会社に蓄積されている、さまざまなデータや情報を基にして、次のアクションを決定していく「データドリブン」は以前から取り入れられていた手法です。
会社の財産であるデータが沢山あるにも関わらず、なかなか活用できずにいる・・・という企業も多いのではないでしょうか。
いざデータを集めて分析し、次のアクションを決定するには、多大なリソースがかかってしまいますよね。
データが集約できていない、活用できていない時こそBI(ビジネス・インテリジェンス)ツールの出番です!
さまざまなデータを集計・分析できるBIツールでもたらされる効果と、BIツールを9選紹介します。
この記事の内容
BIツールとは?
BIツールとは、企業内にある様々なデータを基に分析・可視化して、日常業務や経営そのものに役立てるソフトウェア・ツールのことです。
BIは「Business Interigence(ビジネスインテリジェンス)」の略であり、分かりやすく言うと「ビジネスの意思決定に関わる指標」を意味します。
部署ごとに導入しているツールが異なる場合、SFAやCRM、EPAやExcel、スプレッドシートなどにデータが分散してしまっていないでしょうか。
BIツールは各所で分散しているデータを繋ぎ、簡単に集計や分析を行うことで、経営判断や売上目標設定などの意思決定を手助けしてくれます。
よりデータ分析・活用し、事業の成長に繋げていきたい企業のためのツールと言えるでしょう。
関連記事:予実管理とは?エクセルやツールを活用した分析・管理方法
BIツールの導入目的と役割
BIツールの目的と役割は、膨大なデータから必要な情報を抽出し、それらを経営や売上の拡大に活かすために、分析とレポーティングを行うことにあります。
BIツールの利点は、誰でも簡単に利用できる点です。従来のようにExcelで手作業で集計する手間が省け、非常に便利です。
例えば、知りたい情報が出てきた際に、瞬時にデータを集計し、結果を確認ができるため、業務の効率が格段に向上します。
データの集計結果の確認やその示唆出しまでを自動化してくれるため、うまく活用すれば優秀なアシスタントとして役立てることが可能です。
BIツールの具体的な活用シーン
BIツールは非常に便利ですが、具体的にどのように活用できるのかイメージが沸かないという方も多いと思います。 ここでは、BIツールの具体的な活用シーンについて解説します。
経営管理での活用シーン
まずは、経営管理の現場においての活用法を解説します。
経営指標の可視化
「経常利益率」「資本生産性」「損益分岐点」「売上高」など、企業によって重視する経営指標は異なりますが、BIツールを活用すれば、これらの指標を定期的にモニタリングすることが容易になります。
BIツールはグラフ化などの視覚化機能に優れており、表計算ソフトよりも分かりやすく、ダッシュボード上に表示したり、定型レポートとして出力したりすることが可能です。 さらに、ERP(統合基幹業務システム)や業務システムと連携することで、各部署や部門からの集計を待たずに、リアルタイムでの数値把握が可能となります。
売上予測の自動化
目標と実績の達成度合いを追跡するためには、日々変動する為替や需要の予測が全体の利益や売上にどのように影響を与えるかを把握する必要があります。
例えば、「為替が1円上がった場合」や「逆に1円下がった場合」といったシナリオごとの分析も、BIツールを用いることで簡単に行うことができます。
関連記事:売上予測とは?必要なデータや立て方・SFA活用法を解説
マーケティングでの活用シーン
次に、マーケティング分野でのBIツールの活用方法について見ていきます。
関連性や傾向の可視化
「商品Xと共に売れている商品」「天気や気候による来店者数の変動」「近隣イベント開催時と非開催時の店舗売上」など、複数のデータをBIツールでクロス分析や相関分析、回帰分析を行うことで、経験や勘に頼らずに品揃えや仕入れ量を調整したり、プロモーションのターゲットを絞り込むことができます。
関連記事:マーケティング戦略とは?立案手順とフレームワーク・事例を解説
顧客ニーズの把握
「コールセンターへの問い合わせ」や「SFAの情報」をテキスト分析することで、顧客ニーズを数値や傾向として可視化することが可能です。
テキスト化されたオペレーターと顧客の会話情報やアンケート結果、SFA(営業支援システム)に蓄積されたデータを「テキストマイニング」という手法で分析することで、「特定のクレームが発生しやすい時期」などが分かり、製品・サービスの改善に役立てることができます。
営業現場での活用シーン
最後に、営業活動におけるBIツールの活用シーンを紹介します。
データに基づく訴求
顧客への提案書やプレゼンテーション資料は、説得力が求められます。 BIツールを活用して、「自社製品導入後の売上アップ率」など具体的なデータをグラフ化して提示することで、営業活動においてより説得力のある提案が可能となります。
売上実績や見込みのデータの可視化
営業担当者がSFAに「受注済みの金額」や「見込みの金額」を特定のフォーマットで入力し、それらのデータをBIツールでダッシュボードや定型レポート形式で可視化することが可能です。
これによって、営業マネージャーは日々変動する数値をリアルタイムで簡単に追跡することができます。
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BIツールのメリット
ここまで解説してきた通り、BIツールは、企業が保有する社内外のさまざまなデータを活用し、迅速かつ正確な意思決定を支援するための強力なツールです。
ここでは、BIツールを導入するメリットを解説します。
データ一元化と分析力の向上
企業内で分散しているデータを集約し、分析できる点はBIツールの大きな強みです。
部門ごとに管理されているデータや、複数のシステムに分散している情報を一箇所に集め、効率的に分析・レポーティングが可能になります。
これにより、ただの数値や表データが、瞬時にグラフやビジュアルとして見やすく可視化され、判断がしやすくなります。
また、従来のExcelでは難しかったシステムを横断したデータ分析も可能となり、これまで知らなかった新たな情報を発見することができます。
さらに、高度なデータマイニングも専門知識なしで行えるため、経営の意思決定のスピードと精度が格段に向上します。
各部署の現状把握が容易になる
BIツールの特長の一つは、データの可視化の分かりやすさです。 抽出・分析したデータをグラフなどで視覚的に表現することで、例えば販売データなどの現状を一目で把握できるようになります。
これにより、各部署が自部門の状況を容易に理解し、適切な対応が取れるようになります。
課題の早期発見と迅速な対応が可能
BIツールを導入することで、問題や課題の早期発見が可能になり、迅速な対応が促されます。
分析結果から浮き彫りになる課題は、従来の方法では見過ごされていた可能性があり、これにより問題を未然に防ぐことができます。
レポート作成の手間と時間を大幅に削減
BIツールは、レポート作成にかかる手間と時間を大幅に削減します。
これまで手作業で行っていた集計やレポート作成も、瞬時にグラフやビジュアル化されたレポートとして提供できるため、作業効率が大幅に向上します。
BIツールの基本機能一覧
BIツールによって機能が異なる場合もありますが、基本的には以下の5つの機能や役割を持っています。
- レポート・ダッシュボード機能
- OLAP(オンライン分析処理)
- データマイニング
- シミュレーション・プランニング
それぞれ詳細を見ていきましょう。
BIツール機能①レポート・ダッシュボード機能
レポート機能は経営指標の1つでもあるKPI(Key Performance Indicator)の可視化や問題の早期検知に役立ちます。
自社で見たいレポートをカスタマイズして、営業活動や経営指標として活かすこともできるでしょう。
ダッシュボード機能では、グラフやチャートなどを使って問題を可視化することが可能です。
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BIツール機能②データマイニング
データマイニング (Data mining)は、大量のデータを統計学や人工知能などの分析手法を駆使して、「知識」を見出すための技術です。
データマイニングという言葉の示す通り、情報(データ)から有益なものを採掘(マイニング)でき、データから規則や相関関係などの統計を探し出します。
これまで見えていなかったパターンやトレンドを明らかにすることができるため、新たなビジネスチャンスの発見につながるというメリットがあります。
データマイニング機能を活用することで、顧客の購買傾向や人気商品の動向をより深く分析でき、市場のトレンドを的確に把握しやすくなります。
これにより、効果的な戦略立案や商品開発の方向性を見出しやすくなります。
BIツール機能③OLAP(オンライン分析処理)
OLAP(オンライン分析処理)とは、蓄積されたデータをさまざまな視点から多次元的に素早く分析・処理する方法です。
スライシング、ドリルスロー、ドリルアップ、ドリルダウンなどを用いて、さまざまな角度からデータを分析します。
データマイニングが統計的な手法でデータの関連性を詳細に分析するのに対し、OLAP分析は多次元的な視点でデータの関連性を素早く見つけ出すことができます。
そのため、スピーディに分析結果を得ることができ、意思決定のプロセスを迅速化できるというメリットがあります。
BIツール機能④シミュレーション・プランニング
シミュレーション・プランニングでは、分析した論理や比較から将来を予測し、予算計画や経営計画を立てる際に役立ちます。
シミュレーション・プランニングを活用することで、データに基づいた明確な予測分析を行い、経営戦略を練ることが可能になります。
例えば、新規事業の立ち上げ計画やマーケティング戦略の策定、予算の編成といった多様なビジネスシーンで、複数のシナリオを比較・検討する際にBIツールは非常に有用です。
リアルタイムでデータをもとにしたシミュレーションができるため、最適な戦略を選択するための判断材料を提供し、企業の経営意思決定をより迅速かつ正確にサポートする役割を果たします。
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BIツールおすすめ比較9選と選び方|有料・無料ツールあり
データドリブンがはかどるBIツールは、オンプレミス型とクラウド型や有料版と無料版のツールもあります。
それぞれ特長がありますので、以下のツールを例に自社に合ったBIツールを選びましょう。
- Mazrica BI
- Looker Studio(旧Googleデータポータル)
- Power BI
- Qlik Cloud®
- Tableau
- DOMO
- Actionista!
- MotionBoard Cloud
- LaKeel BI
それぞれ詳しく解説します。
Mazrica BI|営業や顧客管理に特化したBIツール
【製品概要】
営業支援ツールMazrica Salesと連携できる営業や顧客管理に特化したBIツールです。
営業支援ツール内に蓄積された顧客・案件データや行動データをワンプラットフォームで高速・柔軟に集計・可視化し、営業活動におけるデータの利活用をこれまで以上に推進できます。
また、エクセルやスプレッドシート内のデータとも統合できるため、各所に散らばっているデータを1箇所で統合することも可能です。
【特徴】
- 営業活動のあらゆるデータを一元管理し、分析したいデータに整形できる
- ノーコード/ローコードで設定でき、専門スタッフ以外も柔軟にレポート作成や共有ができる
- 組織・商品・顧客・チャネルなど複数の分析軸でデータを深掘り、要因を分析できる
- 営業現場で活用がしやすい
※Mazrica Salesを利用中のユーザーのみ契約が可能
Looker Studio(旧Googleデータポータル)
【製品概要】
Looker Studio(旧Googleデータポータル)はGoogleが提供している無料のBIツールです。
数値データだけでは見えてこなかったことが、グラフとして可視化することで見えてくることもあります。
本製品は、スピーディーにデータを視覚的に分かりやすく加工し、分析に役立てることができます。
Googleアナリティクス、Google広告、スプレッドシート、MySQLなどとの連携が可能。
作成したグラフや表は複数人で共有することができ、必要な情報のみを抽出して見ることができるため、商談や定期報告など顧客に提示する際にも役立ちます。
【特徴】
- 無料で使える
- Googleのマーケティングツールとの連携
- 大量データが即座にレポートとして作成される
- レポートを共有できる
- グラフや表のサイズ・形を自分でカスタマイズ
【料金】
無料
【URL】
https://cloud.google.com/looker-studio?hl=ja
Power BI(パワーBI)
【製品概要】
マイクロソフトが提供しているBIツールがPower BI。
作業用のPower BI Desktopはパソコンにインストールすることで無料で利用できます。
Excel、SalesForce、Dynamics 365など数百のデータソースを接合できるため、本製品だけで他ツールのデータを見ることが可能。
連携できるのは、HadoopやSpark などのビッグデータも含まれています。
Excelを使い慣れている人は、DAX関数を使って多角的にデータを分析できるでしょう。
作成されたレポートは、有料サービスPower BI ProやPower BI Premiumに加入することで共有したり共同編集したりできます。
【特徴】
- さまざまなデータソースとの連携
- 簡単にデータを整理し、グラフや表を作成
- 視覚的にわかりやすいレポートの作成
- Power BI Proではダッシュボードの構築やレポート共有などが可能
- Power BI Premiumでは容量ごとの課金で、組織内外のメンバーと共有できる
【料金】
- Power BI Desktop:無料
- Power BI Pro:月額 $9.99/ユーザー
- Power BI Premium:月額 $4,995〜(お問い合わせ)
【URL】
https://www.microsoft.com/ja-jp/power-platform/products/power-bi/
Qlik Cloud®(クリッククラウド)
【製品概要】
データベースを介さずドラッグ&ドロップの簡単操作だけで複数のデータソースを取り込むことが可能なQlik Sense Cloud。
スマートフォンやタブレットにも対応しており、マルチデバイスでデータを視覚化し分析することができます。
データマネージャが提案するテーブルのマッチング率をヒントに、推奨度の高いデータを選ぶだけで、専門的な知識やスキルがなくても最適なデータ統合が可能になります。
【特徴】
- マルチデバイス対応
- ドラッグ&ドロップの簡単操作
- 誰でもデータ統合が可能
- オンプレミス型も提供している
【料金】
- Power BI Desktop:無料
- Qlik Sense® Business:月額 $30/ユーザー(年間契約)
- Qlik Sense® Enterprise SaaS:月額 $40〜(年間契約)
【URL】
https://www.qlik.com/ja-jp/products/qlik-cloud
Tableau(タブロー)
Tableau(タブロー)は、デザイン性の優れたグラフによりビジュアル分析を加速させてくれるBIツールです。
ドラッグ&ドロップとクリックだけで簡単にグラフ化することができ、答えを導くまでの時間を大幅に短縮できます。
また、ダッシュボードを柔軟に作ることができるので、自社に合わせたカスタマイズが可能。
Tableau Onlineではモバイルアプリからもアクセスでき、商談などで顧客に訪問している場合でも簡単にデータを確認することができます。
Tableau は 2019 年 にSalesforce によって買収されましたが、その後もより強化されたテクノロジーを提供し、ユーザーのデータ活用を支援しています。
Salesforceシステムとシームレスに接続できるため、すでに導入している企業にとってはメリットが大きいのではないでしょうか。
【特徴】
- 簡単操作でグラフ作成
- ダッシュボードをカスタマイズして作成
- ダッシュボードをWEBやセールスフォースなどのアプリケーションに埋め込み可能
- データソースのデータが更新されたらTableau内のデータも自動更新される
【料金】
Tableauプラットフォーム* Salesforce の Einsteinも組み込まれています。
- Tableau Creator:月額9,000円/ユーザー
- Tableau Explorer:月額5,040円/ユーザー
- Tableau Viewer:月額1,800円/ユーザー
【URL】
DOMO(ドーモ)
【製品概要】
DOMOは、500以上ものデータソースと接続できることで、あらゆるデータのプラットフォームとして集約することができるBIツールです。
「カード」と呼ばれるグラフを作成すると、自動でモバイルデバイスへ最適化されます。
1つのカードから、更に細かいコンテンツのカードを作成することができるので、多角的な分析に役立ちます。
また、アラート機能でビジネスの重大な変化などに即材に対応できる体制を構築することができます。
【特徴】
- 500以上ものコネクター
- リアルタイムのデータ自動更新
- 豊富な種類のカードやカスタマイズオプションから最適な視覚化が可能
- アラート機能
- モバイルアプリ対応
【料金】
問い合わせ
【URL】
Actionista!(アクショニスタ)
【製品概要】
「誰でも分析」を謳っているActionista!は、その通りに専門知識・スキルがなくても簡単に集計・分析ができる高い操作性が特徴のBIツールです。
ドラッグ&ドロップや項目選択をするだけで集計表を作成できるため、ABC分析やZチャートなどの高度な分析も行えます。
見やすさにもこだわっており、数字やグラフが苦手な人でも抵抗感なく見ることができます。
また、ユーザー数に応じた課金ではなく、1ライセンスで社内の全ユーザーが使うことができるので予算管理もしやすくなっています。
【特徴】
- 誰でも集計・分析が簡単にできる高い操作性
- ユーザビリティやビジュアライズへのこだわり
- 1ライセンスで全メンバーが利用可能
- 開発から販売、サポートまで一貫して一社が対応
【料金】
問い合わせ
【URL】
https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/
MotionBoard Cloud (モーションボードクラウド)
【製品概要】
デザイン性の高いチャート作成や簡単操作でのダッシュボード作成に加えて、+αの特徴的な「地図」機能を持つMotionBoard Cloud。
CRMやSFAのデータから顧客情報を取り込み、最短で巡回できるルートや指定場所から到達できる範囲分析などが可能です。
もちろん出先で使えるように、スマートフォン・タブレットにも対応。
アラート機能でリアルタイムに異常感知をしたり、標準搭載されている高度な分析ロジックで新たな気づきができたりするツールです。
【特徴】
- 直感的な操作性でチャートやダッシュボードを作成
- 地図上にデータを表示
- マルチデバイス対応
- アラートや通知設定機能
- 高度な分析が可能
【料金】
- MotionBoard Cloud Standard Edition:月額30,000円/10ユーザー
- MotionBoard Cloud Professional Edition:月額60,000円/10ユーザー
- MotionBoard Cloud IoT Edition:月額90,000円/10ユーザー
※別途初期費用
【URL】
http://www.wingarc.com/product/motionboard/
LaKeel BI(ラキールBI)
【製品概要】
分析に必要なデータを収集・加工・統合する「ETL」機能で、自動的にデータを可視化してくれるBIツールがLaKeel BIです。
Excelライクなインターフェースなので、抵抗感なく使うことができるでしょう。
オリジナルデザインのレポートを作成できるため、自社独自の定型帳票のシステム化が実現できます。
【特徴】
- 集計・統合・分析・可視化のオールインワン
- 豊富な分析テンプレート
- サーバーライセンス型の料金体系
- 充実したサポートで運用・定着支援
【料金】
問い合わせ
【URL】
SFAとBIツールを連携するメリット
このようにさまざまな機能を持つBIツールが存在しますが、自動的に最適な答えを導いてくれるわけではありません。
BIツールは蓄積されたデータを用いて分析してくれます。例えば営業においてはSFAに営業情報を蓄積して、より細かい分析に関してはBIツールを用いることもあります。
関連記事:SFAとBIツールの違いとは?連携でデータ駆動営業組織の強化
SFAをBIと連携させることで、蓄積された営業データから活動量と営業実績との相関関係や売上の昨年比をスムーズに表示することができます。
このような示唆を得ることで営業活動自体のPDCAサイクルもSFA単体で用いるよりもスムーズに回すことができるようになります。
まずは営業データの蓄積が必要になってくるのでデータの入力がしやすく直感的に活用できるようなSFAの選定が必要です。
▶︎▶︎入力負荷が少なく直感的に使えるUI/UXを持つSFAとは?
また、可視化されたものを活用していくのは人が行う仕事ですので、BIツールが全てを行ってくれるわけではないことを認識しておきましょう。
グラフやレポートが簡単に作れるからと言って、以前よりもたくさんのレポート作成依頼が来てしまったり、グラフを作りすぎて管理しきれないというケースもあるようです。
BIツールだけで全てが解決されるわけではなく、活用するのも自分次第ということを理解しておきましょうね。
【無料PDF】自社に合うSFAを見つけたいあなたに!SFAの4タイプがわかる分類チャートはこちら
営業のデータ分析・活用をスムーズに行うにはMazrica BIがおすすめ
BIツールは、今まで別々のツールに入っていたデータが一ヵ所に集約され、複合的に分析することで新たな気づきや課題発見を手助けしてくれます。
データを活用するデータドリブンが企業成長には欠かせないものとされている現代では、いかにデータを活用できるかがカギとなってくることでしょう。
ツールを活用して自社の現状を把握し、将来を考えてみてください。
とくにおすすめのBIツールは「Mazrica BI」です。
Mazrica BIは、営業支援ツールMazrica Salesに搭載された営業や顧客管理に特化したBI機能です。
蓄積された顧客・案件データや行動データをワンプラットフォームで高速・柔軟に集計・可視化し、営業活動におけるデータの利活用を推進できます。
- 営業活動のあらゆるデータを一元管理し、分析したいデータに簡単に整形できる
- ノーコード/ローコードで設定でき、専門スタッフ以外も柔軟にレポート作成や共有ができる可能
- 組織・商品・顧客・チャネルなど複数の分析軸でデータを深掘り、要因を分析できる
- 営業現場で活用がしやすい
以下に、Mazrica BIの特徴や機能をまとめた無料の製品資料があるので、ぜひダウンロードしてみてください。
データを高速・柔軟に蓄積・可視化|Mazrica Sales BI概要資料
クラウド営業支援ツールMazrica SalesにBI機能が搭載されました。データを高速・柔軟に蓄積・可視化するMazrica BIの機能や活用例を紹介します。
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