ビジネスにおいて、リーダーシップはチームやプロジェクトを成功に導くために欠かせないスキルです。
働き方改革やリモートワークの普及が進む現代では、従来の指揮命令型のリーダーシップだけでなく、柔軟で共感的なリーダーシップが求められる場面が増えています。
本記事では、リーダーシップの基本的な意味から、多様なリーダーシップ理論、優れたリーダーに共通する特性までをわかりやすく解説します。
さらに、リーダーシップに必要な要素やスキルについても説明し、最後に具体的なシチュエーションで役立つ実践的なヒントもご紹介します。
「リーダーシップを正しく理解し、実践に活かしたい」「チームをより良い方向に導きたい」と考えている方にとって、本記事は理論と実務の両面で役立つ内容となっています。
ぜひ、これからのリーダーシップ像を探るヒントとしてお役立てください。
この記事の内容
リーダーシップとは
リーダーシップ(leadership)とは、「統率力」を意味し、目標を設定して組織や人々をその方向へ導く能力のことです。
イメージとしては、船長が航海の行き先を決め、クルーを率いて船を進める様子を想像すると分かりやすいでしょう。
リーダーシップは単に命令を下すだけではなく、他者の力を引き出し、全員が目標達成に向けて力を合わせられる環境を作る力でもあります。
この力は、チームでの仕事や家庭内、あるいは地域活動の中でも発揮される場面があり、私たちの日常生活とも無縁ではありません。
本記事では、「統率力」としてのリーダーシップに焦点を当て、その本質や身につけるためのポイントについて解説します。
これを読み終えたとき、あなた自身のリーダーシップスタイルを考えるきっかけになれば幸いです。
リーダーシップとマネジメントの違い
リーダーシップとマネジメントはどこが違うのでしょうか?
一見すると似たように思われるこの2つですが、それぞれ異なる役割と目的を持っています。
この違いを理解していないと、「リーダーシップを発揮しているつもりが、実はマネジメントしかしていなかった」という事態に陥るかもしれません。
まず、マネジメントとは、組織のリソースやリスクを適切に管理し、組織の安定的な運営を支える経営手法の一つです。
いわば「守り」の役割を担い、次のような業務を行います
- 部下が仕事を遂行しやすい環境を整える
- リーダーが設定した目標に対する進捗状況を管理する
- 部下に適切な指導を行い、成長をサポートする
一方、リーダーシップは組織を目標に向けて推進する力です。
たとえば新たなビジョンを示し、チーム全体を動かしてその実現に導く「攻め」の役割が求められます。
リーダーは具体的な目標を設定し、メンバーがその達成に向けて一致団結できるよう動機づけを行います。
この2つはどちらも組織に欠かせない重要な役割であり、互いに補完し合う関係にあります。
たとえば、プロジェクトの初期段階ではリーダーがビジョンを示し、方向性を定めます。
その後、マネージャーがそのビジョンを実現するために計画を具体化し、進捗を管理するのです。
マネジメントについてさらに知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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リーダーシップの必要性
現代のビジネス環境や社会において、リーダーシップは不可欠な要素です。
組織やチームが成果を上げるには、明確な方向性を示し、メンバー全員が協力できる環境を作るリーダーの存在が必要です。
リーダーシップは、目標達成に向けた羅針盤の役割を果たします。
特に変化の激しい時代では、リーダーが状況を的確に判断し、柔軟に対応することが求められます。
デジタル化や働き方の多様化が進む中、リーダーは変化を先取りし、組織全体を導く存在となるべきです。
また、リーダーシップはメンバーの能力を引き出すためにも重要で、適切な役割分担や支援を通じてチーム全体の力を高めることができます。
さらに、リーダーはメンバーに安心感や目的意識を提供することで、士気を高める役割も果たします。
信頼されるリーダーが示す明確なビジョンは、メンバーが自信を持って目標に向かう原動力となります。
リーダーシップは特別なスキルではなく、日常のさまざまな場面で発揮されるものです。
プロジェクトや職場、家庭など、あらゆる場面でリーダーシップを実践する機会があります。
リーダーシップを磨くことで、個人の成長だけでなく、チームや組織の成功にもつながるでしょう。
リーダーシップ理論とは
リーダーシップ理論とは、組織やチームを成功へ導くためにどのようなリーダーが適しているか、またそのプロセスを明らかにする学問的な枠組みです。
ここでは、代表的なリーダーシップ理論として以下の4つを紹介します。
PM理論
PM理論は、1966年に日本の社会学者である三隅二不二によって提唱された、リーダーシップ理論の一つです。
集団を発展させるリーダーシップの機能はどのように分類できるかを考察した理論です。
PM理論によると、リーダーシップは「課題関連機能(Performance function:P機能)」と「対人関連機能(Maintenance function:M機能)」の2つから構成されているとされています。
リーダーシップには2機能の組み合わせで4通りの機能があり、P機能にもM機能にも優れているリーダーシップが理想像と考えられています。
①PM型リーダーシップ
課題関連機能(P機能)も対人関連機能(M機能)ともに優れており、課題解決に力を入れながら、人間関係にも適切に対応できるタイプのリーダーシップです。
P機能の具体的な能力は、
- 目標を定めて計画を立てる能力
- スケジュールの進捗を徹底して管理する能力
- メンバーを指導し適切に指示を出す能力
- 組織の決まり事を守るためメンバーを徹底して指導する
など、成績・生産性を向上させるための能力が挙げられます。
M機能の具体的な能力には、
- 意見の対立やちょっとした軋轢が生まれたときに、すぐに気づいて調整役として関与する能力
- メンバーが自分の能力を最大限に引き出せるよう、声かけや指南まで幅広く対応する能力
- メンバー一人一人とコミュニケーションをとり、公平に対応する能力
などといった能力があります。
課題解決のみならず、メンバーを精神的に支える機能も持ち合わせているべきだといえます。
②Pm型リーダーシップ
こちらは、mが小文字になっており、目標を達成することに重点を置くけれど、メンバーの人間関係には気を配れないリーダーです。
M機能の能力を伸ばすためには、2つの人間関係の構図が重要な要素になります。
- 上司と組織メンバー…上司からの声掛けや、定期的な面談を行うなど、価値観を確認しあう機会を積極的に設ける
- 組織メンバー同士…自由に意見交換できるミーティングやプラットフォームを設置する
組織内でそれぞれの行動に責任を持たせたり、目標を意識する場を設けることで連帯意識を高めることも効果的です。
③pM型リーダーシップ
pMは、逆に目標達成よりも組織の人間関係の方に気を配るタイプの行動理論です。
目標達成の方が後回しにされてしまうために、企業にとっての戦力にはなりにくいタイプですが、組織の内部環境は整っているため、組織の成熟期を待てば、何らかの結果を生み出すこともあるかもしれません。
P機能を伸ばすためには、目指すべき目的地とそこに至る道順を明確にすることが重要です。ときには失敗を恐れない強い決断力が必要です。
④pm型リーダーシップ
pmは、課題関連機能も、対人関連機能もともに弱いタイプです。
組織が成長するために必要な機能についてどちらも消極的であり、こうしたリーダーシップを執る人がその位置に居続けることはできないでしょう。
このように、リーダーシップを執るべき人は、課題解決、目標達成に関する機能と人間関係を上手く管理する機能とをどちらも強く持ち合わせているべきだとされています。
特性理論
最も古典的なリーダーシップ理論であり、リーダーシップは「先天的な能力や特性」に基づくと考えられています。
特性理論では、リーダーには共通して持っている特性や資質が存在するとされています。
行動理論
リーダーシップは先天的な能力ではなく、「行動」によって発揮されるとする理論です。
優れたリーダーとそうでないリーダーの行動を比較し、成功するリーダーの行動パターンを類型化しようとしています。このため、リーダーを育成する理論として注目を集めました。
条件適合理論
リーダーの行動は、「メンバーの課題や状況に応じて変わる」とする理論です。
優れたリーダーは、特定の行動様式にとらわれるのではなく、状況に応じてリーダーシップスタイルを柔軟に使い分けるとされています。
リーダーシップスタイルとは
リーダーシップスタイルとは、リーダーがチームを導き、成功に導くために採用するアプローチのことです。
状況に応じてスタイルを使い分けることで、より効果的なリーダーシップを発揮できます。
ここでは、代表的なリーダーシップスタイルと、それぞれに必要な能力について解説します。
ビジョン型
ビジョン型は、リーダーが描く目標やビジョンをチーム全体と共有し、メンバーのモチベーションを高めるスタイルです。新しいアイデアや変革を促進し、チームの結束を強化する効果があります。
しかし、目標が曖昧だったり、チームの目標が会社全体の方針とずれてしまうと問題が生じることがあります。
ビジョン型のスタイルでは、組織目標を会社の経営方針とリンクさせ、具体的な数値に基づいて目標を設定する能力が求められます。
コーチ型
コーチ型は、メンバーの個性や能力を見極め、成長をサポートするスタイルです。メンバーの自律性を促し、明確な期待を設定しながら能力向上を支援します。
コーチ型のリーダーはメンバーの主体性を重視し、モチベーションを引き出すことに長けています。
その結果、リーダーの予想を超える成果が生まれ、多様な考えを取り入れた柔軟な組織運営が可能になります。
コーチ型リーダーに必要な能力は、メンバーの力量を正しく評価するアセスメント力と、効果的なコミュニケーションスキルです。
親和型
親和型は、チームメンバーとの感情的なつながりを大切にし、信頼関係を築くことで成功へと導くスタイルです。
親和型のリーダーはチーム内のトラブルを防ぎ、無理な計画による失敗を避ける能力に優れています。
PM理論では、集団維持機能が高い「PM型」や「pM型」のリーダーが親和型に分類されます。
親和型リーダーは、組織内の信頼や友好関係を重視し、特に高いコミュニケーション能力が求められます。
ペースセッター型
リーダー自身が高いパフォーマンスを示し、組織全体を鼓舞するスタイルです。短期間で成果を出すために、リーダーが高い目標を設定し、自ら率先して行動します。
PM理論では、目標達成機能が高い「PM型」や「Pm型」のリーダーがこのタイプに該当し、短期間で集中的に成果を求められる場合に適しています。
このスタイルには、目標設定能力や、強い主体性と当事者意識が必要です。リーダーの率先した行動は、メンバーにも影響を与え、主体性を育てる効果があります。
変革型
リーダーが積極的に新しい挑戦に取り組み、チームの目標設定やモチベーション向上を図るスタイルです。
コーチ型に似た側面もありますが、変革型リーダーは個々の能力よりもチーム全体のパフォーマンスを重視する傾向があります。
組織全体の成果を最優先とするため、メンバー間の団結感を大切にする点が特徴です。
リーダーの役割
リーダーの役割は一体どんなものなのでしょうか?
リーダーには以下のような役割が求められます。管理職やチームのリーダーになった方は是非リーダーの役割を覚えておいてください。
リーダーの役割とは、組織やチームを成功に導くために果たすべき具体的な責務を指します。
管理職やチームのリーダーになった方は、以下の役割をしっかり理解し実践することが重要です。
1. 目標を設定する
リーダーの最も重要な役割は「目標を設定すること」です。
目標がなければ、組織やチームはどこに向かうべきか分からなくなり、成果を上げることができません。
目標や方向性が明確でなければ、メンバーは「一体何をすればいいのか」と困惑してしまいます。
具体的な目標を設定し、それをチーム全体に伝えることが、リーダーとしての第一歩です。
関連記事:目標管理の4つのコツ|部下のモチベーションを最大限引き出す
2. 組織の環境を整備する
次に、リーダーは「組織の環境を整備する」という役割も担います。
メンバーが効率よく働ける環境を提供し、連携を円滑にすることが求められます。例えば、メンバー間のコミュニケーションが不足していると、目標達成が大きく阻まれることがあります。
ある企業では、連絡先の共有が不十分だったため、必要な情報にアクセスできず業務効率が低下していたという事例があります。
このような問題を防ぐために、リーダーは必要な情報を整理し、メンバーがスムーズに業務を進められる体制を整える必要があります。
関連記事:働き方改革とは?取り組み方や事例をどこよりもわかりやすく解説
3. メンバーが主体性を発揮できるように働きかける
さらに、リーダーは「メンバーが主体性を発揮できるように働きかける」役割も果たさなければなりません。
リーダーが自ら模範を示すことは重要ですが、それだけでは限界があります。
メンバー自身がやる気を持ち、主体的に動けるように仕向けることが重要です。
そのためには、各メンバーの特性を理解し、適切なフィードバックや支援を行うことが有効です。
具体的な方法については次の章で詳しく解説しますが、リーダーの本質的な役割は「組織全体が力を発揮できるよう促すこと」にあるといえます。
リーダーシップに必要な要素・スキル
リーダーには共通して求められる重要なスキルがいくつか存在します。
優れたリーダーになるためには、これらのスキルを理解し、日々の実践を通じて磨き上げることが重要です。
以下にリーダーシップに必要な10のスキルを解説します。
1. 目標設定能力
リーダーの第一の役割は、組織やチームの目標を設定することです。
ただし、目標は単に掲げるだけでなく、実現可能なものである必要があります。
明確な目標設定は、チーム全体の行動指針となり、成功への道筋を示します。
関連記事:KPIとは?営業のKPI設定方法とKGIとの違いを簡単に解説
2. 学習能力
優れたリーダーは常に学び続けます。
新しい知識を積極的に取り入れ、従来のやり方に固執せず、最適な解決策を模索する柔軟性が求められます。
変化の激しい現代社会では、学習意欲と適応力がリーダーとしての価値を高めます。
3. 情報収集能力と適応力
社会や業界のトレンドを正確に把握し、膨大な情報の中から重要なポイントを見極める能力が求められます。
さらに、得た情報を活用し、変化に迅速に対応する適応力も欠かせません。
たとえばリモートワークや新しい働き方への移行に素早く対応することは、組織の成功を左右します。
関連記事:営業リーダーのためのデータマネジメント|必要なツールや機能を紹介
4. 判断力
リーダーには、時には不確実な状況下で決断を下す力が求められます。
優柔不断な態度はチームに不安をもたらしますが、果断な判断は信頼を生み出します。
正解がわからない場合でも、リーダーとして方向性を示すことが重要です。
5. コミュニケーション能力
リーダーシップには、他者を動かすためのコミュニケーション能力が必須です。
メンバーの話をしっかり聞き、困りごとを察知して適切に対応する姿勢は、信頼関係を築く基盤となります。
また、メンバーを主体的にするために、彼らの満足感や充実感を高める努力も必要です。
関連記事:信頼される上司になる3つのポイント|部下が冷たいのはどうして?
6. 育成能力
リーダーはチーム全体を成功に導くため、メンバーの能力を育成する必要があります。
リーダー自身がどれだけ優れていても、一人でできることには限界があります。
メンバーを成長させることが、リーダーシップの本質的な要素です。
関連記事:新人営業を即戦力にするための育成方法5つ|身につけさせるべきスキルとSFAを活用した教育術を紹介
7. 誠実性と責任感
リーダーには誠実さと責任感が不可欠です。
約束を守らないリーダーは、チームから信頼を失います。
また、リーダーはチーム全体の責任を負う覚悟を持つ必要があります。
この姿勢が、メンバーに安心感と信頼をもたらします。
8. 業務実行力
リーダーはメンバーのお手本となる存在です。
優れた業務実行力を備え、誰よりも先に行動に移す姿勢を見せることで、メンバーの信頼を得ることができます。
「行動するリーダー」であることが、効果的なリーダーシップの基本です。
9. モチベーション管理能力
チームの効率を最大化するためには、メンバーのモチベーションを維持し、向上させるスキルが必要です。
一人一人と向き合い、期待を伝えることで、メンバーが自らの役割に責任を持ち、積極的に動くよう促しましょう。
リモートワークでも部下のモチベーションを維持する方法をこちらの記事で解説しています。
関連記事:営業のモチベーションを維持し向上させるには?リモートワークでのマネジメント例を紹介
10. 寛容性
リーダーには、自分と異なる意見や視点を受け入れる寛容性が求められます。
多様な考え方を尊重するリーダーの下では、革新が生まれやすく、組織全体が活性化します。
寛容な態度が、メンバーの士気を高める鍵となります。
リーダーリップ能力を育てるためにとるべき行動
リーダーシップ能力を育てるためには、日常生活や職場での行動を意識的に見直し、スキルを磨くことが重要です。
以下では、効果的な方法をいくつかご紹介します。
1. 日常的に意思決定を行う
リーダーに必要な判断力や業務実行力を鍛えるには、日常の中で意識的に意思決定を行うことが効果的です。
たとえ小さなタスクでも、「どの方法が最適か」を考え、選択し、すぐに行動することを心がけましょう。
例えば、家族の夕食の献立を決める、チームの業務スケジュールを調整するなどの場面で、積極的に決断する習慣をつけることで、徐々にスキルが向上します。
このプロセスは、特に決断に時間がかかりがちな人にとって大きな成長の機会となります。
2. 仕事以外の人間関係を広げる
リーダーに欠かせないコミュニケーション能力を磨くには、仕事以外での人間関係を充実させることも効果的です。
同じ職場や業界の人とばかり接していると、コミュニケーションのパターンが固定化し、新たな視点を得る機会が減少します。
これを防ぐために、新しい趣味を始めたり、異業種の人が集まるイベントや研修に参加してみましょう。
例えば、地域のボランティア活動やカルチャー教室に参加することで、多様な価値観に触れることができ、視野が広がります。
3. チームメンバーを信頼する
信頼関係の構築はリーダーシップの基盤です。
リーダーがメンバーを信頼していないと感じさせると、メンバーのモチベーションが低下する恐れがあります。
業務を任せる際には、必要最小限の指示にとどめ、過度な干渉を避けましょう。
たとえば、進捗を尋ねる頻度を減らし、メンバーが自分で考えて行動する余地を与えることで、信頼のメッセージが伝わります。
結果として、チーム全体が自律的に動くようになります。
4. 傾聴を実践する
コミュニケーションスキルの中でも、傾聴は特に重要です。
傾聴とは、相手の話に真剣に耳を傾け、その考えや感情を尊重することを指します。
たとえば、メンバーが業務上の悩みを相談してきた際には、相手の意見を否定せずに受け入れる姿勢を見せることで、信頼が深まります。
また、リーダー自身のビジョンを伝える際にも、メンバーのフィードバックに耳を傾け、共感を示すことが重要です。
定期的な1対1のミーティングやカジュアルな対話の場を設けることで、コミュニケーションの質を高めましょう。
5. 挑戦する機会を作る
リーダーシップ能力を育てるには、新しい挑戦を恐れない姿勢が欠かせません。
例えば、リーダーシップを発揮するプロジェクトに自ら志願することや、チームの改善提案を積極的に行うことが有効です。
失敗を恐れず、経験を通じて学び続ける姿勢が、リーダーシップの成長につながります。
終わりに
リーダーシップとは、単なるスキルや肩書きではなく、人々を目標達成へと導く力そのものです。
リーダーシップを発揮する場面では、何よりもまず自分自身のスタイルや強みを見つめ直し、それを活かして周囲を支えていくことが大切です。
そして、目標を設定し、組織全体が一丸となってその目標に向かえるよう、柔軟かつ責任感を持って行動することを心がけましょう。
これからのビジネスシーンや日常の中で、リーダーとしての成長を楽しみながら、学びと実践を重ねていただければと思います。
リーダーシップは、経験を通じて磨かれます。今日学んだことをぜひ次の行動に生かしてみてください。
最後に、この記事がリーダーシップ向上の一助となれば幸いです。
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