「CRMというワードは聞いたことがあるけれど、いまいちよく分かっていない」方も多いのではないでしょうか?
また、「CRMを導入したいけど、ツールの種類がたくさんありすぎて、それぞれの特徴や自社に合ったものがわからない…」方もいるはずです。
今では、CRMとSFA(営業支援ツール)の両方の要素を併せ持つツール(SFA/CRM)も存在します。
そこで今回は14の主要CRMツールを比較・紹介していきます。
※最初に検討しておきたい主要な8つのCRMツールについて、特徴や機能をまとめましたので資料をダウンロードしてご覧ください。
この記事の内容
CRMツールとは?
CRMツールとは(Customer Relationship Management)ツール、つまり「顧客関係管理を行うためのツール」を意味します。
顧客との関係構築をするには、あらゆる方法が考えられますが、CRMツールを活用することで顧客の個人情報を管理しながら、営業・マーケティングプロセスのどの段階にいるのか、購入履歴、問い合わせ履歴などに合わせた施策が可能になります。
関連記事:CRMとは?導入メリット・機能や選び方とツールも紹介
CRMツールが必要な理由
では、なぜCRMツールの導入が多くの企業にとって必要なのでしょうか?
顧客情報管理を効率化できるから
顧客情報の管理は、企業にとって重要な課題です。従来の方法では、Excelやスプレッドシートなどの複数のツールを使用することで、情報の入力や転記に手間がかかり、情報が分散してしまう問題がありました。
CRMツールでは、顧客情報を一度入力するだけで済み、転記の手間がかかりません。さらに、1つのシステムで顧客情報を一元的に管理できるため、必要な情報にすばやくアクセスできます。CRMツールは顧客情報の効率的な管理を実現し、業務の生産性向上に貢献します。
データに基づいた分析が必要だから
顧客行動の多様化に伴い、近年の営業活動では、データ分析から顧客のニーズを汲み取ることの重要性が増しています。
CRMツールを活用することで、手元に蓄積する顧客情報を利活用し、データに基づいたデータ分析を簡単に行えるようになります。ツールによっては、自動で様々な分析を行なってくれるものもあり、営業の効率化に役立てることができます。
CRMとSFAの違い
SFA(Sales Force Automation)は、営業活動の進捗管理に特化したツールです。見込み顧客の反応や案件管理、過去の商談履歴の分析などを通じて、適切な営業アプローチ方法を見出すことができます。
一方で、CRM(Customer Relationship Management)は顧客データと商談・受注データを連携させることで、営業活動における情報共有の迅速化や、データ分析による最適な営業戦略の立案を支援します。
そのため、両者の機能を組み合わせたツールも多く存在しています。 SFAとCRMはいずれも顧客獲得と営業活動の効率化を目指していますが、それぞれ得意分野が異なります。
SFAは営業担当者に焦点を当て、見込み顧客への営業を通じた新規顧客獲得に長けています。一方、CRMは顧客中心のシステムであり、見込み顧客の発掘や既存顧客との良好な関係構築に強みがあります。
自社のニーズに応じてSFAとCRMの適切な組み合わせを検討することで、より効果的な顧客獲得と営業活動の最適化を実現できます。
関連記事:CRMとSFAの違いとは?機能・役割の比較と選び方を解説
CRMとMAの違い
MA(Marketing Automation)は、「マーケティング施策に関わる業務を自動化し、マーケティング活動を効率化する」ためのツールです。
MAを活用することで、見込み顧客(リード)獲得のためのフォームやLPの作成、効率的なメール配信、見込み顧客の行動トラッキングやスコアリングなどが可能になります。
MAはリードの獲得・育成などマーケティング・セールスプロセスの前段階を担っているのに対し、CRMは顧客との関係性に焦点を当てているので受注獲得や受注後のプロセスを主な目的としています。
そのため MAは主にマーケティング部門、CRMは主にインサイドセールス部門・営業部門・カスタマーサクセス部門など幅広く利用されています。
関連記事:CRMとMAの違いとは?特徴やメリット、最適なツールの選び方を解説
CRMツールの主要機能
次に、CRMツールの機能についてできることと併せて具体的に解説します。
顧客情報管理
顧客の性別・年齢・地域などの属性、購入履歴(購入した日付・商品・金額など)、営業活動履歴(商談履歴・対応履歴など)、お問い合わせ履歴などを、顧客に紐づいて管理します。
単に顧客のデータベースとして利用するだけでなく、「どの属性にどのタイミングでどの商品が多く購入されているのか」などの分析に役立てたり、案件の進捗状況や対応状況をチェックしてアドバイスや対応漏れへの指示が可能です。
顧客分析
CRMに蓄積された顧客情報を元に、様々な分析ができる機能です。 自社の顧客の属性や購買履歴などを分析し、顧客についての理解を深めることができます。
新規開拓のために見込み客層を分析したり、掘り起こしのために過去に取引があったものの現在は取引がない休眠顧客層を分析することも可能です。
関連記事:顧客分析とは?5つのフレームワークや分析に有用なツールを解説
メール配信
CRMツールのメール配信機能では、顧客をセグメントし、キャンペーンや有益な情報をメールで一括配信できます。
さらに、開封率を分析することでメール開封に繋がる時間帯やタイトルなどを把握したり、購入実績と多角的に分析することにより購買に繋がる件名やキャンペーン内容を検証したりすることが可能です。
関連記事:CRMでメールマーケティング(メルマガ配信)を効率化する方法とは?
外部システムとの連携
CRMシステムに現在使っている他のツールを連携させることで、二重入力などの手間を削減できます。
Gmailや各SNSなどと連携するツールや製品もあるので、より効率性を高めながら売上拡大が期待できます。
CRMツールの種類
CRMツールは、対象企業規模や搭載機能などに応じて複数のタイプに分類できます。ここでは、それぞれのタイプのCRMを分類して解説します。
SFA機能搭載のCRM
SFAが搭載されたCRMでは、営業プロセス全体を一貫して管理できることが強みです。
単に商談から受注までの営業活動をサポートするだけでなく、顧客との継続的な関係構築やリピート率向上にも貢献できます。複数のツールを別々に導入するよりも、データの連携が容易になり、コスト面でも管理面でも大きなメリットがあります。
関連記事:SFAとは?CRM・MAとの違いや選び方と営業の成功事例まで解説
MAなどその他機能を搭載したCRM
CRMツールには、MAや名刺管理などを搭載していたり、他のツールと連携が可能なものもあります。中にはCRMツールとして売り出されていないものもありますが、CRMツールと遜色ない機能を有しているシステムも多くあります。
関連記事:MA(マーケティングオートメーション)とは?意味や導入メリット・おすすめのツールを紹介
大企業・グローバル企業向けCRM
世界的に利用されている有名なCRMツールもあります。いずれも多言語・多様な営業管理方法に対応可能であり、
高機能なものが多いのが特徴です。 その代わりに導入コストや運用コストも高く、社内に専任の担当者を配置しなくてはならない場合も少なくありません。 「グローバルで統一したCRMツールを使いたい」場合にはおすすめです。
関連記事:大企業・大手企業向けSFAおすすめ7選!選び方とツールの評判を解説
CRMツール導入のメリット・デメリット
次に、CRMツールを導入することによるメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
CRMツールを導入するメリット
まず、CRMツールを導入するメリットから解説します。
データドリブンなマーケティング・営業活動が可能になる
CRMツールを導入することで、データに基づいたアクションが取れるようになります。各部署が蓄積した顧客情報や営業活動の履歴を元にして、顧客に対して最適なアプローチを考案することが可能です。
例えば、顧客の購買履歴から、リピート購入やアップセルのタイミングの法則を導き出し、適切なタイミングでアプローチやマーケティング施策を打ち出すことも可能です。
顧客満足度を高めることができる
CRMシステムを活用して営業担当者が収集した顧客の悩みや要望などの情報を社内で共有することで、顧客対応が大幅に改善されます。
過去の類似事例や会話履歴なども参照できるため、適切な対応が可能になります。 顧客一人ひとりの状況に応じた提案や対応を行うことで、顧客満足度の向上が期待できます。
顧客満足度が高まれば、リピート率も上昇し、LTV(Life Time Value)を向上させることも可能です。 CRMツール導入のメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
関連記事:CRM戦略とは?導入のメリットと戦略立案のための5ステップ
CRMツールを導入するデメリット
CRMツールの目的は、顧客との良好な関係性を長期的に築くことにあります。しかし、性質上、導入直後から顕著な効果が表れるわけではありません。
一方で、時間をかけて顧客データを体系的に蓄積し、営業、カスタマーサポート、マーケティングなど様々な部門で顧客情報を横断的に共有・活用することで、徐々に顧客満足度の向上が実現できます。
CRMの恩恵を受けるためには、全社を挙げて前向きにシステムを活用し、データベースの充実を図っていく姿勢が不可欠です。
社内でCRMの効果的な運用を推進できれば、やがては導入の目的が達成され、高い顧客ロイヤルティーの確保に繋がるはずです。
CRMツール比較表
案件 顧客 行動管理 |
日報 管理 |
予定 管理 |
名刺 管理 |
データ分析 レポート |
モバイル アプリ |
|
---|---|---|---|---|---|---|
Mazrica Sales | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
eセールス マネージャー Remix CLOUD |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
GENIEE SFA/CRM | ◯ | – | ◯ | – | ◯ | – |
Zoho CRM |
◯ | ◯ | ◯ | 要連携 | ◯ | ◯ |
Kintone | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
HubSpot Sales Hub |
◯ | – | – | – | ◯ | ◯ |
Knowledge
|
◯ | ◯ | ◯ |
要連携 |
◯ | ◯ |
Sales Force Assistant |
◯ | – | – | ◯ | – | ◯ |
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CRMツールを選ぶ際のポイント
これまで解説した通り、CRMツールには様々な種類が存在します。そこで、CRMツールを選定する際に意識すべきポイントをいくつか解説します。
目的を明確にする
まず自社の抱える課題や達成したい目標を明確にすることが重要です。具体的な課題が特定できれば、解決に最適なツールを的確に選ぶことができます。
例えば、「営業担当者間での顧客情報の共有が不十分」などの課題があれば、営業支援機能(SFA)を備えたCRMツールが最適解になるでしょう。
一方、「顧客データの一元管理ができておらず、潜在顧客の掘り起こしが難しい」のであれば、名刺管理機能を搭載したCRMがニーズに合っている可能性が高くなります。
機能が過剰に多いCRMツールを導入しても、活用が進まずコストだけが嵩んでしまうリスクがあります。そのため、事前に自社に必要な機能要件を洗い出し、要件に見合ったツールを選ぶことをおすすめします。
外部システムと連携が可能か
CRMツールには、他のビジネスツールやクラウドサービスと連携できるものがあります。外部連携機能を活用することで、作業効率の大幅な改善が期待できます。
例えば、Gmail・Outlookや各種カレンダーアプリと連携できるCRMでは、メール内容の自動取り込みや商談スケジュールの自動同期など、煩雑な手作業入力が不要になります。
このようにCRMとの連携によって営業担当者の業務負荷が大きく軽減されます。 また、SFA(営業支援システム)やMA(マーケティングオートメーション)ツールとCRMを連携させれば、営業・マーケティング部門間での顧客データの共有が容易になります。
これにより、営業案件の受注に至るまでのあらゆるフェーズで一貫した顧客対応が可能となり、業務プロセス全体の効率化が図れます。
関連記事:CRMのデータ連携とは?メリットと営業・マーケ連携を円滑にする方法
ランニングコストを含んだ価格
CRMツールの導入を検討する際は、料金プランの基本額だけでなく、初期費用やサポートコストなどの付加費用にも目を向ける必要があります。
安価な基本料金に惹かれて導入を決めても、実際にはオプション費用などが加算されて思いがけず高額になってしまう可能性があるのです。
費用に関しては、導入時の一時金だけでなく、長期的な運用コストまでをトータルで見積もり、導入の是非を慎重に判断しましょう。 また、無料トライアル期間を活用して、実際に操作してみて機能の有無を確認するなどして、余計な機能を契約することのないよう注意を払う必要があります。
CRMの本当の効果は、システムを継続的に活用していくことで発揮されます。そのため、単年度の予算だけでなく、中長期的な視点に立って利用コストを見積もり、適切な予算計画を立てることが重要です。
SFA機能を搭載したおすすめCRMツール
ここからは、おすすめのCRMツールを紹介します。まずは、SFA機能を搭載したCRMツールからです。
Mazrica Sales|誰でも使えて、誰でも成果を出せるSFA/CRM
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【製品概要】
弊社が開発・提供しているMazrica Salesは、これまでCRM・SFAを導入した企業が感じていた「定着しない」「上手く使いこなせない」などの課題を解決すべく開発されたクラウド営業支援ツール(SFA/CRM)です。
多くの営業組織が抱える「営業の属人化」の問題を解消するためには、SFA/CRMの導入だけではなく、現場がSFA/CRMを使ってくれることが必要です。
そのため、Mazrica Salesは誰でも直感的に使いこなせる画面や現場の営業活動を効率化させる機能などに特徴があり、従来のSFA/CRMと現場への定着率が圧倒的に異なります。
【費用・料金】
- 初期費用:無料
- Starterプラン:月額27,500円から
※5人のユーザーを含む
※追加ユーザーあたり月額5,500円 - Growthプラン:月額110,000円から
※10人のユーザーを含む
※追加ユーザーあたり月額11,000円
【特徴】
- Google Workspace(旧G Suite)、Microsoft365(旧Office365)などのメール、カレンダー連携により入力負荷の軽減
- 直感的に営業の状況を把握できる案件管理画面
- 営業のボトルネックを分析できるレポートやAIによるネクストアクションのレコメンドなど、データの蓄積から営業の分析・改善までをカバー
▶▶【無料ダウンロード】SFA/CRM『Mazrica Sales』導入で得られる14のメリットとは?
【モバイルアプリ】
あり
【活用事例】
業種:広告、マーケティング
従業員規模:50~100名
【導入効果】
Mazrica Sales の導入・活用により、以下のように営業現場で実際に活用しているユーザーが「売上向上」や「工数削減」を実現しています。
- 1人あたりの「売上アップ率」:+39.6%
- 1人あたりの「工数削減率」:-30.0%
ナイル株式会社様
営業担当者ひとりひとりが個別で営業活動をしている、いわゆる超属人的な営業組織でした。
ナレッジが溜まっていかない、分析できない、PDCAが回せないなどの現状を脱し、新しい営業組織を構築したいと思ったのが、CRM導入のきっかけでした。
案件管理や分析などの機能面でデータベース以上の使い方ができるのではないかと思い、口コミを見て使いやすさに期待してMazrica Salesを導入。
一人当たり月に20時間のリソースを削減することに成功し、営業活動や人材育成に費やす時間を確保できるようになりました。
更にリードタイムも1ヵ月も削減することができ、新規問合せの受注率は前期比290%になりました。
▶▶Mazrica Salesの特徴や機能の詳細については、こちらの資料をダウンロードください。
eセールスマネージャーRemix CLOUD
【製品概要】
95%という高い定着率の理由は、日本の営業スタイルに合わせた機能と、導入後のサポート体制にあります。
具体的な機能としては案件管理や商談管理などの営業活動支援機能、顧客に紐づいた履歴や情報の管理のほか、ターゲティングなどのマーケティング機能や、申請や承認のワークフローなど、便利な機能も搭載。
【費用・料金】
- 初期費用:0円〜
- 月額費用:6,000円〜
【特徴】
- 活用支援専任チームが定着をしっかりサポート
- クラウド、オンプレミスを選べる
【モバイルアプリ】
あり
https://www.e-sales.jp/
eセールスマネージャーの口コミ・評判については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:eセールスマネージャーとは?評判・口コミ・料金を詳しく解説
GENIEE SFA/CRM
【製品概要】
顧客との「関係づくり」に必要な顧客管理、商品管理、データ分析などが一体となったマーケティングソフトです。
月々の料金が安いため、「試しに導入してみたい」と考えている会社におすすめです。
【費用・料金】
- 初期費用:要問い合わせ・見積もり
- 1ユーザー月額1,480円〜
【特徴】
- TOP画面はグラフやToDoをカスタマイズして自由に配置することが可能
- チャット機能が付いており、システム上でのコミュニケーションが可能
- 1ユーザー月額1,480円〜始められる
【モバイルアプリ】
なし
【活用事例】
業種:IT・クラウドサービスの開発
従業員規模:22名
https://chikyu.net
関連記事:GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)の評判・口コミ・向き不向き|導入前に知っておきたいポイント
Zoho CRM
【製品概要】
SFAの機能に加えて、メールの一斉送信や広告、イベントの効果測定など、マーケティングオートメーションの機能も充実させたツールです。
幅広い利用シーンがあることに加えて、利用料金が安いことから、全世界で5万社が導入しています。
【費用・料金】
- 初期費用:無料
- 1ユーザー月額2,400円
【特徴】
- G suiteやOutlookなど、さまざまなサービスとの連携で業務を効率化できる
- マルチチャネル活用(メール、電話、ソーシャルメディア、チャット、訪問)
- 多言語対応
▶︎▶︎【無料ダウンロード】自社にぴったりのCRM/SFAが見つかる分類チャートはこちらから
【モバイルアプリ】
あり
【活用事例】
業種:IT・ソフトウェア開発
従業員規模:65名
https://www.zoho.com/jp/crm/
Kintone
【製品概要】
正確にはSFAではありませんが、案件管理や日報、顧客リストといった営業活動をサポートする業務アプリを多数取り揃えており、SFAとしても使うことができます。
また、プラットフォーム上では、Excelからの取り込みやドラッグ&ドロップで、最短3分で簡単にアプリを作成することもできます。
【費用・料金】
- 初期費用:無料
- 1ユーザー月額1,500円〜
【特徴】
- 勤怠管理やワークフローなどSFA以外の用途にも使える
- 初期費用0円で、低コストでの導入が可能
- アクセス権限やユーザー管理、操作を変更前のバージョンに戻せる機能あり
【モバイルアプリ】
あり
【活用事例】
業種:卸売、小売
従業員規模:50名以下
https://kintone.cybozu.co.jp/
kintoneの口コミ・評判については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:kintoneは使えない?評判や口コミ・導入の向き不向きを紹介
HubSpot Sales Hub
【製品概要】
自社に最適なセールスプロセスを構築することができる、オールインワンのプラットフォームです。
同社が提供するユーザー数・ストレージ量無制限、永久無料のCRMと連携することで、さらに業務効率をアップさせることができます。
【費用・料金】
- 初期費用:情報なし
- 月額費用:$0〜
【特徴】
- Eメールやサイトのトラッキング、Eメールの自動送信により、効率的&スピーディーに見込み顧客を開拓できる
- GoogleカレンダーやOffice 365と同期させることで、簡単に予定の調整やミーティングの設定ができる
【モバイルアプリ】
あり
【活用事例】
業界:Web・コンテンツ制作、マーケティング
https://www.hubspot.jp/products/sales
関連記事:HubSpotは使いづらい?CRMとしての評判・口コミ・料金を徹底解説
Knowledge Suite
【製品概要】
使った分だけ課金するという本来のSaaS型に基づいた料金体系で、ユーザー数を気にすることなく(=ユーザー数無制限)利用できます。
名刺CRMと連携すれば名刺情報が自動的に顧客データに入力され、二度手間を省けます。
また、グループウェアでは閲覧権限を自動制御したりログを監視することで、情報漏えいのリスクを軽減させることができます。
【費用・料金】
- 初期費用:無料
- 月額費用:50,000円〜
【特徴】
- 独自グループウェアがついている
- ユーザー数は無制限
- 名刺管理CRMも付いている
【モバイルアプリ】
あり
https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/sfa.html
Knowledge Suiteの口コミ・評判については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:Knowledge Suite(ナレッジスイート)は使いにくい?評判・口コミも紹介!
Sales Force Assistant
【製品概要】
NIコンサルティングが提供する主力製品「Sales Force Assistant」は、新規開拓向けの機能を搭載したもの、ルート営業スタイルに特化したもの、案件営業、ルート営業、リピートサイクル営業の統合型のものなど、計6種類のSFAが存在し、全てのツールに「顧客管理」「日報管理」「工数管理」の機能が付いたSFA/CRMです。
【費用・料金】
- 初期費用:50,000円
- 月額費用:1ユーザー3,500円〜
【特徴】
- AI秘書を使って業務のサポートを実現
- 顧客深耕、顧客創造などのシリーズがあり、自社に合わせたパッケージを利用可能
【モバイルアプリ】
あり
http://www.salesforce-assistant.com/
Sales Force Assistantの口コミ・評判については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:NIコンサルティング(Sales Force Assistant)の評判・口コミ・向き不向きを紹介!
MAなどその他機能を搭載したCRM
次に、MAなどのその他機能を有しているCRMツールを紹介します。
Sansan
【製品概要】
法人向けのクラウド名刺管理サービスで、属人化していた名刺管理を組織規模で一元管理することのできるツールとして、国内で大きなシェアを誇っています。
API連携を活用することで他のクラウドサービスやアプリケーションなどと連携可能です。
【費用・料金】
- 初期費用:ライセンス費用の12ヶ月分
- 月額費用:ライセンス費は1社50,000円〜/社
【特徴】
- 名刺管理に特化したツール
- アプローチ先が分かる組織ツリー機能あり
- 導入企業は6,000社以上の幅広い導入実績
【モバイルアプリ】
あり
https://jp.sansan.com/
Synergy!
【製品概要】
クラウド型顧客管理システム。集客、顧客情報の統合・一元化、クロスチャネル・メッセージング、分析まで、CRMのあらゆる活動を支えるシステムです。
【費用・料金】
- 初期費用:118,000円
- 月額費用:15,000円〜
【特徴】
- CRMに本当に必要な機能だけを厳選
- 国産でサポートも充実
- 必要な機能のみ選べるので、安価に始めることができる
【モバイルアプリ】
なし
https://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/synergy/
CustomerRings
【製品概要】
ECやBtoCサービスの売上げアップに顧客管理から分析・施策まで1つのツールで実施できる製品です。
様々な顧客データを統合し、分析、セグメント、アクション、管理までノーコードで実行。多彩な分析機能を実装しており、深い顧客分析をすぐに始められます。
【費用・料金】
- 初期費用:600,000円
- 月額費用:98,000 円~
【特徴】
- あらゆる顧客データを統合、分析、活用できる
- 数値だけでは捉えきれない顧客1人1人の行動や感情を見える化し、良質な顧客体験提供のアイデア発想を支援
【モバイルアプリ】
あり
https://www.customer-rings.com/
大企業・グローバル企業向けのCRMツール
最後に、大企業やグローバルで展開する企業向けのCRMツールを紹介します。
Sales cloud
【製品概要】
セールスフォース社を代表するCRMツール、Sales Cloud(セールスクラウド)。Salesforce(セールスフォース)とは、世界15万社以上に導入される顧客関係管理 (CRM) ソリューションを提供する米国発の企業です。
自社にあわせてカスタマイズが可能で、特に大企業で導入されているツールです。 非常に高機能かつ運用に専門的な知識が必要であることから、専任の担当者が必要になります。
【費用・料金】
- Starter:3,000円/ユーザ/月 ※10名までの利用
- Professional:9,600円/ユーザ/月
- Enterprise:19,800円/ユーザ/月(最も利用されているプランです)
- Unlimited:39,600円/ユーザ/月
【特徴】
- セキュリティ性が高い
- あらゆる社内データを一元化することが可能
【モバイルアプリ】
https://www.salesforce.com/jp/sales/
Microsoft Dynamics 365
【製品概要】
マイクロソフトのクラウドERPは、世界42カ国42,500社以上、440万人を超えるユーザーに採用されている実績を持つ製品です。
Office365と同じインターフェースで利用でき、商談やメールの情報をCRMに自動取り込み可能。Excelへのデータエクスポートも容易で、レポート作成に適している。段階的な導入が可能なので、初期コストを抑えつつ、ニーズに合わせて機能を拡張できるのが特長です。海外進出企業や外資系企業の導入実績も豊富です。
【費用・料金】
- Sales Professional:月額8,130円
- Sales Enterprise:月額11,880円
- Sales Premium:月額16,880円
【特徴】
- Microsoft製品と連携して使える
- 従業員数10000人以上の企業の導入実績に強み
- 【モバイルアプリ】 なし
https://dynamics.microsoft.com/ja-jp/sales/overview/
Oracle Sales
【製品概要】
Oracle Salesは、顧客情報を管理するための基本機能に加え、ユーザーの行動に応じたスコアリング機能や、過去データを基にした売上予測レポート機能など、営業活動を支援する機能が充実したクラウド型のSFA/CRMです。営業支援に必要となる基本的機能は全て詰まっています。
【費用・料金】
- Professional Edition:月額7,800 円
- Standard Edition:月額12,000 円
- Enterprise Edition:月額24,000 円
【特徴】
- 販売代理店管理が強み
- 業界別テンプレートあり
- シンプルで使い易いインターフェース
【モバイルアプリ】 なし
https://www.oracle.com/jp/cx/sales/
CRMツールと連携におすすめのDSR(デジタルセールスルーム)ツール
デジタルセールスルーム(DSR)とは、BtoB企業が見込み顧客と情報や営業コンテンツを共同し、効率的な営業活動を行うことを目的としたオンラインスペースのことです。
デジタルセールスルームでは、売り手と買い手がリアルタイムでチャットのやり取りをしたり、チャットや動画メッセージ、資料の共有などによってオンデマンドでの交流を行うことができます。
一般的に、デジタルセールスルームは営業担当者と見込み顧客の初顔合わせの前に作成されます。
営業側がアップロードできる営業コンテンツには、以下のような顧客にとって有益な全ての営業コンテンツが含まれます。
- ウェルカム動画
- ミーティング前のアジェンダ
- 関連事例
- 製品カタログ
- 価格表
- 見積書
- 注文書
- 販売提案書
- 契約書
これらの情報をオンラインで公開することで、企業は顧客との取引を容易にすることができるのです。
DealPods(ディールポッズ)は、最新・最適な営業資料の社内管理から顧客共有ページ内での提案、提供コンテンツのトラッキング・効果検証までをオールインワンで提供し、営業活動におけるあらゆるコンテンツデータ・人物データ・商談データを取得・蓄積します。
従来のCRM/SFAでは、営業が顧客に対して行ったコミュニケーション(メール・電話・オンライン商談・訪問記録)の内容を社内の管理のために営業活動とは別に入力する必要があり、これが二重記載や手間を生み出していました。その結果、営業が全ての活動をCRM/SFAに入力することができず、結果としてCRM/SFAにデータが貯まらないという問題を抱えている企業様も多く存在します。
顧客へのコミュニケーションとCRM/SFAの入力の活動が別々になってしまうという問題を解決することで、さらに営業が営業活動に集中できるようになり、社内にデータを蓄積する体制を作るべく、デジタルセールスルームとSFAの連携を行いました。
■Salesforce連携の主な機能
-
活動履歴を自動記入することで、入力の手間をなくす
顧客に送付するためにDealPods内に格納した商談議事録、ネクストアクション、チャット内容の全てがワンクリックでSalesforceの活動履歴に自動連携されます。通常はメールやチャットで送った内容を抜粋し、活動履歴に再度記載する必要があったところが、顧客に送付した内容をそのまま抜粋してSalesforceを開くことなく活動履歴に入力することができるようになります。
2. Salesforceからワンクリックで商談にまつわる全ての情報にアクセス
顧客に送付するためにDealPods内に格納したサービス資料、比較表、商談議事録、ネクストアクション、チャット内容の全ての情報が入ったページのURLをSalesforceの商談レコードにワンクリックで紐つけることができます。これにより、今まで商談レコードを開くだけでは手に入れることができなかった実際の商談の詳細の情報にすぐにアクセスできるようになり、営業社内の上司部下や他部門との情報連携をスムーズにします。
また、DealPodsでは顧客のアクセスデータからコンテンツごとに興味関心データを取得できることで、Salesforceからすぐに各商談の顧客のエンゲージメントを確認することができるようになります。
まとめ|自社に最適なCRMツールの導入を検討しよう
おすすめCRMツール14選をご紹介しました。
「習うより慣れろ」と言われるように、使ってみれば良さはわかると思うのですが、そうはいってもコストがかかるものであればなおさら、簡単には決められないですよね。
また、CRMツールの数自体もかなりの数があるため、悩む方も多いのではないでしょうか。
本サイトでは特にSFA/CRMツールの導入を検討している方に向けて分類チャートを作成しました。40種類以上のSFA/CRMツールを徹底分析し、4つのタイプに分類しています。
1週間程度かかる製品概要を短時間でインプットいただけるようになっております。
「CRM/SFAツールの導入を検討しているものの、種類も多くどのサービスを利用してよいのかわからない」方はぜひご覧ください。
SFA/CRM分類チャート 4つのタイプ
【2024年最新版】実はSFA/CRM(営業支援ツール)は国内だけでも、40種類以上の製品があります。その中から自社にとって最適なツールを予算内で探してくるのはとても大変ですよね… このebookでは、SFAを特徴から4つのタイプに分類し、それぞれがどんな企業にマッチするかについて解説しています。
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