「社内情報を一か所で管理できていない」、「どの情報がどこにあるかわからない」という課題で困っていませんか?顧客情報を活用したくても、すぐにデータにたどり着けなければ販売チャンスを逃してしまうかもしれません。
本記事では、効果的な営業/マーケティング活動を行うための第一歩として、顧客データを一元管理することの重要性と、クラウド型営業支援ツールのMazrica Salesによって顧客データを一元管理する方法、具体的な企業事例についてご紹介していきます。
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この記事の内容
顧客データを一元管理するメリットとは?
それでは、顧客データを一元管理することで、具体的に現場にどのようなメリットが得られるのでしょうか。
属人化を防げる
顧客データを一か所に集約して管理すると、特定の担当者ばかりが情報を握っていたり、情報共有が適切に行われないといった属人化状況を防ぐことが可能です。
情報が蓄積される場所が明確になるため、メンバーと急に連絡が取れない場合や引継ぎの際にも、トラブルなく対応できます。
組織内でのノウハウの共有や、一貫した顧客対応の実施にも役立ちます。
必要な情報をすぐに取り出せる
社内の顧客情報をデータベース化して一元管理することで、バラバラな情報を必死にかき集める必要がなくなります。
プロジェクトごとに逐一情報シートを作り直したり、データを移し替えたりすると、当然業務の手間・工数が増え入力ミスやデータの重複、これによる修正作業の負担増加などに繋がってしまうことも。
しかし、顧客データがシステム内で一元管理できていれば、「直近◯ヶ月の購入者」「〜チャネルから流入した顧客」など、膨大なデータの中から必要な情報を簡単にソートして取り出すことができるようになります。
情報共有を円滑化できる
例えば、本社内以外の店舗や拠点にいる担当者と情報共有を行いたい場合でも、同一システムを使っていると、各拠点から同時にデータを利用することができるため、情報共有の円滑化に繋がります。
入力された情報はリアルタイムでシステムに反映されるため、全てのメンバーがストレスなく編集・保存を行うことができ、迅速な情報伝達も実現可能です。
蓄積した情報資産を効果的に活用できる
顧客データはただ管理するだけでなく、「情報資産」として蓄積させることができます。
情報資産は、蓄積され続けるほど価値が高まり、営業パーソンがスキルを伸ばし企業がさらなる業績をあげるための武器となります。
そしてCRMツールに蓄積した情報資産は、システム内での分析・レポート化などによって有効活用し、より最適なマーケティング施策の実行につなげることができるのです。
顧客データの一元管理を可能にするMazrica Salesの機能
顧客データの管理ができるCRMは様々ありますが、当社が開発・提供している「Mazrica Sales」はマーケティング・セールスプロセスをスムーズに連携できる機能が充実したSFA/CRMです。
ここからは、Mazrica Salesがどのようにして顧客データを一元管理することができるのかを、便利な機能とともに紹介していきます。
SFAに関する紹介記事はこちら:
案件やアクションに紐づいた顧客データを一元管理
Mazrica Salesは、顧客の企業情報と個人情報(担当者情報)のどちらも管理することができます。
顧客の個人情報は、「コンタクト」基本項目として「取引先名」「名前」「部署」「役職」「メールアドレス」「電話番号」「携帯電話番号」「メモ」といった情報を保管できます。
上記以外の情報も、コンタクト詳細情報として自由に管理することが可能。
こうしたコンタクト情報は、コンタクト情報、案件、アクティビティごとに簡単に確認・更新できます。
さらに、商談履歴や営業アクション、購入履歴などの情報も顧客に紐づけて管理できるため、より顧客ニーズに合致した最適な施策ができるのです。
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重複データを抽出する名寄せ機能
企業が扱うデータの中には、表記揺れなどによって重複したデータが登録されてしまっている場合があります。これを放置しておくと、顧客に重複してDMや電話をしてしまうミスに繋がり、顧客からの印象を下げてしまう可能性があります。
Mazricaのツールは、AIによる「名寄せ」機能で表記揺れやデータの重複を自動で防ぐことが可能です。
「名寄せ」とは、複数のデータベースのなかから、氏名・住所・電話番号などの情報を手がかりにして、同じ人物や同じ企業のデータを1つにまとめる作業のことです。
Mazrica Salesの名寄せ機能は、AIが重複可能性のあるデータを提示してユーザーによる統合を促し、データが過不足なく揃うように手助けしてくれます。
スムーズで正確な顧客データ管理を行うために、この名寄せ機能は欠かせません。
顧客との関係性を強化するMazrica Marketingの機能
Mazrica Salesには、名寄せ機能以外にも、マーケティング施策を効率化させる機能が豊富です。
Mazrica Marketingには、WEBフォームの作成や顧客アクセスログの解析、顧客へのメール配信などのマーケティング機能があります。
直観的な操作でユニークなWebフォームを作成でき、収集データは入力コストなしで自動でMazrica Salesに紐付き、蓄積することができます。
Webアクセス解析では、顧客がCookieを許可した時点から閲覧履歴や行動履歴、閲覧時間等を自動収集。
また、メールの作成・配信はMazrica Salesの顧客情報リストからのドラッグアンドドロップで簡単に行うことができ、さらに開封・クリック率や配信停止状況を一覧表示できるため、効率的なアポイント取得につながります。
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外部ツールとの連携で顧客管理の手間を大幅削減
Mazrica Salesは、GoogleカレンダーやGmail、Office 365をはじめ様々な外部ツールと連携し、カレンダーやメールの送信内容を自動で同期させることができます。
取引先の担当者と過去とのやりとりを時系列で保存・確認することができるため、担当者が変わっても簡単に引継ぎ時に支障はなく、営業チャンスを逃すこともありません。
また、名刺管理ツールSansanと自動連携させると、入力コストなしに顧客データをMazrica Sales上に集約することが可能です。
メモや名刺の写真、スクリーンショットの画像から、文字データを取り込むOCR機能によって、ボタン一つで最新の顧客状況や案件情報を得ることができるようになります。
移動中や外出先でも情報を確認できるマルチデバイス体制
Mazrica Salesは、マルチデバイスに対応しているので、iphoneやAndroid(アンドロイド)端末などのアプリを通して、移動中や外出中でも手軽に情報の確認・入力が可能です。
ヒアリング前のちょっとした確認や、ヒアリング後の情報入力も、アプリ一つで完結。
また、Mazrica Salesに登録している顧客の電話番号やメールアドレスは、アプリから検索してそのまま通話やメールをすることができます。
さらに、モバイルのカメラ機能で名詞をスキャンするだけで、Mazrica Salesにコンタクト情報を登録することもできるのです。
関連記事:スマホ活用で変わるSFAによる営業生産性|モバイル対応SFA10選
Mazrica Salesを導入して顧客データの一元管理、コスト削減に成功した企業事例【Spready株式会社】
Spready株式会社は、Social Capital(人の”つながり”資産)の可視化をコンセプトに、インターネットサービスの企画・開発および運営を手がけている会社です。
同社は、企業からのニーズに対して、スプレッダーと呼ばれる個人のユーザーが、条件にマッチする友人を企業に紹介する仕組みを持つビジネスSNSツール、spready(スプレディ)をリリースしています。
【Spready株式会社の企業情報】
業種:ITサービス
従業員数:10名以下
営業タイプ:BtoB
課題:営業情報の属人化 既存SFAからの乗り換え
営業部が抱えていた課題とは?
同社が提供するツール「Spready」はエンタープライズ領域の顧客をターゲットにしているため、粘着性のある営業活動が必要でした。
しかし、担当との信頼関係を重視するほど、進捗状況の管理は属人的になってしまうため、営業部には情報を透明化したいという思いがありました。
そんな中、同社は新たにクラウド型の企業名簿である「Profiee Teams(プロフィーチームス)」をリリース。
既存サービスとは異なるターゲット設定が必要となるため、メールを休眠顧客に一斉配信しての掘り起こしや、リード(見込み客)の判別ができるツールを導入することが急務になりました。
「当時使用していた外資系ツールはカスタマイズの難易度が非常に高く、苦労するのが目に見えていました。ツール専任の担当者をアサインする必要もあり、コストパフォーマンスが合わないと感じていました。そんな時に紹介されたのが、Mazrica Salesだったんです。」(同社代表取締役の佐古氏)
なぜMazrica Salesを選んだのか?
既存SFAから乗り換えるため、複数社と比較検討を行ったうえで、Mazrica Salesの導入を決めた要因は「コストメリットの大きさ」そして「設計の容易さ」だったそうです。
「Mazrica Salesを導入することで、まず従来のコストを半分以下に抑えることができました。操作も非常に楽で、誰でも簡単にカスタマイズができます。」
「営業活動のプロセス設計も、容易におこなえます。スタートアップでありながら複数の商品を扱う当社にとっては、Mazrica Salesはまさにうってつけのツールだったんです。」
Mazrica Sales導入による効果と今後の展望
同社はMazrica Sales導入からわずか数ヶ月で、顧客データを全てMazrica Salesで一元管理する体制を構築できたといいます。
「売上金額なども案件情報に登録し、売上管理もMazrica Sales内で行っています。
顧客活動で得られた情報は全てMazrica Salesに入っているので、当初から意識していた『情報の透明性』については十分に担保できていると思っています。
社内で何か質問された際にも『顧客情報は全部Mazrica Salesに入ってるから、聞く前にまずはMazrica Salesを確認してみて!』って言えちゃうぐらいです。」(同社代表取締役の佐古氏)
また、受注後のサービス提供でLTVを伸ばす、というビジネスモデルをしている同社の主力商品『Spready』。
こちらは受注までのプロセス管理に加えて、受注後の顧客管理が特に重要だったのですが、この課題については、Mazrica Salesの案件ボードの活用によって解決できました。
Mazrica Salesの案件ボードは、営業案件をカード形式で表示することで、直感的に状況が把握できます。この案件ボードを複数枚使い分けることにより、商品ごとや受注前後など、異なるプロセスを管理することが可能となります。
同社では、5枚ほどの案件ボードを作成し、『Spready』の受注前・受注後、昨年リリースした『Profiee Teams』のプロセス管理、さらには社内タスクの進捗管理などを全て同時に遂行することができています。
同社は、Mazrica Salesの機能については満足しており、顧客データはMazrica Salesで十分管理できているからこそ、今後の展望としてはマーケティング部門の成長に一層注力していきたいと話していました。
さらに、組織が大きくなるにつれて、データの権限周りもより整理していく必要があるので、Mazrica Salesの『権限設定』機能も柔軟に活用していきたい、と語っていただきました。
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終わりに
SFA/CRMツールMazrica Salesが、どのように顧客データを一元管理し、業務効率化やコスト削減にに貢献するのかについて紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか?
管理上のトラブルやミスの軽減や、作業工数削減など、顧客データを一元管理することによるメリットは非常に重要なものです。
顧客データの一元管理で、効率的で効果的な営業/マーケティング活動を始めませんか?
Mazrica Salesについてもっとよく知りたいという方は、こちらのプロダクトサイトや、デモ動画で詳細情報をご覧ください。
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