国内のMAツール市場規模は2020年で447億3,500万円、2025年には737億円に達すると予想されています。
今後もMAツールを導入する企業は増え続けると予想される中、
- 「MAツールを選ぶ基準が分からない」
- 「自社の課題解決にはどんなMAツールの機能が必要だろう?」
と感じている方も多いのではないでしょうか?
今回は13の代表的なMAの機能・特徴・金額を徹底比較し、その他MAの基礎知識から、SFAとMAの違いまで解説します。MAツールに興味のある方は必見です。
尚、厳選した8つのツールの特徴を徹底比較した資料はこちらから無料でダウンロードいただけます
この記事の内容
MA(マーケティングオートメーション)ツールとは?
マーケティングオートメーションとは、MA(=Marketing Automation)とも略される、マーケティング活動を自動化させる仕組み、そしてそれを実現させるためのツールのことを言います。
もともと人の手を介して行っていた繰り返しの作業や大量の作業などをマーケティングオートメーションツールを活用して自動化することにより、ミスがなく作業できるだけでなく、コストや時間の削減を実現します。
マーケティングオートメーションが担う部分は、新規顧客のターゲティングリストの作成や、見込み客(リード)へのキャンペーン配信などのアプローチなどの集客支援やリードの育成です。
WEBページの閲覧履歴を分析することでリードの興味を把握することができたり、メール開封率を分析して効果的なメルマガを配信したりするのにも役立ちます。
このようなリード獲得、リード育成などの業務をマーケティング部門がマーケティングオートメーションツールを用いて行い、確度の高いリードを営業部門に引き渡すことによって受注率が上がる仕組みになるのです。
MAについては、こちらの記事内で詳しく解説しています。
関連記事:MA(マーケティングオートメーション)とは?意味や導入メリット・おすすめのツールを紹介
MAツールと「SFA」「CRM」の違い
マーケティング部門が活用するMAと対比されるのが、営業支援システムとも呼ばれるSFAと、顧客管理システムとも呼ばれる「CRM」です。
MAツールによって育成したリードと発生した商談は営業部門に渡されますが、その営業部門が活用するツールがSFAとなります。
SFAツールでは、顧客の情報や案件(商談)の進捗を管理したりします。
そのほか、過去の営業活動から成功パターンを発見したり、予算と実績を比較する予実管理をしたりする機能もあります。
また、CRMツールは、マーケティングや営業活動において顧客との関係性を管理するためのツールです。具体的には、CRMを活用すると顧客の連絡先情報や、購買履歴、これまでの接触履歴、現在の商談状況など、顧客に関する各種データを一元管理できます。
SFAとMAは異なる部門で使われているツールですが、それぞれを連携して活用することによってさまざまなメリットが生まれます。
例えば、一度入力した顧客データは自動的に他のツールに反映されるためミスが無くなる上、MAツールに蓄積された顧客の興味関心を営業部門が把握することで商談の成約率アップにつながります。
SFA/CRMとMAツールの違い等は以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
関連記事:
- SFAとは?CRM・MAとの違いや選び方と営業の成功事例まで解説
- 【2024年最新】SFA(営業支援)ツールおすすめ比較10選|CRM・MAとの違いも解説
- MA・SFA・CRMの違いとは?特徴や使い方・連携事例まで解説
MA(マーケティングオートメーション)ツールが注目されている理由
MAツールについて、SFAやCRMとの違いも踏まえて解説しました。ここからはMAツールが注目されている理由について紹介します。
顧客接点(チャネル)の拡大
近年、企業と顧客の接点が従来の対面販売やコールセンターなどに加えて、ウェブサイト、SNSなどのデジタルチャネルに大きく広がっています。
異なる顧客接点からあらゆる情報が発生するため、これらの情報を統合的に収集・分析する必要が生じています。MAツールは要求に応えるものとして注目されています。
顧客の消費行動の変化
消費者の購買行動も大きく変化しています。商品・サービスの検討からネット購入、レビューの投稿に至るまで、顧客体験のほとんどがデジタル上で完結するケースが増えています。
このため、顧客分析には従来の売上データだけでなく、デジタル上のあらゆる行動データを統合的に分析することが求められます。
データ分析の必要性
マーケティング施策の最適化を図るには、顧客データを細かく分析する必要があります。
しかし、複数のツールを使ってデータを分析する場合、情報が分散してしまい、俯瞰的な分析が難しいという課題がありました。
MAツールはデータを一元的に集約・統合するため、データ分析の質を飛躍的に高められると期待されています。
このように、顧客接点の拡大、消費行動の変化、データ活用の必要性などが高まる中で、MAツールは企業のニーズに合致するソリューションとして注目を集めています。
MAツールで解決できる課題
MAツールを導入するとどのような課題を解決できるのでしょうか。具体例を紹介します。
営業効率を上げる
MAツールは、「営業効率を上げる」という課題の解決に役立ちます。
多くの場合、営業チームは膨大なリードリストを抱えていますが、全ての顧客に対して、適切なタイミングで、ニーズに合った対応をすることは困難です。
そこで、MAツールを営業チームに活用してもらいましょう。
MAツールは、見込み客の行動を追跡し、興味や関心に基づいて優先度をつけることが可能です。
例えば、MAツールの「リードスコアリング機能」を用いると、営業担当者は「今すぐ行動すべきリード」と「まだ準備ができていないリード」を区別できるため、温度感の高いリードに集中してアプローチすることができます。
これにより、営業活動の効率が格段に向上し、全体の生産性向上に繋がります。
メルマガの効果を上げる
メルマガ配信は、見込み客との接点を持ち続ける重要な手段ですが、配信のタイミングや内容が適切でないと、開封されなかったり無視されたりしてしまいます。
MAツールでは、顧客の行動データや過去のやり取りをもとに、パーソナライズされたメルマガを自動で作成・配信することができます。
また、A/Bテストを行うことで、最も効果的なコンテンツや送信タイミングを見極め、メールの開封率やクリック率を最大化することも可能です。
これにより、単なる情報提供ではなく、読者にとって価値のあるコンテンツを届けることができ、メルマガの効果を向上させられるでしょう。
関連記事:メルマガの作り方3つのステップ!メールテンプレート作成方法や一斉配信方法も紹介
「そのうち客」に対しても自動でフォローを行う
今すぐ購入に至らない「そのうち客」は、営業担当者にとって取りこぼしがちです。
手をかけすぎると時間の無駄に感じてしまうこともありますが、そのうち客も将来的には重要な顧客になる可能性が高いため、関係を維持し続けることが重要です。
MAツールを使えば、「そのうち客」に対しても自動的にフォローアップを行うことができます。
例えば、特定のWebページの閲覧や資料ダウンロードなどのアクションをトリガーにして、段階的にメールを送信し、徐々に購入意欲を高めることが可能です。
これにより、そのうち客が購入のタイミングに至った際には、すでに自社の製品やサービスについて詳しく理解している状態を作り出すことができます。
このように、MAツールは、リード育成やターゲットへのアプローチを自動化することで、営業やマーケティング活動の効率を向上させ、売上向上に貢献します。
MAツールの6つの機能例
一般的に、MAツールには以下のような機能が搭載されています。
- リード(見込み顧客)情報の管理機能
- LPや問い合わせフォーム作成機能
- メール一斉配信機能
- Webアクセス解析機能
- スコアリング機能
- シナリオ作成(キャンペーン管理)機能
弊社が開発・運営しているMAツールのイメージと合わせて解説します。
リード(見込み顧客)情報の管理機能
MAツールでは、リードの基本情報だけでなく、過去の接触履歴や行動データを一元管理できます。MAツールを見れば、リードの属性や興味・関心を把握し、個別のニーズに合わせたアプローチが可能です。
また、MAツールのリード情報を社内で共有することで、マーケティングと営業が一貫した戦略を展開できる点も重要です。
LPや問い合わせフォーム作成機能
MAツールのLP(ランディングページ)や問い合わせフォームの作成機能は、プログラミングの知識がなくても簡単に使えるのが特徴です。
テンプレートやドラッグ&ドロップ機能を使って、効果的なページを迅速に作成できるため、リード獲得のプロセスをスピードアップできます。
また、作成したフォームのデータは自動でリード管理に連携されるため、運用がスムーズです。
メール一斉配信機能
MAツールには、メールマーケティングを効率的に行うための一斉配信機能があります。
顧客リストに基づいてパーソナライズしたメールを大量に送信できるだけでなく、開封率やクリック率などの反応もリアルタイムで追跡可能です。
さらに、送信のタイミングを自動で最適化する機能もあるため、エンゲージメントを高めやすくなります。
Webアクセス解析機能
Webサイトへの訪問者の行動を分析する機能も、MAツールの重要な要素です。
訪問回数や滞在時間、特定のページへのアクセス状況などを詳細に追跡することで、リードの関心や行動傾向を把握しやすくなります。
これにより、ターゲットに最適なコンテンツを提供するためのインサイトが得られるでしょう。
スコアリング機能
リードスコアリング機能では、リードの行動や属性に基づいてスコアを自動的に付与し、見込み度を評価できます。
例えば、Webサイトへの訪問回数やメルマガの開封など、特定のアクションに応じてスコアが変動します。
これにより、営業チームは確度の高いリードを優先的にフォローでき、リソースの無駄を減らせます。
関連記事:MAのスコアリングとは?マーケティングへの活用方法と事例を紹介
シナリオ作成(キャンペーン管理)機能
シナリオ作成機能は、顧客の行動やタイミングに応じて、自動的にメールを送ったり、特定のコンテンツを配信するキャンペーンを設計・実行できる機能です。
複雑なナーチャリングやフォローアップのシナリオを設定し、リードを段階的に育成することで、より効果的なマーケティング活動を展開できます。
MAツールの選び方の6つのポイント
たくさんのMAツールがある中で、自社のマーケティングや営業スタイルに合うツールをどうやって選び出したら良いのか?と迷う方もいるでしょう。
ここからは、MAツールの選び方のポイントを解説します。
関連記事:MA(マーケティングオートメーション)ツールの選び方5選!自社に合うMAとは?
BtoB向けかBtoC向けかで絞る
MAツールは、BtoBとBtoCのビジネスモデルによって求められる機能やアプローチが異なるため、自社のビジネス形態に合ったツールを選ぶことが重要です。
BtoBではリードの長期育成や営業支援に強いツールが求められ、BtoCでは短期的なコンバージョンを促す機能が重視されます。
まずは、BtoB向けかBtoC向けかでMAツールを絞り込むと良いでしょう。
関連記事:BtoBのMA(マーケティングオートメーション)とは?ツールや営業・マーケティングの考え方を紹介
BtoBビジネスのためのMAツールの選び方
弊社は独自の調査データに基づき、BtoBビジネスのMAツールの選び方に関する図解資料を作成しました。
BtoBビジネスに携わるマーケターやセールスパーソンの方向けに、MAツールの選び方のポイントや最低限必要な5つの機能について詳しくご紹介しています。
BtoB向けのMAツールを導入したいと考えている方は是非ご参考ください。
▶▶【BtoBビジネスのためのMAツールの選び方】はこちらからダウンロード
必要な機能をリストアップする
つづいて、先ほど洗い出した課題を解決するためには「こんな機能があったらいいな」、「こういう機能が役に立つだろうな」と思われる機能をリストアップしてみましょう。
たとえば、顧客分析の強化なら「顧客を属性・優先度ごとに分析できる機能を搭載したシステム」や、メール施策の効率化なら「メール作成・管理のサポートや幅広い配信方法を備えたシステム」、Webページの順位向上なら「SEO対応の機能を搭載したシステム」が必要だと見えてくるはずです。
MAツールはツールごとに様々な機能を備えており、特徴がそれぞれ異なります。
自社の問題解決のために過不足なく機能を備えたツールを絞り込んでいくことで、適切なツールを選びやすくなります。
▶▶マーケティング&営業両部門の課題を解決できるMAツールの詳細はこちら
ツール連携が可能か調べる
自社で導入しているSFAツールやCRMツールとの連携が可能かどうかも重視するべき点です。
既存ツールとのデータ連携が可能であれば導入にかかるコストや手間を大幅に減らせるため、CSVでの顧客データのインポートや移行などが可能なシステムかどうかを確認しましょう。
また、名刺管理ツールと連携すると、展示会で入手した名刺の見込み顧客情報をMAにシームレスに同期できたり、請求・会計システムやビジネスチャットなどと連携すると、顧客情報との紐づけによってデータの活用可能性がより高まります。
MAツールの導入効果を最大化するため、どのような外部ツールと連携できるか確認してから選定しましょう。
関連記事:MAツールと連携すべき5つのツール!マーケティングオートメーションを促進する方法
サポート体制を重視する
ツール導入で失敗してしまうケースとして、「運用が定着しないが、誰に相談したら良いかわからない」「使い方がわかりにくく現場が敬遠してしまう」などの事例がよくあります。
このような課題を解決するため、ツールベンダーのサポート体制も確認しておきましょう。
ツールによりサポート内容も異なります。メールでのサポートしか対応していないツールもあれば、定期的に面談をしたりレポートを提出してくれたりするツールもあります。
サポートの有無と併せて、サポートの具体的な内容も確認しましょう。
MA費用と予算を確認する
MAツール費用相場は月額1人あたり無料〜10,000円程度です。
ユーザー数無制限の場合は、初期費用がかかることが多く、搭載されている機能にもよりますが月数万円程度かかります。
上述した自社に必要な機能との照らし合わせをふまえて、費用対効果の高いツールを導入するようにしましょう。
▶▶【比較表付き】8種の主要MAツールの機能や費用を徹底比較しました!
MAツールおすすめ比較13選
それでは、具体的にどのようなマーケティングオートメーション(MA)ツールがあるのか紹介します!
今回ご紹介するのは、以下13のMAツールです。
- Mazrica Marketing (マツリカマーケティング)
- Marketo(マルケト)
- Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)
- Marketing Hub(Hubspot)
- SATORI(サトリ)
- SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンマーケティングプラットフォーム)
- B→dash(ビーダッシュ)
- Oracle Marketing Cloud(オラクル)
- Adobe Marketing Cloud(アドビ)
- Kairos 3 Marketing
- GENIEE MA(旧Majin)
- IBM Marketing Cloud
- List Finder(リストファインダー)
▷▶主要MAツールの比較表はこちらから無料でダウンロードできます
MAツール13選比較表
本記事で紹介する13種のMAツールを主要機能ごとに比較しました。MAツール選定の際には是非参考にしてください。
サービス名 | データクレンジング | メール一括配信 | フォーム作成 | ランディングページ作成 | ステップメール配信 | HTMLメール作成 | スコアリング | アクセスログ取得 | シナリオ設計 | データ分析レポート | 名刺管理 | SFA/CRM機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Mazrica Marketing | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Marketo | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
Marketing Cloud Account Engagement | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | △ |
Marketing Hub | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
SATORI | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
SHANON MARKETING PLATFORM | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ |
B→dash | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | × |
Oracle Marketing Cloud | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | △ |
Adobe Marketing Cloud | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
Kairos 3 Marketing | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ |
GENIEE MA | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ |
IBM Marketing Cloud | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
List Finder | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
①Mazrica Marketing(マツリカマーケティング)
【製品概要】
Mazrica Marketingは、数あるサービスの中でも案件成約に特化したマーケティングオートメーションツールです。
見込み顧客の創出から営業案件の成約まで、ワンプラットフォームで完結できるMAとなっています。
マーケティングと営業のデータ連携をシームレスに実現できるため、「どのマーケティング施策が成約につながったのか?」「マーケティング・営業プロセスのどこ課題があるのか?」などの情報が明確になります。
Mazrica Marketingに搭載されている機能は以下の通りです。
- メール一斉配信
- Webフォーム
- Webアクセス解析
- オートメーション(シナリオ設計)
- AI一括名寄せ
- 名刺OCR取込み
- カスタムレポート・ダッシュボード
上記の基本的なMAツールの機能に加え、マーケティング&営業の業務を最大限活性化させる下記のような機能も搭載されています。
- 案件管理(SFA)/顧客管理(CRM)/行動管理
- ホットリード自動通知
- 架電・メールアプローチ
- 企業データ・プレスリリース自動収集
- 8種のレポーティング機能(売上予測レポート、売上分析レポート等)
- 外部ツール連携(名刺管理ツール、各種グループウェア、チャットツール等)
【特徴】
- 集客〜受注まで完全オールインワンツール
- ノーコードだから導入も操作もシンプル
- コンバージョン後の進捗が簡単にわかる
- マーケティング成果を分析できる標準レポート完備
- データ重複をAIが自動で検知
- モバイルアプリ対応
◆「マーケティング〜営業で一気通貫のオペレーション構築がしたい」
◆「初心者でも利用しやすいシンプルなインターフェースのツールを導入したい」
◆「細かな運用サポートが受けられる国産ツールを導入したい」
と思っている方におススメできるMAツールです。
【料金】
- 初期費用:無料
- 月額157,500円〜※5人のユーザー利用料を含む
※追加ユーザーあたり月額9,500円
【URL】
https://product-senses.mazrica.com/mazrica-marketing
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②Marketo(マルケト)
【製品概要】
139ヵ国、22,000社以上が導入しているMAツールのMarketo(マルケト)は、2006年にアメリカで創業して2014年に日本での営業を開始しました。
マルケトの特徴として、マーケティングに関わる9つのアプリケーションを使い分けられるという点が挙げられます。
9つのアプリケーションは以下になります。
- マーケティングオートメーション:集客支援、複数チャネルへのキャンペーン配信、施策の効果測定など
- メール:メールキャンペーンの作成、パーソナライズメールの作成、施策の効果測定など
- モバイル:モバイルマーケティングでの関係構築など
- ソーシャル:ソーシャルメディアでの関係構築など
- デジタル広告:パーソナライズしたディスプレイ広告の配信など
- ウェブ:コンバージョンの向上、パーソナライズしたメッセージの配信など
- アカウントベースドマーケティング(ABM):同一企業の中からターゲティングなど
- マーケティングアナリティクス:直感的なレポートとダッシュボード
- プレディクティブコンテンツ:ユーザーが望むコンテンツを自動配信
▶︎ Marketo(マルケト)で営業成果につながるマーケティング活動を行う方法とは?
【特徴】
- 圧倒的な導入実績
- あらゆるマーケティング機能が集約したプラットフォーム
- 9つのアプリケーションから必要なものを利用できる
- コンサルやトレーニングなどの充実したサポート
【料金】
お問い合わせ
【URL】
https://jp.marketo.com/
③Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)
【製品概要】
Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot(パードット))はセールスフォース社が提供しているMAツールです。
SFAを得意としている同社だからこそ、営業活動に活かすためのマーケティング活動を効果的に行えることが強みであり、トラッキングやメールマーケティングなどを活用してリードを育成していくことができます。
マーケティングとセールスの連携がスムーズになることで成約のスピードが高まるでしょう。
【特徴】
- Sales cloudとのスムーズな連携
- ランディングページ、フォームなどを簡単に作成
- キャンペーンの効果をダッシュボードで視覚的に分析
- Sales cloud以外の外部ツールとも連携可能
【料金】
※すべて税別・年間契約
- Growth:月額150,000円
- Plus:月額300,000円
- Advanced:月額480,000円
【URL】
https://www.salesforce.com/jp/products/marketing-cloud/marketing-automation/
④Marketing Hub(Hubspot)
【製品概要】
CRMシステムを中心として、マーケティング、セールス、カスタマーサービスの各ソフトウェアを繋ぐプラットフォームがHubspot(ハブスポット)です。
マーケティング機能を持つMarketing Hubは、簡単な操作のみでWebサイトを構築し、効果的なコンテンツを配信してトラフィックを拡大します。
チャットを活用することでサイト訪問者にリアルタイムでアプローチしたり、SNS上での評価を分析したりすることもできます。
全てのマーケティング業務を、プログラミングやデザインの知識がなくても簡単に行うことができる便利なツールです。
【特徴】
- 特別な知識がなくてもWebサイトやページを作成できる
- 簡単にSEOを実施
- 効果的なランディングページやフォーム作成により訪問者をリードに転換
- HubSpot CRMとの接続で他部門とのスムーズな連携
【料金】
- 無料版もあり
- 月額96,000円~(Professional)
【URL】
https://www.hubspot.jp/
⑤SATORI(サトリ)
【製品概要】
純日本製のMAツールであるSATORI(サトリ)は、現在1,000社以上の導入実績を持っています。
オウンドメディアを使っての新規顧客開拓の機能が充実しているため、リードジェネレーションに強いMAツールと認知されています。
今まではお問い合わせ前の匿名のリードへアプローチをすることが難しいと言われてきましたが、匿名ユーザーの行動履歴を蓄積・分析することでOne to Oneでの対応を可能にしました。
ポップアップ表示、プッシュ通知、ターゲティング広告などのシナリオを設定することによってオウンドメディアを活用したマーケティング活動が実現します。
【特徴】
- オウンドメディアを活用したマーケティング活動の実現
- 実名/匿名どちらのリードにも効果的な対応
- IPアドレスから企業名を判別することでABMに活用
- 豊富なレポート機能
- 充実したサポート体制
【料金】
- 初期費用300,000円
- 月額148,000円
【URL】
https://satori.marketing/
⑥SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンマーケティングプラットフォーム)
【製品概要】
国産のSHANON MARKETING PLATFORM(シャノンマーケティングプラットフォーム)は、日本企業のリードジェネレーションはオフラインマーケティング施策の割合が大きいというポイントに着目して作られたツールです。
Webだけでなく、展示会やセミナーなどのチャネルまで管理することにより、顧客が購入に至るまでのプロセスを把握できます。
マルチチャネルでのスコアリングをして確度の高いリードをより正確に抽出することが可能。
オンライン/オフライン問わずさまざまなチャネルのデータを蓄積していることで、営業部門へリードを引き渡す際にもスムーズに連携が取れます。
【特徴】
- 導入企業の99%が継続
- Salesforceとの資本提携
- メールマーケティングを中心としたデジタルマーケティング業務の実現
- リアルイベントやセミナーの管理
【料金】
お問い合わせ
【URL】
https://www.shanon.co.jp/marketingautomation/#
⑦B→dash(ビーダッシュ)
【製品概要】
テレビCMで一気に知名度を高めたB→dash(ビーダッシュ)。
顧客の属性や興味関心に合わせて、メールだけでなくアプリやLINE、プッシュ通知などのマルチチャネルからのアプローチが可能です。
顧客情報に紐づけてWebアクセスや購買履歴などのあらゆるデータを統合して管理し、それを基にしてさまざまなマーケティング施策を実行して、その効果を直感的な分析レポートで確認することができます。
シンプルなUI/UXと充実したサポート体制で、初心者でも安心して導入できることも魅力。
【特徴】
- マーケティングに必要なあらゆるビジネスデータを一元管理
- SMS配信やフォーム作成なども簡単
- 使いやすいUI/UX
- マーケティングとシステムのプロフェッショナルによるサポート
【料金】
お問い合わせ
【URL】
https://bdash-marketing.com/
⑧Oracle Marketing Cloud(オラクル)
【製品概要】
Oracle Marketing Cloudは、オラクルの基盤を活かしているため大量のデータ処理にも向いており、大企業での利用が適しています。
マルチチャネルのマーケティング活動が実現するOracle Responsys、自社が所有している顧客データ以外にパートナー企業が所有しているデータや匿名ユーザーデータを統合的に分析できるOracle BlueKai、施策ごとの分析やWebサイト最適化の自動実行などの機能があるOracle Maxymiser、パーソナライズしたコンテンツの提供ができるOracle Eloquaという4つの製品を組み合わせて利用することができます。
【特徴】
- セキュリティーが整っている
- 約7億もの匿名ユーザーのプロファイルにアクセスできる
- リアルタイムな分析レポート
- 膨大な情報もスピーディーに処理
【料金】
お問い合わせ
【URL】
https://www.oracle.com/jp/cx/marketing/
⑨Adobe Marketing Cloud(アドビ)
【製品概要】
マルチチャネルでのコンテンツ管理、メールや広告でのキャンペーン管理、AIを活用したテストやパーソナライズなど、多彩な機能が搭載されているソリューションを組み合わせて利用できる統合プラットフォームのAdobe Marketing Cloud。
一ヵ所でデータや施策を管理することにより、PDCAサイクルを高速で回すことができ、よりパーソナライズした施策を打つことができるようになります。
【特徴】
- 必要に応じて利用する製品を選択できる
- Adobe製品で作成した画像などをそのまま営業メールで活用できる
- コンサルティングやトレーニングで更なる活用が実現
【料金】
お問い合わせ
【URL】
https://www.adobe.com/jp/
⑩Kairos 3 Marketing
【製品概要】
初期費用1万円で、専門的な知識がなくても操作ガイドを見ればすぐに使い方が分かり、すぐにでもデジタルマーケティングが実現できるのがKairos3です。
MAとしての基本的な機能を低価格で利用できるので、導入ハードルが低いのが魅力のツール。
リード管理、リードナーチャリング、スコアリング、ROI分析などのほか、簡易的なSFAも搭載しているため、マーケティングから営業部門への引継ぎもスムーズです。
【特徴】
- 低価格で利用可能
- 操作画面にガイドが表示される
- マーケティングソリューションを包括的に搭載
- Webだけでなくセミナーや展示会などのオフライン集客も
【料金】
- 初期費用10,000円
- 月額5,000円~
【URL】
https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation
⑪GENIEE MA(旧Majin)
【製品概要】
GENIEE MA(旧Majin)は集客から販促までを総合的にカバーするMAツール。
メールアドレス、Cookie、LINEアカウントを1IDで管理でき、メール、Web広告、LINE、プッシュ通知などの複数の配信チャネルからリードごとに適したアプローチが実現します。
また、集客に強く、3rdパーティデータを活用した精度の高い分析結果からマーケティング施策を検証し、集客媒体ごとのレポートをまとめて確認することで、よりスピーディーなPDCAサイクルを回すことができます。
BtoB、BtoC、アプリ事業者、Webサイト運営者ごとに適したプランが用意されています。
【特徴】
- 多彩な配信チャネル
- ドラッグ&ドロップの簡単操作と視覚的なレポート
- 集客にも強く、匿名データも利用可能
- 相談会やセミナーなどで運用支援
【料金】
スタンダードプランBtoB :初期費用100,000円、月額100,000円~
【URL】
https://ma-jin.jp/
⑫IBM Marketing Cloud
【製品概要】
IBMが提供するSaaS型MAプラットフォームがIBM Marketing Cloudです。
メール、Web、ソーシャル、SMSなどのチャネルをクロスしてマーケティングキャンぺーンを実施できます。
顧客がいる場所、その場所の天候、時間などから最適なアプローチが可能。
キャンペーンの作成も簡単操作でできるため、マーケティング業務に時間をかけずに効率的に回すことができます。
【特徴】
- カスタマージャーニーマップの作成でより精度の高い施策を実施可能
- 顧客ごとに最適なタイミングでキャンペーンを配信
- 費用対効果を可視化できるレポート
【料金】
お問い合わせ
【URL】
https://www.ibm.com/cloud
⑬List Finder(リストファインダー)
【製品概要】
List Finderは「だれでも、無理なく、かんたんに」に使えるBtoB企業向けMAツールです。
BtoBに必要な機能に絞ったシンプルな機能と、お客様の課題や方針に合わせたサポート体制、リソース・ノウハウ不足の方向けの運用代行サービスを提供している点が特徴です。
【特徴】
- 国内で1,600アカウント以上の導入実績
- 0円で始められるフリープランあり
- サポートコンサルタントが導入支援
【料金】
- フリープラン…0円 ※初期費用無料
- 初期費用…100,000円
- ライト…45,000円
- スタンダード…69,,000円
- プレミアム…92,000円
【URL】
https://promote.list-finder.jp/
MAツール導入の際の注意点
ここからは、MAツールを導入する前に確認すべき注意点を3つ紹介します。
関連記事:MAツールの導入に失敗する理由とは?検討すべき3つのポイント
事前準備を徹底する
MAツールの導入を成功させるためには、事前準備が不可欠です。
具体的には、既存の顧客データの整備や、担当者の役割分担の明確化をしておきましょう。
データの正確さや一貫性を確保することで、ツールの効果を最大限に引き出すことができます。
また、MAツールを使うための基本的な知識や運用ルールの確認も重要です。
自社の目的や課題を明確にする
まずは、なぜMAツールを導入するのか、どんな課題を解決したいのか、などのような自社の目標と課題を明確にさせましょう。
いざ導入しようと思い立っても、導入の方向性が定まっていないと、適切なツ―ルを選び出すことができません。
例えば、「顧客分析を強化したい」、「メール作成や送信業務の機会が多いため作業を効率化したい」、「作成しているWebページの検索順位を効率良く上げたい」等の目的や課題が挙げられるでしょう。
また、ビジネススタイルがBtoBかBtoCかでも適したツールが異なります。
検討や決裁などに時間がかかりリードタイムが長くなりやすいBtoBビジネスは、細かくフォローを続ける必要があるため、より商談履歴やアクション履歴などの詳細情報を蓄積しやすいツールが適しています。
このように、いきなりツールの選定に入るのではなく、まずは自社の状況を整理するところから始めてみましょう。
スモールスタートにする
上記のポイントが確認出来たら、まずは必要最低限の施策に絞ってMAツールを使い始めましょう。
初めから全機能を使おうとすると、運用が複雑化し、効果を十分に発揮できない可能性があります。
スモールスタートを切ることで、チームがMAツールに慣れやすく、効果を確認しながら最適化が進められます。
また、初期投資やリスクを抑えつつ、効果を見極めてから本格導入へと移行できるため、無駄を防げるでしょう。
MAツール導入で成功した企業の事例
最後に、当社のMAツール「Mazrica Marketing」を導入し、課題解決に成功した企業様の事例を一部ご紹介します。
営業工数の増加と営業活動のブラックボックス化を解消し、売上増加を実現(オフィスナビ株式会社)
オフィス移転やオフィス内装を主業務とするオフィスナビ株式会社。
オフィスナビの営業活動においては、かねて案件管理アプリを活用した管理が行われていたものの、その運用には “営業工数の増加” と “営業活動のブラックボックス化” という大きな課題がありました。
直感的に操作できるUIが印象的で、アクセスしやすく日々の進捗を把握・共有しやすい、既存ツールの課題を解決できるツールだと感じたことから、Mazricaの導入を決断。
Mazricaの具体的な活用例としては、Mazricaに登録しているコンタクトに対し、興味のある地域をフラグ付けして、神戸市の方には神戸市の物件情報、新宿区の方には新宿区の物件情報を発信しています。
また、メール送信後はアクセス解析機能を活用し、実際に対象コンタクトがメールを見ているか、またどんな物件の情報を閲覧しているか確認しています。
情報がMazricaに一元化されることでお客様の興味に応じた提案がリアルタイムで可能となりました。
「Mazrica Sales(SFA/CRM)とMazrica Marketing(MA)の併用によって、商談情報をもとに、お客様のニーズや “以前ご成約に至らなかった” などの条件を反映したメールを配信することが可能に。以前よりもマーケティング施策の精度が高まってきた手応えがあります。」(オフィスナビ株式会社営業企画室 大平氏)
事例の詳細はこちら:既存SFA/CRM・MAツールからのリプレイスで、8割の営業担当が営業活動の変化を実感。マーケティング施策の精度向上も同軸で実現!
営業の属人化を解消し、コストは半分以下&顧客情報は一元管理が実現(Spready株式会社)
Spready株式会社は、Social Capital(人の”つながり”資産)の可視化をコンセプトに、インターネットサービスの企画・開発および運営を手がけている会社です。
同社が提供するツール「Spready」はエンタープライズ領域の顧客をターゲットにしているため、粘着性のある営業活動が必要でした。
しかし、担当との信頼関係を重視するほど、進捗状況の管理は属人的になってしまうため、営業部には情報を透明化したいとの思いがありました。
複数社と比較検討を行ったうえで、「コストメリットの大きさ」と「設計の容易さ」からMazricaを導入することに。
Mazrica Marketing活用の一例としては、セミナー開催後のフォローにキャンペーンメールを実施しています。
具体的には、セミナー開催後のお電話でアポイントが取れなかった場合、Thanksメールとともに事例一覧資料をお送りしています。
事例一覧資料を開封されたお客様には、再度電話をしてアポ獲得を目指しますし、未開封のお客様には、別の事例などを複数回お送りし興味関心度合いを上げる仕組みを作っています。
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まとめ|MAとSFAの同時利用が営業・マーケティング連携強化におすすめ
大量のリードにメール配信をしたり、さまざまなチャネルをクロスして分析したりすることは、なかなか人手では難しいことです。
MAツールを活用することで、定型的な作業や複雑な分析などのマーケティング活動を自動化し、効率よく効果的なマーケティング施策を打つことができるようになります。
そして、MAを効果的に活用するために、MAで実行した施策はどれだけ売上アップに貢献したのか?を振り返りましょう。
例えば、マーケティングが獲得したリードがどのようなプロセスを経て、受注や失注に繋がったのかなどの情報を振り返れるようにすることが大切なポイントとなります。
そのためには、マーケティングから営業支援までを一元管理できるツールを選ぶといいでしょう。
Mazrica Marketingを活用すれば、MAとSFA(営業支援ツール)の連携の手間なく、シームレスなマーケティングと営業活動の連携が可能です。マーケティングと営業をの1プラットフォームで管理することで、情報のスムーズな連携を前提とした高度なマーケティング、営業活動を行うことができます。
詳細資料は以下よりダウンロードできますので、ぜひ参考にしてみてください。
マーケティング〜営業のプロセスの劇的に効率化|Mazrica Marketing概要資料
Mazrica Marketingは集客と売上の向上に寄与するマーケティングオートメーションツールです。マーケティング〜セールスのプロセスを効率化するMazrica Marketingの機能や活用例を紹介します。
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