Senses Lab. トップ ツール紹介 BIツールとは?メリットとは?|おすすめBIツール9選を紹介

はじめての方はこちら! ⇒ 顧客/営業管理の完全マップ【初級・中級・上級:15記事で解説】

会社に蓄積されている、さまざまなデータや情報。
データを基にして次のアクションを決定していく「データドリブン」は以前から取り入れられていた手法ですが、近年のビッグデータの発展や顧客の購買行動の変化により、更に注目を集めています。

しかし、せっかくの会社の財産であるデータがたくさんあるのに、なかなか活用できていないという企業も多いのではないでしょうか。

いざデータを集めて分析し、次のアクションを決定するには、多大なリソースがかかってしまいますよね。
そんな時にはBIツールの出番です!
さまざまなデータを集計・分析できるBIツールでもたらされる効果と、実際のBIツールを9つご紹介します。

BIツールとは

BIツール9選|データドリブンを促進!|Senses Lab.|1

部署ごとに導入しているツールが異なる場合、SFAやCRM、EPAやExcelなどにデータが分散してしまっていませんか?
その分散しているデータを繋ぎ、簡単に集計や分析を行うことで、経営判断や売上目標設定などの意思決定を手助けしてくれるのが、BI(ビジネス・インテリジェンス)ツールです。

BIツールによって機能が異なる場合もありますが、基本的には以下のような機能や役割を持っています。

・レポート機能
KPIの可視化や問題の早期検知に役立つ

・ダッシュボード
グラフやチャートなどで問題を可視化する

・OLAP(オンライン分析処理)
スライシング、ドリルスロー、ドリルアップ、ドリルダウンなどを用いて、さまざまな角度からデータを分析する

・データマイニング
データから規則や相関関係などの統計を探し出す

・シミュレーション、プランニング
分析した論理や比較から将来を予測し、予算計画や経営計画に役立てる

BIツールを活用することで、専門的な知識やスキルがなくても上記のようなデータ収集や分析を行うことができるようになりました。
あらゆるシステムを横断してデータを多角的に分析できるので、作業の効率化だけでなく、問題の早期解決や業績のアップにも繋がります。

BIとExcelの違い

従来のデータ分析のシーンでは、各ツールにログインしてデータをCSV形式でエクスポートし、Excelに貼り付けて処理するという流れが一般的でした。
BIツールもExcelと同様に、データからグラフやチャートを作成することができるツールです。
しかし、その内容には大きな違いがあるのです。

・高速処理
大量なデータをExcelで処理する場合、時間がかかってしまいます。
しかし大量データ処理を前提としているBIツールであれば、高速でデータ処理を実現します。

・対応するデータソースの多さ
複数のツールを導入している企業は、それぞれのツールにログインしてレポートを確認する必要がありましたが、BIツールでは各ツールのデータを一ヵ所で見ることができます。
さまざまなデータソースからのデータを組み合わせて分析することで、必要な情報のみを得ることができて効率的。
更に、数字を常に確認しておけるため、スタッフのモチベーションアップにも繋がります。

・手軽なレポート作成
会議などや月次報告などでの資料作成に時間が取られていた人も、BIツールを導入すれば短時間で資料作成ができます。
資料作成のリソースが削減できる分、営業活動や意思決定などに時間を費やすことができるのです。

・最新データをリアルタイムで共有
Excelで作成したレポートは、データベース内のデータが更新されても、以前の数値のままの内容となってしまいます。
しかしBIツールでは、データベース内のデータが更新されても、最新の情報がすぐに反映されるため、レポートを修正することなく信頼性の高いレポートが出来上がります。
また、そのレポートを添付してメール送付したり共有フォルダに格納したりする必要もなく、インターネット環境さえあれば社内外の相手と共有することができます。

BIツール9選

データドリブンがはかどるBIツールは、オンプレミス型とクラウド型や有料版と無料版のツールもあります。それぞれ特長がありますので自社に合ったBIツールを選びましょう。

Google Data Portal

BIツール9選|データドリブンを促進!|Senses Lab.|google-data-portal

【製品概要】
Google Data PortalはGoogleが提供している無料のBIツールです。
数値データだけでは見えてこなかったことが、グラフとして可視化することで見えてくることもあります。
本製品は、スピーディーにデータを視覚的に分かりやすく加工し、分析に役立てることができます。
Googleアナリティクス、Google広告、スプレッドシート、MySQLなどとの連携が可能。
作成したグラフや表は複数人で共有することができ、必要な情報のみを抽出して見ることができるため、商談や定期報告など顧客に提示する際にも役立ちます。

【特徴】
・無料で使える
・Googleのマーケティングツールとの連携
・大量データが即座にレポートとして作成される
・レポートを共有できる
・グラフや表のサイズ・形を自分でカスタマイズ

【料金】
無料

【URL】
https://marketingplatform.google.com/intl/ja_ALL/about/data-studio/

Power BI

BIツール9選|データドリブンを促進!|Senses Lab.|power-bi

【製品概要】
マイクロソフトが提供しているBIツールがPower BI。
作業用のPower BI Desktopはパソコンにインストールすることで無料で利用できます。
Excel、SalesForce、Dynamics 365など数百のデータソースを接合できるため、本製品だけで他ツールのデータを見ることが可能。
連携できるのは、HadoopやSpark などのビッグデータも含まれています。
Excelを使い慣れている人は、DAX関数を使って多角的にデータを分析できるでしょう。
作成されたレポートは、有料サービスPower BI ProやPower BI Premiumに加入することで共有したり共同編集したりできます。

【特徴】
・さまざまなデータソースとの連携
・簡単にデータを整理し、グラフや表を作成
・視覚的にわかりやすいレポートの作成
・Power BI Proではダッシュボードの構築やレポート共有などが可能
・Power BI Premiumでは容量ごとの課金で、組織内外のメンバーと共有できる

【料金】
・Power BI Desktop:無料
・Power BI Pro:月額1,090円/ユーザー
・Power BI Premium:問い合わせ

【URL】
https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/

Qlik Sence Cloud

BIツール9選|データドリブンを促進!|Senses Lab.|Qlik

【製品概要】
データベースを介さずドラッグ&ドロップの簡単操作だけで複数のデータソースを取り込むことが可能なQlik Sence Cloud。
スマートフォンやタブレットにも対応しており、マルチデバイスでデータを視覚化し分析することができます。
データマネージャが提案するテーブルのマッチング率をヒントに、推奨度の高いデータを選ぶだけで、専門的な知識やスキルがなくても最適なデータ統合が可能になります。

【特徴】
・マルチデバイス対応
・ドラッグ&ドロップの簡単操作
・誰でもデータ統合が可能
・オンプレミス型も提供している

【料金】
問い合わせ

【URL】
https://www.qlik.com/ja-jp

Tableau

BIツール9選|データドリブンを促進!|Senses Lab.|tableau

Tableau(タブロー)は、デザイン性の優れたグラフによりビジュアル分析を加速させてくれるBIツールです。
ドラッグ&ドロップとクリックだけで簡単にグラフ化することができ、答えを導くまでの時間を大幅に短縮できます。
また、ダッシュボードを柔軟に作ることができるので、自社に合わせたカスタマイズが可能。
Tableau Onlineではモバイルアプリからもアクセスでき、商談などで顧客に訪問している場合でも簡単にデータを確認することができます。

【特徴】
・簡単操作でグラフ作成
・ダッシュボードをカスタマイズして作成
・ダッシュボードをWEBやセールスフォースなどのアプリケーションに埋め込み可能
・データソースのデータが更新されたらTableau内のデータも自動更新される

【料金】
※Tableau Onlineの場合
・Tableau Creator:年額102,000円/ユーザー
・Tableau Explorer:年額60,000円/ユーザー
・Tableau Viewer:年額22,000円/ユーザー

【URL】
https://www.tableau.com/ja-jp

DOMO

BIツール9選|データドリブンを促進!|Senses Lab.|DOMO

【製品概要】
DOMOは、500以上ものデータソースと接続できることで、あらゆるデータのプラットフォームとして集約することができるBIツールです。
「カード」と呼ばれるグラフを作成すると、自動でモバイルデバイスへ最適化されます。
1つのカードから、更に細かいコンテンツのカードを作成することができるので、多角的な分析に役立ちます。
また、アラート機能でビジネスの重大な変化などに即材に対応できる体制を構築することができます。

【特徴】
・500以上ものコネクター
・リアルタイムのデータ自動更新
・豊富な種類のカードやカスタマイズオプションから最適な視覚化が可能
・アラート機能
・モバイルアプリ対応

【料金】
問い合わせ

【URL】
https://www.domo.com/jp

Einstein Analytics(アインシュタイン・アナリティクス)

BIツール9選|データドリブンを促進!|Senses Lab.|einstein-analytics

【製品概要】
SFA業界で世界最大の導入実績を持つSalesforce社が開発したBIツールがEinstein Analytics。
Salesforceとシームレスに連携できるため、すでに導入している企業にとってはメリットが大きいのではないでしょうか。
搭載されているAIが将来予測をし、実行するべき活動を提案してくれます。
その予測を基に実際のアクションを起こし、Salesforce上で営業活動を管理していくことで、PDCAサイクルを回しやすい体制が作れることでしょう。

【特徴】
・Salesforceが開発したBIツール
・カスタマイズ性の高いテンプレートやダッシュボード
・AIによる拡張分析
・現場でも使いやすいUIとノンストレスの高速処理

【料金】
・Sales Cloud Einstein:月額6,000円/ユーザー
・Einstein Predictions:月額9,000円/ユーザー
・Einstein Analytics Plus:問い合わせ

【URL】
https://www.salesforce.com/jp/products/einstein-analytics/overview/

Actionista!(アクショニスタ)

BIツール9選|データドリブンを促進!|Senses Lab.|actionista

【製品概要】
「誰でも分析」を謳っているActionista!は、その通りに専門知識・スキルがなくても簡単に集計・分析ができる高い操作性が特徴のBIツールです。
ドラッグ&ドロップや項目選択をするだけで集計表を作成できるため、ABC分析やZチャートなどの高度な分析も行えます。
見やすさにもこだわっており、数字やグラフが苦手な人でも抵抗感なく見ることができます。
また、ユーザー数に応じた課金ではなく、1ライセンスで社内の全ユーザーが使うことができるので予算管理もしやすくなっています。

【特徴】
・誰でも集計・分析が簡単にできる高い操作性
・ユーザビリティやビジュアライズへのこだわり
・1ライセンスで全メンバーが利用可能
・開発から販売、サポートまで一貫して一社が対応

【料金】
問い合わせ

【URL】
https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/

MotionBoard Cloud (モーションボードクラウド)

BIツール9選|データドリブンを促進!|Senses Lab.|MotionBoard

【製品概要】
デザイン性の高いチャート作成や簡単操作でのダッシュボード作成に加えて、+αの特徴的な「地図」機能を持つMotionBoard Cloud。
CRMやSFAのデータから顧客情報を取り込み、最短で巡回できるルートや指定場所から到達できる範囲分析などが可能です。
もちろん出先で使えるように、スマートフォン・タブレットにも対応。
アラート機能でリアルタイムに異常感知をしたり、標準搭載されている高度な分析ロジックで新たな気づきができたりするツールです。

【特徴】
・直感的な操作性でチャートやダッシュボードを作成
・地図上にデータを表示
・マルチデバイス対応
・アラートや通知設定機能
・高度な分析が可能

【料金】
・MotionBoard Cloud Standard Edition:月額30,000円/10ユーザー
・MotionBoard Cloud Professional Edition:月額60,000円/10ユーザー
・MotionBoard Cloud IoT Edition:月額90,000円/10ユーザー
※別途初期費用

【URL】
http://www.wingarc.com/product/motionboard/

LaKeel BI

BIツール9選|データドリブンを促進!|Senses Lab.|lakeel

【製品概要】
分析に必要なデータを収集・加工・統合する「ETL」機能で、自動的にデータを可視化してくれるBIツールがLaKeel BIです。
Excelライクなインターフェースなので、抵抗感なく使うことができるでしょう。
オリジナルデザインのレポートを作成できるため、自社独自の定型帳票のシステム化が実現できます。

【特徴】
・集計・統合・分析・可視化のオールインワン
・豊富な分析テンプレート
・サーバーライセンス型の料金体系
・充実したサポートで運用・定着支援

【料金】
問い合わせ

【URL】
https://bi.lakeel.com/

BIツールを導入するメリット・デメリット

あらゆるデータを繋ぎ可視化することで、企業の意思決定に役立てるBIツール。
実際、経営層は部下の報告を待たなくても、自分でツール内のダッシュボードを確認するだけでデータドリブンな経営をすることができます。
部門ごとの活動や成果などをクロスして可視化することによって、ROIを把握しやすくなり、企業の成長に繋がる判断がスピーディーに行えます。

また、BIツールは部門ベースでもメリットがあります。
マーケティング部門は、あらゆる施策の効果をBIツール内で集約するできることで、複合的・多角的な分析ができ、PDCAサイクルを回しやすくなります。
営業部門では、製品に関するデータなどを顧客に提出する際に、簡単にレポートを作成できるため、今まで作業に時間がかかっていた資料作成もスピーディーに仕上がります。

SFAとBIを連携するメリット

このようにさまざまな機能を持つBIツールですが、自動的に最適な答えを導いてくれるわけではありません。
BIツールは蓄積されたデータを用いて分析してくれます。例えば営業においてはSFAに営業情報を蓄積して、細かい分析に関してはBIツールを用いることもあります。

SFAとは?CRMとの違いは?|どこよりもわかりやすく解説

SFAをBIと連携させることで、蓄積された営業データから活動量と営業実績との相関関係や売上の昨対比をスムーズに表示されることができます。このような示唆を得ることで営業活動自体のPDCAサイクルもSFA単体で用いるよりもスムーズに回すことができるようになります。

まずは営業データの蓄積が必要になってくるのでデータの入力がしやすく直感的に活用できるようなSFAの選定が必要です。
▶︎▶︎入力負荷が少なく直感的に使えるUI/UXを持つSFAとは?

また可視化されたものを活用し判断していくのかは人が行う仕事ですので、BIツールが全てを行ってくれるわけではないことを認識しておきましょう。
また、グラフやレポートが簡単に作れるからと言って、以前よりもたくさんのレポート作成依頼が来てしまったり、グラフを作りすぎて管理しきれないというケースもあるようです。
BIツールだけで全てが解決されるわけではなく、活用するのも自分次第ということを理解しておきましょうね。

終わりに

BIツールは、今まで別々のツールに入っていたデータが一ヵ所に集約され、複合的に分析することで新たな気づきや課題発見を手助けしてくれます。
データを活用するデータドリブンが企業成長には欠かせないものとされている現代では、いかにデータを活用できるかがカギとなってくることでしょう。
ツールを活用して自社の現状を把握し、将来を考えてみてください。

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