営業活動の効率化を図るために、多くの企業がSFA(営業支援システム)の導入を進めています。しかし、SFAを導入しても「情報共有がうまくいかない」「チーム内の連携がとれない」などの課題を抱える企業も少なくありません。

そんな中、SFAをグループウェアと連携させることで、情報共有やコミュニケーションをスムーズにし、業務効率化をさらに加速させる方法が注目を集めています。

本記事では、グループウェア連携が可能なおすすめのSFAを6つ厳選してご紹介します。それぞれの特徴や、連携による具体的なメリット、選び方のポイントや活用例まで詳しく解説します。ぜひ、貴社の営業活動にお役立てください。

グループウェア連携が可能なSFAとは

SFA(Sales Force Automation)は、営業活動を効率化するためのシステムです。

SFAの主な目的は、営業プロセスの自動化と管理を通じて営業活動全般を支援し、営業パーソンの生産性を向上させることです。SFAを導入することで、営業の次のアクションや訪問先の提案、日々の報告書の自動作成などが可能になり、営業活動の効率化に役立ちます。

SFAは単独で利用することもできますが、グループウェアと連携させることでさらに効果的に活用できます。

グループウェアは、組織内での情報共有やコミュニケーションを促進するためのツールです。

営業支援ツールとグループウェアを連携させれば、SFAに営業活動の情報を入力するだけでスケジュール情報が同期され、全社的に共有が可能となります。これにより、営業担当者もグループウェア上でスケジュールを一括管理でき、二重入力の手間を削減できるようになります。

関連記事:SFAとは?CRM・MAとの違いや選び方と営業の成功事例まで解説

グループウェアの主な機能

ここでは、そもそもグループウェアで何ができるのかについて簡単に解説します。

グループウェアに搭載されている基本的な機能は以下の5つです。

  • コミュニケーション機能
  • 設備予約機能
  • スケジュール管理
  • 掲示板機能
  • ファイル共有機能

コミュニケーション機能

グループウェアツールには、チャットやビデオ会議、社内SNSなど、リアルタイムでの情報交換やコミュニケーションをスムーズに行える機能が搭載されています。

案件やプロジェクトに紐づいたやり取りを履歴に残すことができるため、見落とし防止やナレッジの蓄積にも役立ちます。

関連記事:設備予約機能

グループウェアでは会議室やプロジェクターなど、組織の共有機材の管理を一元的に行うことができます。また、機材の貸出や予約の管理を行うことも可能です。

これにより、必要なリソースを効率的に管理し、利用の重複や無駄を防ぎます。

スケジュール管理

個人のスケジュール管理はもちろん、他の社員のスケジュールも一目で確認でき、効率的にミーティングや商談の日程調整を行うことができます。さらにリマインダー機能を活用することで、重要な予定を逃さず管理できます。

関連記事:営業のスケジュール管理・カレンダーツール/アプリおすすめ11選!

掲示板機能

社内の重要なお知らせや情報を共有、掲載することが可能です。

閲覧可能な人、部署やグループを指定することもできるので、メールなどを用いずに見せたい人にのみ見せることもできます。

従業員が自由に意見を交換したり、情報を参照したりすることができ、組織内の情報共有を促進します。

ファイル共有機能

ファイル共有機能では、クラウドストレージを利用してドキュメントやPDF、画像、パワーポイントなどのファイルを安全に管理、共有することができます。

アクセス権限を設定することで、機密情報の保護をしながら、必要な情報を適切なメンバーに共有することができ、セキュリティ対策も万全です。

関連記事:ファイル共有ツール13選!営業活動におすすめのデータ共有ツール

SFAとグループウェアを連携するメリット

営業支援ツール(SFA)とグループウェアを連携することで、営業活動の効率化やチーム全体の生産性向上が期待できます。
SFAは営業現場の課題を解決するツールであり、メールやカレンダーを含むグループウェアとの相性は非常に良好です。

ここでは、具体的なメリットを紹介します。

営業の情報を一元管理できる

SFAとグループウェアを連携する最大のメリットは、商談の進捗状況や案件情報をリアルタイムで全社に共有できることです。

例えば、営業担当者が展示会やセミナーで得た見込み顧客の情報を即座にSFAへ入力すると、マーケティング部門がデータをもとにフォロー施策を立案し、素早くアプローチを開始できます。

結果として、商談の機会を逃さず、スムーズに次のステップへ進めることが可能になります。特に、大型案件など複数のメンバーが関わる場合、最新情報を全員がリアルタイムで把握できるため、チームの連携がスムーズになり、的確な戦略立案が可能になります。

タスク・スケジュール管理が容易になる

営業活動の効率を向上させるには、スケジュール管理の手間を最小限に抑えることが重要です。

SFAとグループウェアを連携すれば、商談予定や訪問スケジュールが自動でグループウェアのカレンダーに反映され、手動入力の手間を省略できます。

例えば、営業担当者が外出先で急なアポイントを取得した際にも、SFAへ入力するだけでスケジュールが即時更新され、社内のメンバーが最新状況を確認できます。

また、上司やチームメンバーも営業担当者のスケジュールを把握しやすくなり、適切なタイミングでの同行依頼やアドバイスが可能になります。さらに、訪問後のフォローアップタスクもSFA上で自動作成されるため、契約書の送付や追加提案など、次のアクションの漏れを防ぎ、営業の質を向上させることができます。

関連記事:営業成果を上げるタスク管理方法や具体例、ツールを解説

社内のコミュニケーションが活発になる

SFAとグループウェアの連携により、営業情報の共有と社内コミュニケーションが活性化します。SFAに入力された情報が、社内チャットや掲示板を通じて即時に共有されるため、関係者が迅速に対応できます。

例えば、営業担当者が顧客から「契約内容の詳細を確認したい」と相談を受けた場合、その場でSFAに記録することで、管理部門や法務担当が迅速に確認し、適切な対応を取ることが可能になります。

これにより、社内の連携がスムーズになり、顧客への対応スピードが向上します。

また、過去の商談履歴や提案内容を簡単に検索できるため、営業担当者が異動や交代した場合でも、スムーズに引き継ぎを行うことができ、情報の属人化を防ぐことが可能になります。

営業業務に集中できる

SFAとグループウェアを連携することで、顧客情報や商談履歴、対応履歴を一元管理でき、業務の効率化を図ることができます。

例えば、新規顧客の情報をSFAに登録すると、営業支援ツールやCRMとも自動で連携され、マーケティングチームがターゲットリストを作成しやすくなります。

また、営業レポートや月次のパフォーマンスデータを自動で集計し、管理者へ通知する機能を活用すれば、上司がリアルタイムで各営業担当者の進捗を把握でき、適切なアドバイスやサポートを行えます。

さらに、蓄積された商談データを分析することで、特定の業界や顧客層に対する成約率の高いアプローチ方法を特定し、より効果的な営業戦略の立案が可能になります。これにより、営業チーム全体の生産性向上と売上拡大につながるでしょう。

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グループウェア連携ができるSFA6選

次に、グループウェア連携が可能なおすすめのSFAを紹介します。

各SFAの特徴や連携機能を参考に、自社に合った適切なSFAは何か、ぜひ比較検討してみてください。

ご紹介するSFA6選は以下の通りです。

  1. Mazrica Sales
  2. Sales Cloud
  3. Hubspot CRM
  4. Zoho CRM
  5. eセールスマネージャーRemix Cloud
  6. GENIEE SFA/CRM

関連記事:【2025年最新】SFA(営業支援)ツールおすすめ比較10選|CRM・MAとの違いも解説

Mazrica Sales

Mazrica Sales製品イメージ

【製品概要】
Mazrica Salesは、「誰でも使えて、誰でも成果を出せる」にこだわったクラウド型営業支援ツール(SFA/CRM)です。営業活動に必要な顧客、案件、行動、名刺などのすべての情報を一元管理できます。

営業活動に専念できるよう、現場の使いやすさを重視しており、シンプルなUIを強みとしています。

入力負荷を削減する機能や分かりやすい画面、手厚いサポートで、利用開始から運用定着を支援します。

▶︎Mazrica Sales主要機能ページはこちら

【特徴】

Mazrica Salesは様々な営業活動に役立つ機能を搭載していますが、外部ツールとの連携にも強みを持っています。

以下は標準機能として連携できる外部ツールの一覧です。

カテゴリ ツール名
グループウェア Google Workspace
Microsoft 365
Garoon
チャットツール Slack
Chatwork
Microsoft Teams
LINE WORKS
請求・会計管理 Money Forward クラウド請求書
クラウド会計
freee
名刺管理 Sansan
マーケティング Marketo
BIツール Tableau
Microsoft Power BI
MotionBoard
Sisense
Amazon QuickSight
DOMO
Google Data Portal
CTIツール Pickupon
Call Connect

見込み管理〜社内コラボレーションまで、業務フロー全体をカバーできるよう国内メジャーなクラウドツールと連携ができるようになっています。

さらに、標準連携機能にないツールでも、MazricaはWorkatoのようなiPaaS(integration platform as a service)ツールに対応しているため、MazricaとiPaaSを組み合わせることで、オンプレミスも含めた様々なツールとの連携ワークフローを構築することが可能です。

Mazrica Salesの外部ツール連携機能を活用することで、営業活動の効率化と情報共有のスムーズ化を実現し、チーム全体の生産性を向上させることができます。

関連記事:Mazrica Salesと連携できる外部サービス10選

【費用】

  • Starter:月額27,500円~
  • Growth:月額110,000円~
  • Enterprise:月額330,000円~

▶︎Mazrica Salesの料金詳細はこちら

Mazrica Sales
製品サイト:https://product-senses.mazrica.com/

▶▶Mazrica Salesの概要や導入メリットについてはこちら!

Sales Cloud

【製品概要】
Sales Cloudは、Salesforceが提供するクラウドベースの営業支援システム(SFA)です。Salesforceは、世界中の多くの企業で利用されており、高いカスタマイズ性と豊富な機能で知られています。Sales Cloudは、リードの管理、商談の追跡、顧客とのコミュニケーション管理など、営業活動全般をサポートします。

【特徴】

  • 高度なカスタマイズ機能
    Sales Cloudは、企業のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできます。ワークフローの自動化や、独自の営業プロセスの構築が可能です。
  • 豊富な統合機能
    Sales Cloudは、多数の外部ツールと統合できます。メール、カレンダー、チャットツールなどと連携し、情報の一元管理が可能です。
  • AI機能
    SalesforceのAI機能であるEinsteinを活用し、商談の予測分析や顧客の行動予測を行うことで、より効果的な営業戦略を立案できます。

【費用】

  • Starter:月額3,000円/ユーザー
  • Professional:月額9,600円/ユーザー
  • Enterprise:月額19,800円/ユーザー
  • Unlimited:月額39,600円/ユーザー
  • Einstein 1 Sales:月額60,000円/ユーザー

Sales Cloud
製品サイト:https://www.salesforce.com/jp/sales/

関連記事:Salesforce(セールスフォース)は役に立たない?評判・口コミ・料金を紹介

Hubspot CRM

【製品概要】
HubSpot CRMは、HubSpotが提供する無料で利用できる顧客管理システム(CRM)です。中小企業から大企業まで幅広く利用されており、営業、マーケティング、カスタマーサービスを一元管理できるツールとして知られています。シンプルなユーザーインターフェースと直感的な操作性が強みの一つです。

【特徴】

  • 無料で利用可能
    HubSpot CRMは個人や小規模チーム向けに無料プランを提供しており、基本的な顧客管理機能をコストをかけずに利用できます。有料プランにアップグレードすると、さらに高度な機能を利用できます。
  • 統合されたマーケティング機能
    HubSpotのマーケティングツールとシームレスに連携でき、リードジェネレーションから顧客管理まで一貫して管理が可能です。マーケティングオートメーションやメールキャンペーンも容易に実行可能です。
  • 簡単なワークフローの作成
    HubSpot CRMは、ユーザーが簡単にワークフローを作成できる機能を提供しています。これにより、リードナーチャリングの自動化やメール通知の送信、タスク作成などが可能になり、営業パーソンの手間を大幅に軽減します。
  • 包括的なレポート機能
    豊富なレポート機能を活用して、営業活動のパフォーマンスを詳細に分析できます。ダッシュボードでリアルタイムのデータを確認し、戦略的な意思決定をサポートします。

【費用】
個人〜小規模チーム向け

  • 無料
  • Marketing Hub Starter:1,800円〜/月
  • Marketing Hub Professional:96,000円〜/月

企業単位〜大規模企業向け

  • Marketing Hub Professional:96,000円〜/月
  • Marketing Hub Enterprise:432,000円〜/月

HubSpot CRM
製品サイト:https://www.hubspot.jp/

関連記事:HubSpotは使いづらい?CRMとしての評判・口コミ・料金を徹底解説

Zoho CRM

【製品概要】
Zoho CRMは、Zoho Corporationが提供するクラウドベースの顧客管理システム(CRM)です。2005年のリリース以来、世界中で25万社以上の企業に利用されており、営業、マーケティング、カスタマーサポートなどのあらゆる顧客関連業務を一元管理できます。中小企業から大企業まで幅広く対応できる柔軟性と、豊富なカスタマイズオプションが特徴です。

【特徴】

  • 多機能なプラットフォーム
    Zoho CRMは、リード管理、商談管理、顧客サポート、マーケティングオートメーションなど、多岐にわたる機能を提供しています。これにより、営業活動を包括的に管理することができます。
  • カスタマイズ性
    ユーザーのニーズに応じて、ダッシュボードやレポート、ワークフローをカスタマイズできます。自社のビジネスプロセスに最適なCRM環境を構築することが可能です。
  • ワークフロー機能
    Zoho CRMのワークフロー機能は、営業プロセスの自動化を強力にサポートします。特定の条件に基づいて、タスクの自動割り当てやメール通知、フィールドの更新などを設定でき、日々の業務を効率化します。
  • シームレスな連携
    Zoho CRMは、他のZoho製品や外部ツールとの連携が容易です。これにより、業務プロセスを統合し、効率的なデータ管理が実現します。

【費用】

  • スタンダード:月額1,680円/ユーザー
  • プロフェッショナル:月額2,760円/ユーザー
  • エンタープライズ:月額4,800円/ユーザー
  • アルティメット:月額6,240円/ユーザー

Zoho CRM
製品サイト:https://www.zoho.com/jp/crm/

関連記事:Zoho CRMとは?評判・口コミと企業の向き不向きを徹底比較!

eセールスマネージャーRemix Cloud

【製品概要】
eセールスマネージャーRemix Cloudは、ソフトブレーン株式会社が提供するクラウドベースの営業支援システム(SFA)です。営業活動の効率化と生産性向上を目的とし、日本国内を中心に5,500社、185業種以上の企業に導入されています。

【特徴】

  • 簡単なUIでシンプルな操作性
    eセールスマネージャーRemix Cloudは、初心者でも簡単に操作できる直感的なインターフェースを提供しています。これにより、短期間で運用に慣れることができます。
  • ワークフロー自動化
    ワークフローの自動化機能を提供しており、定型業務の自動化により営業パーソンの負担を軽減します。
  • 手厚いサポート体制
    サポートデスクの対応や専任の活用アドバイザー、オンライン研修など、一貫したサポートを提供しています。これにより、初心者でも安心してシステムを利用することができます。

【費用】
※利用人数31名以上

  • スタンダード:月額11,000円/ユーザー
  • ナレッジシェア:月額6,000円/ユーザー
  • スケジュールシェア:月額3,000円/ユーザー

eセールスマネージャーRemix Cloud
製品サイト:https://www.e-sales.jp/

関連記事:eセールスマネージャーとは?評判・口コミ・料金を詳しく解説

GENIEE SFA/CRM

【製品概要】
GENIEE SFA/CRMとは、株式会社ジーニーが提供する国産のSFAおよびCRM(顧客管理システム)です。「低価格・多機能」を強みとしており、月額34,800円から利用可能です。親しみやすいシンプルな画面が特徴のシステムで、データの入力や分析の操作が直感的にできます。

商談情報や顧客情報の管理だけでなく、営業力向上や生産性向上、ノウハウの蓄積・共有など、さまざまな営業課題を解決するSFAです。

【特徴】

  • 低価格で多機能
    GENIEE SFA/CRMは、リーズナブルな価格でありながら、リード管理、商談管理、見積作成、レポート機能など多岐にわたる機能を提供しています。これにより、コストパフォーマンスに優れた営業支援システムを利用できます。
  • 親しみやすいシンプルな画面
    ユーザーフレンドリーなインターフェースを採用しており、初めて利用するユーザーでも簡単に操作できます。直感的に使えるデザインで、導入後すぐに運用を開始することができます。
  • 外部サービスとの連携機能
    連携できる外部サービスは8種以上。Gmailやスラックなどのコミュニケーションツールと連携することで、入力や報告を自動化できます。さらに、帳票作成機能や基幹システムと連携することで、営業活動の効率化を実現できます。
  • 強固なシステム基盤
    世界トップクラスのクラウド環境であるAWSを採用。また、プライバシーマークの取得や大手通信会社サービスを問題なく運用させるセキュリティノウハウにより、大切な顧客情報を安心して蓄積できます。

【費用】

  • スタンダードプラン:月額34,800円/10ユーザー分
  • プロプラン:月額54,800円/10ユーザー分
  • エンタープライズプラン:月額98,000円/10ユーザー分

※追加オプション有り:メール配信機能、AIアシスタント機能など

GENIEE SFA/CRM
製品サイト:https://chikyu.net/

関連記事:GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)の評判・口コミ・向き不向き|導入前に知っておきたいポイント

グループウェア連携ができるSFAの選び方

SFA(営業支援システム)は製品によって提供される機能や特徴が異なるため、選定時には自社の課題や目的に合ったものを選ぶことが重要です。ここでは、SFAを選ぶ際に注目すべき3つのポイントを詳しく解説します。

関連記事:SFAの選び方|失敗しない営業支援システム導入のポイント

入力しやすいUI/UXか

SFAを現場で定着させるためには、営業担当者が ストレスなく使える操作性 が重要です。シンプルで直感的なデザイン、スムーズに入力できるフォーム、分かりやすいナビゲーションが備わったツールを選ぶことで、活用率が大幅に向上します。

実際に、弊社が実施した SFA/CRMの利用実態と活用課題に関する調査 でも、多くの企業が 「入力のしにくさ」 を課題に感じていることが明らかになりました。

具体的には、SFA/CRMの利用課題として、

  • 43.6%の企業が「情報の入力・更新が複雑」 と回答
  • 40.6%の企業が「営業メンバーが情報を入力しない」 課題を抱えている

このように、多くの営業組織が SFAの入力作業そのものがハードルになっている ことがわかります。SFAを最大限に活用するためには、誰でも簡単に操作できるシステムを選ぶことが不可欠です。

自社の営業プロセスに合った設計か

SFAは、自社の商習慣や営業フローに合ったものでなければ、真価を発揮できません。たとえば、営業ステージの進行管理、リード情報の追跡、顧客情報の分類など、自社独自の業務プロセスに対応できるカスタマイズ性のある製品を選ぶことがポイントです。

また、特定の業界に特化したSFAやテンプレートを提供している製品も選択肢に入れると良いでしょう。自社の営業チームの特性を把握し、それに合った機能を持つSFAを選定することで、運用開始後のスムーズな導入が期待できます。

信頼できるサポート体制か

FAの導入には専門的な知識やノウハウが必要です。そのため、充実したサポート体制を持つ製品を選ぶことが重要です。初めて導入する場合や、大規模な営業チームでの運用を想定している場合は特に注意が必要です。

相談窓口やQ&A、研修、トレーニングなど、サポート体制が十分に整っているか、予めしっかりと確認しておきましょう。

まとめ

SFAの導入は、営業活動の効率化と生産性向上に大いに役立ちます。また、グループウェアと連携することでより一層業務を円滑に進めることができます。

今回は6つのSFAをご紹介しましたが、それぞれ被っている機能もあれば、独自の機能やサポート体制があります。自社の課題や目的に合ったSFAを導入しましょう。

以下の資料では、40以上のSFA/CRMをチャート上で比較検討することができます。
製品が多すぎて何を導入すれば良いかわからない方は、ぜひダウンロードしてみてください。

SFA/CRM分類チャート 4つのタイプ

【2024年最新版】実はSFA/CRM(営業支援ツール)は国内だけでも、40種類以上の製品があります。その中から自社にとって最適なツールを予算内で探してくるのはとても大変ですよね… このebookでは、SFAを特徴から4つのタイプに分類し、それぞれがどんな企業にマッチするかについて解説しています。

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投稿者プロフィール

静 理絵
静 理絵

ITベンチャー企業にて、インサイドセールス・マーケティング組織の立ち上げを経験。その後はSaaSのマーケターとしてコンテンツ作成や記事制作、ウェビナー・カンファレンスの企画、クリエイティブ制作などを約4年間経験。現在はBtoBマーケターとしてCRM領域を担当し、メールマーケティングやコンテンツ制作に注力中。

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