【コラム】サイドストーリー ~ ザンギエフ=○○ではない ~

 

皆さん、こんにちは!マツリカの佐藤です。フェスティバルライフを謳歌していますか?

今回は「営業」から少し離れて、自分が祭り化した経験から得た印象的な学びや大事にしている考えをお届けしたいと思います。

さて今回は高校時代の体育祭での話です。と言っても体育祭当日の話ではなく、準備期間での話です。私の高校では9月に体育祭が行われていたので、夏休みは重要な準備期間になっていました。特に3年生は気合いを入れて準備をします。グループのリーダー陣が集う「作業場」と呼ばれる場所があり、夏休みの大半はそこに集まって作業を進めていました。

とはいえ、当然のことながら、そんなに毎日毎日必死で作業しているわけでもなく、受験勉強もしないといけないのですが、ただ遊んでいるだけの日もあったように思います。

そんなある日のことです。

私達はいつも通り作業場でゲームをしていました。正確には覚えていないですが、ストリートファイタ-ZEROとかZERO3とかそんな感じだったと思います。とりあえず、ストリートファイターシリーズだったことは間違いありません。

ほとんどの人はご存知だと思いますが念のため。

ストリートファイター(Ⅱ)とは…

「今日の対戦型格闘ゲームの雛形となり、多くのフォロワーを生み出した。また、多くの続編、ゲーム機への移植が行われ、対戦型格闘ゲームブームを引き起こした。特にスーパーファミコン版は国内販売本数約288万本、世界累計販売本数630万本[2]を誇り、対戦型格闘ゲーム史上売り上げ1位を記録し、同社最大のヒット作となる。」

(ウィキペディアより)

偉大なゲームですね!どのゲームもそうだと思いますが、このゲームにも神や達人と言われる上手なプレーヤーが存在します。

※余談になりますが、プロゲーマー梅原さんの2004EVOで見せたストリートファイターⅢ3rd STRIKEでの大逆転劇は凄まじいです!!春麗の鳳翼扇の全キックをブロッキングで捌いてからのカウンターいう離れ業です。

私達の中にもいたんです。仮にG君と呼びましょう。

G君は色んなキャラを使っていたと思いますが、私が鮮烈に印象として残っているのは、

何と言っても「ザンギエフ」です。

そう、赤きサイクロンです!

後にロシアの英雄的存在となるあの男です。

熊を相手に修練を積んでいたという猛者です。

レインボー・ミカが憧れを抱く、あのザンギエフです。

ザンギエフはプロレスラ―なんで、わりと大技が多いんですよね。その中でも一番の大技が「スクリューパイルドライバー」です。3回ぐらい決められると負けちゃうぐらいの破壊力です。ただ十字キーを1回転させる必要があり、コマンドが難しいのです。ジョイスティックならまだしも、十字キーではかなり厳しかったです(少なくとも私には…苦笑)。

ところが、そのG君は十字キーでも簡単にスクリューパイルドライバーを決めてきます。めっちゃ吸い込んできます。

「よいしょ」

という掛け声とともに繰り出されるスクリューパイルドライバー、もはやトラウマです。

あのドヤ顔が目に焼き付いて離れません。そして目を閉じて耳を澄ますと、今でもあの「よいしょ」という掛け声が聞こえてくる気がします。

正直ムカつくんです。

「うるせー、まずその“よいしょ”をやめろ!調子にのんな!」

そんな想いが溢れていました。

ただそれは憧れの裏返しでもありました。

これは完全に私の主観ですが、ザンギエフが上手な人って「職人」というか「いぶし銀」というか、なんかやり込んでいる感じがするんです。リュウやケンは使いやすいし、実際上手な人もたくさんいると思います。でも本当のトップはザンギエフの使い手なんじゃないかと。そんな思い込みもあり、普段はそんなにイケてるわけではないG君なのに、ザンギエフを使う時だけはとてもかっこよく見えていました。

そして私は決心します。

それまで使用していたガイル&エドモンド本田からの卒業です。

「← →+Pボタン」からの卒業です。

もうソニックブームとスーパー頭突きを多用する戦いはやめたい。

困った時にPボタンを連打する戦いはやめたい。

そしてザンギエフの使い手としての道を歩み始めたのです。

しかーし、全く勝てません。

なぜならスクリューパイルドライバー出ないから。

何回も十字キーを回してるのに出ない。

もう親指のマメが潰れるわい。というか、潰れたわい。

そんなふて腐れモードに入っていた私に、G君が対戦する機会が巡ってきました。

対戦カードは「ザンギエフVSザンギエフ」

いや、正確には、「ザンギエフ佐藤 VSザンギエフG」

私は真剣そのものです。溢れる野心が抑えきれません。

憎いほど憧れるG君に何としてもスクリューパイルドライバーをかましたい!!

その想いだけを胸に、相手に飛び込んでいっては十字キーをグルングルン回します。

一方のG君はガードを固めながら、基本のパンチとキック、そして要所での投げ技とオーソドックスな戦いを仕掛けてきます。

「ん?なんだ??“よいしょ”は出ないのか?調子が悪いのか?」

と思っている間にもパワーゲージはどんどん減ります。そしてふと気が緩んだ瞬間…

「よいしょー」

吸い込まれてスクリューパイルドライバーをかまされました。

ほぼパーフェクトに近い状態の完敗でした。

放心状態の私に、G君が声を掛けてきました。

「ザンギエフ=スクリューパイルドライバーではない。

 基本あってのスクリューパイルドライバーなんだよ。

ザンギエフはスクリューパイルドライバーが無くても最強だ」

いつものドヤ顔はそこにはありません。そこにあったのは求道者としての顔です。

私は表面的に派手な技であるスクリューパイルドライバーしか頭になかった。

「ザンギエフはスクリューパイルドライバーという大技があるから強いんだ」と思い込み、その派手で効果的な技を華麗に決めてギャフンと言わせたいという想いしかなかった。

表層的も表層的です。恥ずかしいです。これでは別れをつげたガイルやエドモンド本田にも顔向けできません。今こそ本当の意味で変わる時だと心に刻みました。

私はこの一件で、以下のことを学びました。

  • 安易で表層的な思い込みは本質を見誤る。
  • 基本があっての華技。基本を疎かにしない。

いやー、ストリートファイターシリーズって奥が深いですね!

G君、本当にありがとう。でもマジで「よいしょ」ってムカつくよ♪

今回は以上です。


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