「入力の手間なく名刺管理がしたい」「名刺情報と営業の案件情報を紐づけられるツールを導入したい」と感じていませんか?
営業DXの促進や、営業コアタイム創出が重要とされる現代では、余計な入力作業はとことん省くべきです!

名刺管理機能があるSFAならば、「名刺情報のテキスト化」や「SFAの案件情報との紐づけ」がSFA内でスムーズに行えるようになります。

本記事では、SFAの名刺管理機能を活用するメリットや、名刺管理機能を搭載したSFA8選を紹介します。

SFA(営業支援システム)の名刺管理機能とは

SFAとは、「Sales Force Automation」の略であり、営業支援ツール・営業支援システムを意味します。
SFAは、営業で管理すべき顧客情報や案件情報をデータ化して蓄積し、分析・活用することを目的としたソフトウェアです。

SFAを導入することで、顧客管理の効率化や営業業務の自動化・分析が可能になります。
これにより、営業担当者はコア業務に集中でき、営業部門全体ではデータの可視化を通じて営業活動の改善が図れるのです。

SFAの中には、「名刺管理機能」を持つものがあります。
名刺管理機能とは、一般的に、名刺の情報をデータ化し、システム内で管理する機能です。
スキャナーやスマートフォンで名刺を取り込み、容易にデータ保存ができます。
OCR(光学文字認識)技術を活用することで、名刺情報をデータ化し、一元管理が可能です。

名刺管理機能のあるSFAを活用すると、SFA内で名刺情報を一括管理でき、名刺情報の検索や閲覧が効率良く行えます。
さらに、名刺紛失のリスクを減らし、社内での顧客情報の共有も容易になるなど、企業に多くのメリットを提供します。

関連記事:SFAとは?CRM・MAとの違いや選び方から成功事例まで解説

SFAと名刺管理ツールの違い

そもそもSFAと名刺管理ツールは、用途の異なる別システムです。

SFAは、営業活動全体を効率化するためのシステムですが、名刺管理ツールは名刺情報の管理に特化したツールです。

名刺管理だけを行いたい場合は別ですが、「データ化した名刺情報を営業の顧客管理や案件管理にも活用したい」という方は、名刺管理機能を持つSFAを利用すると良いでしょう。

なお、下記記事ではCRM(顧客管理ツール)と名刺管理ツールの違いについて解説していますので、併せてご覧下さい。
関連記事:CRMと名刺管理の違いとは?機能や目的・メリットを解説

SFAの名刺管理機能を活用するメリット

SFAの名刺管理機能を活用することで得られるメリットとして、主に以下の3つが挙げられます。

  1. 営業管理ツールへの名刺取り込みの手間を削減できる
  2. 顧客情報の管理を効率化する
  3. 名刺情報を営業活動と紐付けることができる

営業管理ツールへの名刺取り込みの手間を削減できる

SFAの名刺管理機能を活用することで、名刺を取り込む際の手間を大幅に削減できます。

名刺情報をスキャナーやスマートフォンで簡単にデジタル化し、直接システムに取り込むことができるため、手動での入力作業が不要になります。
これにより、入力ミスや、データの重複等のヒューマンエラーの防止にもつながります。

▲SFA/CRM(Mazrica Sales)のモバイルアプリによる名刺取り込みの例

顧客情報の管理を効率化する

SFAの名刺管理機能により、顧客(見込み顧客を含む)情報の管理が効率化されます。 全ての顧客情報をSFA内で一元管理できるため、追客の抜け漏れがなくなり、効率的な営業活動が可能になるのです。

また、名刺情報をデータベース化することで、顧客に漏れなくアプローチできているかどうかを可視化できます。

少し前までは、名刺とエクセルを目視で確認して照らし合わせるやり方が顧客管理の主流でしたが、SFAに名刺情報を取り込んでしまえば、顧客情報と営業アプローチの情報が一目で確認できるようになります。

さらに、顧客情報の分析や進捗状況の把握が容易になるため、戦略的な営業アプローチが実現できるでしょう。

▲登録した顧客情報に紐付けた営業案件の進捗が一覧化できるSFA/CRM「Mazrica Sales

名刺情報を営業活動と紐付けることができる

SFAの名刺管理機能を利用することで、名刺情報を営業活動と紐付けることができます。

名刺から取得した情報をSFA内の案件管理やスケジュール管理と連携させることで、各顧客に対するアプローチ状況をリアルタイムで把握できます。

これにより、人の情報と営業活動の情報を整理しやすくなるだけでなく、営業チーム全体での情報共有が促進され、受注力の向上につながるでしょう。

名刺管理ツールを搭載したSFA8選

ここからは、名刺管理ツールを搭載したSFA8つを厳選して紹介します。
主要機能の有無を一覧できる表を作成しましたので、ツール比較にご活用ください。

  案件管理 顧客管理 行動管理 日報管理 スケジュール管理 名刺管理 通知管理 メール一括配信 データ分析レポート
Mazrica Sales ◯名刺OCR機能
eセールスマネージャー × △外部連携で可能
ネクストSFA △外部連携で可能 ×
GENIEE SFA/CRM ×
Knowledge Suite △GRIDY 名刺CRM連携 △GRIDYメールビーコン連携 ×
Ecrea △追加可能 △追加可能 × △追加可能 △外部連携で可能 ×  △追加可能  △追加可能
Sales Force Assistant △外部連携で可能 × ×
ホットプロファイル × ×

下記記事では、名刺管理ツールの比較を行っています。
関連記事:名刺管理アプリ・ソフトおすすめ比較10選|価格や特徴も解説【無料あり】

Mazrica Sales(マツリカセール)

純国産SFA/CRMの「Mazrica Sales」は、営業現場での使いやすさにこだわっており、営業担当者の入力負荷軽減や営業活動サポートなどの機能が充実しています。

営業案件の進捗はカード形式で直感的に確認が可能です。放置されている案件は時間経過と共にカードの色が変化していくため、案件の抜け漏れを防止できます。

画面操作はドラッグ&ドロップで扱いやすく、モバイルアプリもあるため出先でも簡単に入力・確認ができます。

【特徴的な機能】

  • 一覧性のあるカード形式で直感的に案件が確認できる
  • 案件の抜け漏れを防げる簡単な操作で出力できるレポート
  • 出先でも簡単に入力・確認できるスマホアプリ

搭載されたAIが過去の類似案件から受注確立や想定されるリスクを予測し、おすすめアクション(営業活動)も提案してくれるため、効率的に受注を獲得できます。

▶︎▶︎【無料PDF公開】Mazrica Salesで解決できる課題や機能・特徴を解説!

名刺OCR機能

Mazrica Salesには、名刺OCR機能が存在します。

Mazrica SalesのOCR機能を使えば、名刺をモバイルアプリで読み取るだけで、搭載AIが名刺情報を自動でデータ化してくれます。

入力する手間とミスの削減につながり、作業効率化とデータの質担保が同時に実現します。

また、OCR機能を使って、商談中のメモやホワイトボードのメモなどをスキャンし、営業活動情報として登録することも可能です。

▶︎Mazrica Salesの実際の使用感が確かめられる【デモ動画】はこちらから!

外部ツール連携

Mazrica Salesは、GoogleカレンダーやGmail、Office 365をはじめ様々な外部ツールと連携し、社内のデータ管理を効率化できる点も特徴です。

名刺管理ツールとして有名な「Sansan」とのデータ連携も可能です。

Mazrica SalesとSansanをAPI連携すると、入力コストなしに顧客データをMazrica Sales上に自動集約できます。

名刺情報を二重登録する心配がなく、さらにSansanで修正した登録内容もMazrica Salesの内容に自動更新されます。 ▶▶名刺管理ツール「Sansan」とSFA/CRM「Mazrica Sales」の連携詳細はこちら!

eセールスマネージャーRemix Cloud

ソフトブレーン株式会社が運営するeセールスマネージャーRemix Cloudは、地図機能や人脈管理機能など、営業活動を効率化する機能が豊富なSFAです。
シンプルな操作性と充実したサポート体制に定評があり、5,500社を超える企業に導入されています。
名刺OCR機能では、スマホで名刺を撮影するだけで、名刺情報がテキスト化・登録されます。

URL:https://www.e-sales.jp/

ネクストSFA

ネクストSFAは、株式会社ジオコードが提供するMA、CRM、BI一体型のSFAです。
リードの獲得・育成から受注までのマーケティング活動&営業活動を、一貫して管理するオールインワンツールになっています。
名刺管理ツールとの連携で、データをそのままSFAに取り込み可能です。

URL:https://next-sfa.jp/

GENIEE SFA/CRM

株式会社ジーニーが運営するGENIEE SFA/CRMは、本営業の生産性改善・業績向上に特化したSFA/CRMツールです。
誰もが使いやすいシンプルな管理画面で、直感的な「設定」「入力」「分析」を可能にします。
専用アプリで名刺をスキャンすると、「見込客」や「会社」「担当者」の箱に名刺情報を自動登録できます。

URL:https://chikyu.net/

Knowledge Suite(ナレッジスイート)

Knowledge Suiteは、ブルーテック株式会社が提供する、グループウェア統合型SFAの総合ビジネスアプリケーションです。
最短3ステップで営業報告ができる機能が特徴です。
別途申込で顧客とオンラインで名刺交換したり、受け取った名刺をSFA/CRMに顧客データとして保存、活用できる機能を搭載できます。

URL:https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/crm-point.html

Ecrea

株式会社エクレアラボが提供するEcreaは、中小企業を主要ターゲットとする業界初のコーディネート型SFAです。
ベースとなる顧客管理機能に必要な機能だけを追加して最小限の価格、構成で導入をスタートできるという特徴を持ちます。
各種名刺アプリとの連携によってEcreaへ名刺データの自動取り込みが可能です。

URL:https://ecrea.co.jp/

Sales Force Assistant

Sales Force Assistantは、株式会社NIコンサルティングが運営するAI搭載型のSFAです。
AI秘書が現場の営業活動をアシストし、一日一覧日報形式の戦略モニタリングを実現する仕組みを特徴としています。
別途パッケージの購入によって、複合機やスマホカメラで撮影した名刺情報をSFAに取り込む名刺Scan機能を利用できます。

URL:https://www.salesforce-assistant.com/

ホットプロファイル

株式会社ハンモックが提供するホットプロファイルは、「名刺管理」「SFA」「MA」を1つに集約したオールインワンツールです。
顧客データベースを自動作成し、人脈を可視化・共有できるため、営業のデータ活用を促進します。
名刺をスキャナーやスマートフォンで読み込むだけで、専任のオペレーターが補正入力し、安全なクラウド環境で管理・活用できるようになります。

URL:https://www.hammock.jp/hpr/marketing/

まとめ|SFA活用で名刺管理・営業管理をどちらも強化しよう

SFAの名刺管理機能の活用メリットやおすすめのツールについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。

SFAの中でも、システム本体に名刺スキャン機能を持つものや、外部ツールとの連携で名刺管理機能ができるようになるものなど、特徴は様々です。

弊社が開発・運営するMazrica Salesなら、Mazricaに搭載されたOCR機能を利用して名刺をスキャン〜登録〜データ活用までがスムーズに行えます。

Mazrica Salesは「複数ツールを使わずに名刺管理・営業管理を効率化したい」「既存の名刺管理ツールと連携して営業のデータ活用を強化したい」という方に特におすすめです。

Mazrica Salesについての詳しい機能・特徴は下記資料でも確認できるので、ぜひダウンロードしてみてください。

Mazrica Salesサービス紹介資料

Mazrica Salesは「現場の定着」にもっともフォーカスした営業支援ツール(SFA/CRM)です。Mazrica Salesの特徴や機能の詳細についてまとめた概要資料と、実際の画面を確認できるデモ動画をお送りいたします。

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