoリスト、チャット、タイムカード、設備予約、備品管理といった23種類の基本機能が搭載されており、機能が充実。
ナレッジスイートの提供する他のSFAの機能などと組み合わせることも可能になっています。 さらに、IPアドレスによる接続制限で高セキュリティを誇っています。
ナレッジスイートのSFA/CRMが自社に向いているかどうかこちらの記事をご覧ください。
関連記事:ナレッジスイート(Knowledge Suite)は使いにくい?評判・口コミも紹介!
【費用】
- 無料版
- 月額6000円/1法人(超過1GBあたり2,000円)
【特徴】
- 23種類の基本機能 ・無料版が存在
- セキュリティへの意識が高いので情報マネジメントに力を入れている企業におすすめ
- ナレッジスイートの他の機能と組み合わせて使うことが可能
⑬クロジカ(旧Aipo)|予定共有ができるスケジュール管理クラウド
クロジカの特徴は直感的に操作が可能なインターフェースと高いセキュリティ。
チームの成長に合わせて使う機能を選択することができ、機能ごとに料金が設定されているので、高いコストパフォーマンスだと感じる方も多いでしょう。
カレンダー(月額200円/人)、社内SNS(月額100円/人)、勤怠管理(月額100円/人)と手頃な価格で様々な機能が使えます。
導入後のカスタマーサクセスにも気を使っているだけあって、高い満足感が得られるでしょう。
【費用】
- フリー0円
- ベーシック(月額500円/人)
- プレミアム(月額800円/人)
【特徴】
- 使いやすいデザイン
- 機能ごとに導入が可能
- 高いコストパフォーマンス
- 頑丈なセキュリティ
⑭R-Group|インストール不要の永久無料クラウド型グループウェア
東京とアメリカに拠点を置くRグループ株式会社が提供するR-Groupの強みは何と言っても人数や容量制限がなく完全に無料なこと。
2010年にリリースされて以来、2000社以上に導入されています。
無料にも関わらず、タイムカード、ファイル共有、チャット、スケジュールにカレンダーなど基本的な12の機能を備えています。無料通話もできるのには驚きますね。
クラウド型でダウンロードの必要がないことやスマホでも利用可能など徹底して気軽に利用できることを目指しており、グループウェアをとにかく一度使ってみたい、という会社におすすめです。
【費用】
無料
【特徴】
- 無料にも関わらず充実した機能
- カスタマイズは難しい
- クラウド型で無料なので気軽に利用できる
⑮enclo|グループで使う簡単操作のクラウド型オールインワンアプリ
「enclo」は、メインソリューション株式会社が提供する初心者向けのグループウェアです。
グループに参加することで、ファイルデータ・メッセージチャット・メモなどのデータをドラッグ&ドロップで簡単に共有できます。
他の製品と比べて機能の充実性は劣りますが、チャット機能に特化しており、UIや操作性に優れたグループウェアです。
【費用】
- 無料プラン(メールサポートのみ)
- マイプラン:350円 / 月 (電話サポート可能)
- ビジネスプラン2,000円~ / 月 (電話サポート可能)
【特徴】
- 誰にでも使いやすいシンプルなUIや操作性
- チャット機能に特化
- ファイルデータ・メッセージチャット・メモなどのデータを簡単に共有可能
グループウェアと営業支援ツール(SFA)を連携するメリット
営業支援ツール(SFA)とグループウェアを連携することにより、さらに効率よく業務を進めることができます。
SFAについては下記の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
関連記事:
特に、SFAは営業現場の課題を解決するためのツールであるため、メールやカレンダーを含むグループウェアとの相性がとてもいいと言えるでしょう。
例えば、SFAとGmailを連携することで、ユーザーは通常通りGmailからメールを送受できる上に、送信したメール内容をSFAに登録できます。
SFA内の情報に紐づけてメールを保存できるため、特定の案件や取引先に対して誰とどのようなやり取りがされたのかを管理することができ、社内の情報共有を徹底できるようになるのです。
また、カレンダーと連携することで、取引先との商談場所や時間を営業活動と同期することが可能です。
SFAとグループウェアを連携させることにより、営業の活動報告のためSFA上で内容を手動で入力したり、口頭で補足したりする手間が無くなるでしょう。
弊社の開発するSFA/CRM「Mazrica Sales」も、Microsoft 365カレンダーやサイボウズGaroonカレンダーなどとの連携が可能です。
▶︎▶︎営業支援ツール(SFA/CRM)とグループウェアの連携メリット・連携イメージはこちら
おわりに|グループウェア×SFA連携で情報やナレッジの共有をスムーズに
業務効率化が図れるグループウェア。
社内のノウハウ共有やコミュニケーションが簡素かつ手軽にでき、組織内での案件や情報を一元管理できるので、まだ導入していない企業はぜひ導入をおすすめします。
機能面やコスト面などの違いが多いため、自社の課題に合うものを使うことが業務効率化には必要な条件です。
無料トライアルを設けているサービスが多いので、使い勝手を試してみて自社に合うかを検討してみてくださいね。
既にグループウェアを入れているが不便に感じている方や、使いこなせていないと感じている方もいるでしょう。
そんな時は、下記の「SFA/CRM Mazrica Sales ×グループウェアツール連携概要資料」を参考にしてみてください。
貴社のデータ管理をより効率的に、より透明にする方法を紹介していますので、お気軽にダウンロードしてご覧ください。
Mazrica Sales × グループウェア 〜SFA/CRMとグループウェア連携による営業活動の効率化の実現〜
クラウド営業支援ツールMazrica Sales(マツリカセールス)とグループウェアツール(Google Workspace、Microsoft365など)の連携概要資料です。SFAとグループウェアツールの連携メリットや連携詳細について紹介します。
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