こんにちは!
SFA(営業支援ツール)導入時に陥りがちな失敗についてお話したいと思います。
ある程度SFAの情報も出揃ってきて、「今まで収集した情報を並べて比較検討をしてみよう!」となった際に、システムごとに機能を並べて比較する方が多いかと思います。ですが、その比較検討の仕方だと導入後に失敗する可能性が高いです。
弊社がいろんな企業様と話をするなかで、我々が感じた「実はこういう観点でも比較すべきだ!」というポイントをお伝えしたいと思います。
導入後、現場から文句が上がってきて疲弊しないように、今からご紹介する比較する際に注意すべき3つのポイントをチェックしてみてください。
比較する際に注意すべき3つのポイントは、
- サポート体制
- 将来のサービスの状態(機能や金額)
- 営業から見た時の使いやすさ
という3点に集約されます。
同時に比較検討するシステムが多くなると、
- 金額
- 管理内容
- レポート機能
- 導入スケジュール
などの項目をエクセルに並べて、比較表を作ってしまいがちですよね。それも必要なのですが、それだけだと導入後に「思った感じと違った・・・」ということになりかねません。
なので、上記の3つのポイントにも注意するようにしましょう!
1.サポート体制
機能の比較はよく行われますが、サポート体制の比較はあまり行われません。
「金額が安いからこっちのシステムにしちゃえ!」と決めてしまうと、実は全然サポートをしてくれなくて、利用開始までの設定も全部自分でやらなきゃいけない・・・。なんてこともあります。
自社のリテラシーが高ければ問題ないですが、そうでなければ導入後につまづいてそのまま誰にもシステムが使われずに終わってしまうこともあります。
機能だけではなく、サポート体制はどうなっているのか?
もし、システムの使い方が分からなかった場合は、誰にどんなプロセスで質問をすればいいのか?
といった点も確認するようにしましょう!
2. 将来のサービスの状態(機能や金額)
最近では、SFA(営業支援ツール)の多くはクラウドで提供しています。クラウドサービスは時間の経過と共に新機能がリリースされることや、機能が改変されることも多々あります。
また、機能が追加されるだけであれば問題ありませんが、利用金額が上がってしまうことも・・・
利用開始時点での機能と金額だけで比較することも重要ですが、将来的にどういったサービスを目指していて、どんな機能が追加されるのか?といった点も比較しておかないと、1年後には割りに合わないサービスを高い金額で使うことになりかねません。
もし、SFA導入のタイミングでMAや請求系のシステムなどを導入する予定があれば、連携機能は将来的に開発されるか?なども確認したほうがいいですね。
3. 営業から見た時の使いやすさ
上記2点をしっかり確認しても、100点の比較検討とは言えません。
サポートも万全で、機能も要望を完璧に満たしていたにも関わらず、導入がうまくいかなったケースを何度も見てきました。
それは、営業現場のシステムに対するリテラシーが低すぎて活用されない。というケースです。
SFAは、比較検討する人と実際にシステムを使う人が違うため、営業企画の方や情報システム部門の方が
「このシステムなら要件に合致している!」
と思って営業現場に渡しても、
「なんかよく分からない単語が並んでいるし、どこを操作すればやりたいことができるか分からない・・・よし、諦めよう!」
ということになってしまいかねません。
比較検討する際には、営業現場の方に触ってもらい、使いやすさも基準に加えて選定をするようにしましょう!
3つのポイントはいかがでしたでしょうか?
企業様はSFAを選定される際に機能や金額は比較しますが、先ほどあげた3点は比較されないケースが多いです。
焦って比較検討し、導入後失敗しないように、ちゃんと導入後を考えて比較検討して見てくださいね!
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