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今回は、Senses Lab.編集部で厳選した中小企業の導入に適したCRMツール(顧客管理ツール・ソフト)を11個、ご紹介いたします。
「CRMというワードは聞いたことがあるけれど、いまいちよく分かっていない・・・」という方は、SFA、MAとの違いと合わせて記事の後半で解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。
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この記事の内容
- CRMツールとは?
- CRMツール導入のメリット
- 中小企業向けのCRMと大手企業向けのCRMの違い
- 中小企業向けのおすすめCRMツール(顧客管理ツール)比較11選
- CRMツール一覧表
- Salesforce(セールスフォース)のCRMツールはなぜ中小企業向けではないのか?
- CRMとは?(Customer Relationship Management:顧客関係管理ツール・ソフト)
- SFAとは?(Sales Force Automation:営業支援ツール)
- MAとは?(Marketing Automation:マーケティングオートメーション)
- DSRとは?(Digital Sales Room:デジタルセールスルーム)
- まとめ|自社に最適なCRMツールの導入を検討しよう
CRMツールとは?
CRMツールとは(Customer Relationship Management)ツール、つまり「顧客関係管理を行うためのツール」を意味します。
顧客との関係構築をするには、あらゆる方法が考えられますが、CRMツールを活用することで顧客の個人情報を管理しながら、営業・マーケティングプロセスのどの段階にいるのか、購入履歴、問い合わせ履歴などに合わせた施策が可能になります。
CRMツールの定義も様々ですが、基本的にはマーケティング機能に特化したMAツール(マーケティングオートメーションツール)やセールスに特化したSFAツール(セールスフォースオートメーションツール)を内包したツールです。
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一般的にCRMツールを活用しなければ、営業・マーケティングを含めた活動が非効率になり、無駄な確認や作業が増えてしまうでしょう。
一般的なCRMツールには
- 顧客情報の管理
- 営業支援(SFA)
- マーケティング支援(MA)
- カスタマーサポート
の機能が実装されています。
機能はもちろん重要ですが、特に中小企業では人材や予算などのリソースが限られている場合も多いのではないでしょうか?
CRMツールは多機能だから良いツール、価格が安いから良いツールというわけでもありません。
自社に合ったツールを導入し、更に導入したツールを「運用」「活用」していく必要があるわけです。
尚、CRMについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:CRMとは?意味や機能・おすすめの顧客管理ツールをわかりやすく解説
CRMツール導入のメリット
CRMツールを導入することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
具体的には、以下の3つのメリットがあるでしょう。
- データドリブンなマーケティング・営業活動が可能になる
- 顧客満足度を高めることができる
- LTV(Life Time Value)を向上させることができる
つまり、CRM導入側はデータをもとにした顧客関係管理ができるようになり、顧客のLTVを最大化することができます。
一方、顧客にとっても、自社にとってメリットのある提案を受けることができるため、WIN-WINの関係を構築することができるわけです。
CRMツール導入のメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
関連記事:CRM戦略とは?導入のメリットと戦略立案のための5ステップ
中小企業向けのCRMと大手企業向けのCRMの違い
CRMツール(顧客管理ツール・ソフト)といっても、いろんな機能や特濃、価格帯のものがあります。
大企業向けのCRMはセールスフォース(セールスクラウド)などが有名です。ただし、大企業向けのCRMが必ずしも中小企業向けとは限りません。
そこで、中小企業向けのツールの特徴を3つまとめてみました。
- 低コスト
CRMは種類が多く、金額も大きく開きがあります。初期費用、月額料金とも安いCRMだと、大企業向けのCRMと比べると10倍以上差があるものもあります。 - シンプルな機能
CRMを選ぶ際に機能が多いものに魅力を感じる方が多いですが、最低限の機能を備えているCRMの方が画面が見やすく・現場の方にも使いやすいものが多いです。 - 定着がスムーズ
機能がシンプルなので入力項目が少なく、簡単に覚えることができます。
管理者向き、それとも現場向きのUI/UXか?運用定着までにかかる時間は早いのか?などの軸で、以下のようなチャートに分類することもできます。
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CRMツールの比較については、こちらの記事内でも詳しく解説しています。
関連記事:CRMツール比較35選!顧客管理システム/サービスの特徴から価格まで
中小企業向けのおすすめCRMツール(顧客管理ツール)比較11選
CRMの中で営業管理に特化したものがSFA、マーケティングに特化したものがMAと呼ばれることが多いです。
今回は特に、中小企業向けのCRMを比較していきましょう。
おすすめ営業支援ツール(SFAツール)
- Mazrica Sales (旧 Senses)
- GENIEE SFA/CRM
- Zoho CRM
- Kintone
- HubSpot Sales
おすすめマーケティングオートメーションツール(MAツール)
- Marketo
- MailChimp
- HubSpot Marketing Hub
- Kairos3
- keap
- SATORI
それぞれのツールをご紹介していきます。
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おすすめ営業支援ツール(SFAツール)比較・事例
まずは営業に特化したおすすめのSFAツールを比較していきましょう。今回比較していくのは、
- Mazrica Sales (旧 Senses)
- GENIEE SFA/CRM
- Zoho CRM
- Kintone
- HubSpot Sales
の5つです。
Mazrica Sales (旧 Senses) 現場の営業生産性を向上させる次世代営業支援ツール
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【製品概要】
弊社が開発・提供しているMazrica Sales (旧 Senses) は、これまでCRM・SFAを導入した企業が感じていた「定着しない」「上手く使いこなせない」といった課題を解決すべく開発されたクラウド営業支援ツール(SFA/CRM)です。
多くの営業組織が抱える「営業の属人化」の問題を解消するためには、SFAの導入だけではなく、現場がSFAを使ってくれることが必要です。そのため、Mazrica Sales (旧 Senses) は誰でも直感的に使いこなせる画面や現場の営業活動を効率化させる機能などに特徴があり、従来のSFAと現場への定着率が圧倒的に異なります。
【費用・料金】
Starterプラン:月額27,500円から
※5人のユーザーを含む
※追加ユーザーあたり月額5,500円
Growthプラン:月額110,000円から
※10人のユーザーを含む
※追加ユーザーあたり月額11,000円
【特徴】
・Google Workspace(旧G Suite)、Microsoft365(旧Office365)などのメール、カレンダー連携により入力負荷の軽減
・直感的に営業の状況を把握できる案件管理画面
・営業のボトルネックを分析できるレポートやAIによるネクストアクションのレコメンドなど、データの蓄積から営業の分析・改善までをカバー
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【モバイルアプリ】
あり
【活用事例】
業種:広告、マーケティング
従業員規模:89名(2018年12月末日時点)
導入の決め手と効果:
営業担当者ひとりひとりが個別で営業活動をしている、いわゆる超属人的な営業組織でした。ナレッジが溜まっていかない、分析できない、PDCAが回せないのは当たり前ですよね。その体制を壊して、新しい営業組織を構築したいと思ったのが、ツール活用のきっかけでした。
口コミを見て使いやすさに期待し導入を勧めたことと、案件管理や分析などの機能面でデータベース以上の使い方ができるのではないかと思い、Mazrica Sales (旧 Senses) を導入。
一人当たり月に20時間のリソースを削減することに成功し、営業活動や人材育成に費やす時間を確保できるようになりました。
更にリードタイムも1ヵ月も削減することができ、新規問合せの受注率は前期比290%になりました。
プロダクトページ:https://product-senses.mazrica.com/
資料DLページ:https://product-senses.mazrica.com/dldocument/senses-serviceguide
GENIEE SFA/CRM
【製品概要】
顧客との「かんけいづくり」に必要な顧客管理、商品管理、データ分析などが一体となったマーケティングソフトです。月々の料金が安いため、「試しに導入してみたい」と考えている会社におすすめです。
【費用・料金】
1ユーザー月額1,480円〜
【特徴】
・TOP画面はグラフやToDoをカスタマイズして自由に配置することが可能
・チャット機能が付いており、システム上でのコミュニケーションが可能
・1ユーザー月額1,480円〜始められる
【モバイルアプリ】
なし
【活用事例】
業種:IT・クラウドサービスの開発
従業員規模:22名(2016年6月時点)
導入の決め手と効果:
顧客や案件の管理だけならExcelでも十分。しかし、どの商品構成が売れたのか、一番ニーズが高かった機能は何なのかを分析する時に、個人の記憶にしか残っていないことに危機感を感じたそうです。
GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)に決めたのは、低コストで抑えられることと、さまざまな切り口から分析ができること。きちんとデータを入力して振り返ることで、営業のタイミングや投資のポイントが見えるようになったとのことです。
詳細はこちら → 仮説ベースだった営業活動が、確かな根拠のある戦略に変わりました。
https://chikyu.net
関連記事:GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)の評判・口コミ・向き不向き|導入前に知っておきたいポイント
Zoho CRM|全世界で4万社の成長企業がいま導入しているCRM/SFA
【製品概要】
SFAの機能に加えて、メールの一斉送信や広告、イベントの効果測定など、マーケティングオートメーションの機能も充実させたツールです。幅広い利用シーンがあることに加えて、利用料金が安いことから、全世界で5万社が導入しています。
【費用・料金】
1ユーザー月額2,400円
【特徴】
・G suiteやOutlookなど、さまざまなサービスとの連携で業務を効率化できる
・マルチチャネル活用(メール、電話、ソーシャルメディア、チャット、訪問)
・多言語対応
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【モバイルアプリ】
あり
【活用事例】
業種:IT・ソフトウェア開発
従業員規模:65名(2017年6月時点)
導入の決め手と効果:
案件が半期に1,000件を超えるようになり、CRMを導入。しかし、入力項目が多く、現場の営業がメリットを感じられないことから、本格導入を断念したという経緯が過去にあります。
この失敗を踏まえて選んだのが、Zoho CRMです。導入当初は入力項目を最小限にして営業の負荷を減らすことで、定着化に成功。現場からのリクエストに対して30秒でカスタマイズできることで、モチベーションの維持にも繋がったそうです。
詳細はこちら → 低価格で導入リスクを縮小。 容易なカスタマイズで現場のニーズに対応。
https://www.zoho.com/jp/crm/
Kintone|サイボウズのビジネスアプリ作成プラットフォーム
【製品概要】
SFAではありませんが、案件管理や日報、顧客リストといった営業活動をサポートする業務アプリを多数取り揃えており、SFAとしても使うことができます。また、プラットフォーム上では、Excelからの取り込みやドラッグ&ドロップで、最短3分で簡単にアプリを作成することもできます。
【費用・料金】
1ユーザー月額1,500円〜
【特徴】
・勤怠管理やワークフローなどSFA以外の用途にも使える
・初期費用0円で、低コストでの導入が可能
・アクセス権限やユーザー管理、操作を変更前のバージョンに戻せる機能あり
【モバイルアプリ】
あり
【活用事例】
業種:卸売、小売
従業員規模:50名以下
導入の決め手と効果:
2011年の震災で11万人の顧客データが流れてしまったことから、顧客管理システムの導入の検討を開始したとのこと。
他社では1,000万円の見積もりだったのに対して、Kintoneは低価格で、しかも自分でアプリを作れることから、デモの際に導入を即決。当初想定していた顧客管理だけでなく、報告書や案件管理、営業支援にも役立っているそうです。
詳細はこちら → 好調なEC事業を支えるkintone | アプリとスペースで情報共有のスピードをアップ
https://kintone.cybozu.co.jp/
HubSpot Sales|便利な機能でセールスサイクルを加速させるCRM/SFA
【製品概要】
自社に最適なセールスプロセスを構築することができる、オールインワンのプラットフォームです。同社が提供するユーザー数・ストレージ量無制限、永久無料のCRMと連携することで、さらに業務効率をアップさせることができます。
【費用・料金】
$0〜
【特徴】
・Eメールやサイトのトラッキング、Eメールの自動送信により、効率的&スピーディーに見込み顧客を開拓できる
・GoogleカレンダーやOffice 365と同期させることで、簡単に予定の調整やミーティングの設定ができる
【モバイルアプリ】
あり
【活用事例】
業界:Web・コンテンツ制作、マーケティング
導入の決め手と効果:
プッシュ型の営業で顧客開拓をしていたことで、社員の負担が増加し、効率も徐々に低下していくという課題を抱えていました。
負のサイクルを絶つために、インバウンド型マーケティングへと方向転換することに。HubSpot Salesの導入から2年後には、顧客単価2倍、月間の見込み顧客の増加率50倍を達成したそうです。
詳細はこちら → インバウンドマーケティングでプッシュ型営業がほぼゼロ。新規顧客単価が2倍へ
https://www.hubspot.jp/products/sales
おすすめマーケティングオートメーションツール(MAツール)比較
次にマーケティングに特化したおすすめのMAツールを比較していきましょう。今回紹介するのは
- Marketo
- MailChimp
- HubSpot Marketing Hub
- Kairos3
- keap
- SATORI
の6つです。
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Marketo(マルケト)
【製品概要】
39ヵ国、6,000社以上が導入しているMAツールのMarketo(マルケト)は、2006年にアメリカで創業して2014年に日本での営業を開始しました。
マルケトの特徴として、マーケティングに関わる9つのアプリケーションを使い分けられるという点が挙げられます。
9つのアプリケーションは以下になります。
- マーケティングオートメーション:集客支援、複数チャネルへのキャンペーン配信、施策の効果測定など
- メール:メールキャンペーンの作成、パーソナライズメールの作成、施策の効果測定など
- モバイル:モバイルマーケティングでの関係構築など
- ソーシャル:ソーシャルメディアでの関係構築など
- デジタル広告:パーソナライズしたディスプレイ広告の配信など
- ウェブ:コンバージョンの向上、パーソナライズしたメッセージの配信など
- アカウントベースドマーケティング(ABM):同一企業の中からターゲティングなど
- マーケティングアナリティクス:直感的なレポートとダッシュボード
- プレディクティブコンテンツ:ユーザーが望むコンテンツを自動配信
【特徴】
・圧倒的な導入実績
・あらゆるマーケティング機能が集約したプラットフォーム
・9つのアプリケーションから必要なものを利用できる
・コンサルやトレーニングなどの充実したサポート
【費用・料金】
お問い合わせ
【URL】
https://jp.marketo.com/
MailChimp|世界最大で世界一有名なメール配信ツール
【製品概要】
世界最大で、世界一有名なメール配信ツールです。数百万の顧客が利用しており、BtoB、BtoC、EC、SaaSなど、あらゆる業界での導入実績があります。
無料でMAとしての機能(メールの自動送信やトラッキング、リードナーチャリング)も利用できるので、MAとして活用していただくことも可能です。
【費用・料金】
月額$0〜
【モバイルアプリ】
あり
【特徴】
・2,000顧客まで、すべて無料で使える
・MAツールを使ったことがない人でも、直感的に操作ができる
・EC関連の外部連携が多く、モバイルからも管理ができる
https://mailchimp.com
HubSpot Marketing Hub|メールの作成から自動化、測定、最適化までを一元的に実施できるツール
【製品概要】
Webサイトやメールの作成から自動化、測定、最適化までを一元的に実施できるオールインワンのマーケティングソフトウェアです。SEOやブログ、SNSなどのツールを利用し、関連性の高いコンテンツをすばやく公開することで、トラフィックを見込み顧客に、見込み顧客を顧客へとスピーディーに転換させることができます。
【費用・料金】
月額0円〜
【特徴】
・Web開発者がいなくても、本格的なランディングページをドラッグ&ドロップだけで作れる
・キーワード戦略の策定、コンテンツの最適化、検索トラフィックの分析で、自社のWebサイトを他社よりも上位表示させることができる
【モバイルアプリ】
あり
【活用事例】
業種:学校
従業員規模:30人以下
導入の決め手と効果:
アウトバウンドマーケティングでは入学希望者を増やすことが出来ず、さらに、景気後退のあおりを受けて経営が苦しい状態でした。
そこでHubSpot Marketingを導入してインバウンドマーケティングを実施したところ、Webサイトのトラフィックが増加し、入学希望者が前年比で30%もアップしたそうです。
https://www.hubspot.jp/products/marketing
Kairos3|低予算からスタートできるシンプルなツール
【製品概要】
営業とマーケティングの結びつきを強くして、より効率的にマーケティングを行えるように、との目的で開発されたのがKairos3です。他のツールと比べてもかなりの低料金で、中小企業やベンチャー、マーケティング部門の予算だけでも始めることができます。
【費用・料金】
月額5,000円〜
【特徴】
・画面上にナビゲーションと操作ガイドが表示されるため、はじめてでも簡単に使いこなせる
・資料請求や問い合わせなど用途に応じたフォームを、マウス操作だけで作成できる
【モバイルアプリ】
なし
【活用事例】
業種:IT・デジタルコンテンツ配信
従業員規模:50名
導入の決め手と効果:
営業による人海戦術でのアプローチが中心で、見込み顧客へはメルマガの配信をしているのみ。他社との競争が激化する中で、マーケティング施策をすることが急務だと感じていました。
課題を解決できそうなこと、さらに、これまで使っていたメルマガ配信と同じレベルのコストで抑えられることからKairos3の導入を決定。その結果、営業が接触する見込み客の質がアップし、受注率が3倍にもなったそうです。
詳細はこちら → 市場の競争が激しさを増すなかで、案件受注率が約3倍になりました
https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation
keap(旧Infusionsoft)|Web開発者なしで、ランディングページを作成・変更できるツール
【製品概要】
中小企業向けに開発されたツールで、インテルの受賞歴のあるオートメーションソフトウェアです。WebサイトやEメールをトラッキングすることで、確度の高い見込み顧客を発見し、顧客のニーズに合わせたコンテンツをタイムリーに提供。アプローチや作業を行わなくても、ツールが自動的に顧客との関係性を構築・強化してくれます。
【費用・料金】
月額$159〜
【モバイルアプリ】
あり
【特徴】
・Web開発者なしで、ランディングページを作成したり変更ができる
・簡単なドラッグ&ドロップで、マーケティングキャンペーンを立案することができる
https://keap.com/
SATORI|問い合わせ前の匿名ユーザーにアプローチできるアンノウンマーケティングツール
【製品概要】
Web閲覧をしたユーザーから行動履歴を追うことができる、集客に強みのあるMAツールです。さらに、Webでの行動から購買意欲の高いユーザーをセグメントし、メールや広告の配信をすることで、見込み客の意欲を高めることができます。
【費用・料金】
月額148,000円〜
【モバイルアプリ】
なし
【特徴】
・問い合わせ前の匿名ユーザーの行動を追い、ポップアップで情報訴求したり、蓄積したデータを分析できる
・オンラインマニュアルや動画コンテンツの提供、セミナーなどサポートが充実
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【活用事例】
業種:IT・SNSマーケティング支援
従業員規模:174名
導入の決め手と効果:
①オウンドメディアに月間数十万ものユニークユーザが存在しているのにもかかわらず適切なアクションを取れていないこと
②効率的に商談数や成約数を増やす仕組みを確立したい
という2つの課題を抱えていました。規模感、拡張性、営業担当者の対応、導入実績を踏まえてSATORIを導入。見込み顧客の行動パターンや志向に合わせて、最適なアクションができる体制を確立できたとのことです。
詳細はこちら → 規模感、拡張性、営業担当者の対応、導入実績を踏まえてSATORIの採用を決断
https://satori.marketing
CRMツール一覧表
ここまで紹介してきたCRMツールを営業管理に特化したSFA、マーケティングに特化したMAに分けて、機能や費用という観点で一覧表としてまとめました。
ツール比較の際にお役立てください。
中小企業向けSFA比較表
案件・顧客・行動管理 | 日報管理 | スケジュール管理 | 名刺管理 | データ分析レポート | 費用(月額) | モバイルアプリ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Mazrica Sales (旧 Senses) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | Starterプラン:5,500円/人 Growthプラン:11,000円/人 |
◯ |
GENIEE SFA/CRM | ◯ | – | ◯ | – | ◯ | スタンダード:2,980円/人 プロ:4,980円/人 エンタープライズ:9,800円/人 |
– |
Zoho CRM | ◯ | ◯ | ◯ | 名刺スキャンアプリと連携 | ◯ | スタンダード:1,680円/人 プロフェッショナル:2,760円/人 エンタープライズ:4,800円/人 アルティメット:6,240円/人 |
◯ |
Kintone | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 1,500円/人〜 | ◯ |
HubSpot Sales | ◯ | – | – | – | ◯ | Starterプラン:2,160円/人 Professionalプラン:26,966円/人 ※無料プランあり |
◯ |
▶︎▶︎SFAベンダー主要9社の費用や機能の比較資料はこちらから無料ダウンロードできます
中小企業向け MA比較表
データクレンジング | メール一斉配信 | フォーム作成 | スコアリング | 初期費用 | 月額費用 | SFA/CRM機能 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Marketo | – | ◯ | ◯ | ◯ | 非公開 | 非公開 | – |
MailChimp | – | ◯ | ◯ | △ | 無料 | Essentialsプラン1,150円 Standardプラン1,750円 Premiumプラン34,500円 ※無料プランあり |
– |
HubSpot Marketing Hub | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 無料 | Starter:2,400円 Professional:96,000円 Enterprise:432,000円 ※無料プランあり |
◯ |
Kairos3 | – | ◯ | ◯ | ◯ | 10,000円 | 1,5000円〜 | ◯ |
keap(旧Infusionsoft | – | ◯ | ◯ | ◯ | 無料 | Pro:$159〜 Max:$229〜 |
◯ |
SATORI | – | ◯ | ◯ | ◯ | 300,000円 | 148,000円 | – |
▶︎▶︎MAツール主要8社の費用や機能の比較資料はこちらからダウンロードできます
Salesforce(セールスフォース)のCRMツールはなぜ中小企業向けではないのか?
ここまで、中小企業向けのCRMツールを複数紹介してきました。
大企業向けのCRMツールとして有名なのはセールスフォース(セールスクラウド)ですが、なぜセールスクラウドは中小企業に向かないのでしょうか?
セールスクラウドの価格が高い(最も利用されているというプランは、1ユーザーあたり月額18,000円)のは理由の一つですが、もちろん価格が高い=中小企業向けではないと決めつけるのは良くありません。
価格が高くても、価格に見合ったリターンが得られるのであれば、大企業であれ中小企業であれ、導入した方がいいでしょう。
CRMツールをカスタマイズして、色んな分析・活用をしたい人は事業規模を問わず、セールスクラウドの導入がオススメです。
ですが、中小企業の場合はCRMをカスタマイズしたり、分析に時間をかけれるほどのリソースを確保できない可能性があります。
良くも悪くも人材の流動性が高いため、セールスクラウドを使い込んでいた人が抜けてしまうと、活用できないツールに変わってしまいます。
なので、中小企業であれば、価格が高くなく、かつ現座で使いやすいツールを選んだ方がいいでしょう。
関連記事:セールスフォース(Sales Cloud)の評判・口コミ|導入すべき企業とは?
CRMとは?(Customer Relationship Management:顧客関係管理ツール・ソフト)
CRMはCustomer Relationship Managementの略で、日本語ではよく「顧客管理ツール」などと訳されます。
CRMには、顧客との良質な関係構築を手助けしたり、営業組織の活動を効率化したりする役割があります。
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後述のSFA・MAは、それぞれ営業・マーケティングの機能に特化したCRMの一種です。
- 何ができるのか?
CRMとはもともと、顧客満足とロイヤリティの向上を通して、売上アップを目指す経営手法のことを指していました。現在は営業組織のツールとして活用されることが多く、顧客の情報を収集・セグメントし、それぞれに合ったアプローチをすることができます。 - 特徴、効果
個々の顧客に適したサービスや商品を効率よく提供し、満足度を高めることで、一人あたりの購買額を最大化し、長期的な収益の向上に繋がります。
CRMとSFA、MAの違いについては、こちらの記事内でも詳しく解説しています。
関連記事:MA×SFA連携でマーケティング・営業を強化する方法|MA・SFA・CRMの違いと特徴とは?
SFAとは?(Sales Force Automation:営業支援ツール)
SFAはSales Force Automationの略で、日本語では「営業支援ツール」などと訳されます。SFAは営業支援に特化したCRMの一種です。
- 何ができるのか?
顧客や案件、各営業パーソンの行動をデータ化して、蓄積・分析することで、営業しやすくします。 - 特徴、効果
営業プロセスの見える化、営業ナレッジの共有ができることで、受注率アップに繋げることができます。 - 基本機能
案件管理、取引先・リード・顧客管理、コンタクト管理、行動管理、レポーティング機能など
※SFAについて詳しくは、SFAとは?CRM・MAとの違いは?意味・役割・主な機能を徹底解説をご覧ください。
MAとは?(Marketing Automation:マーケティングオートメーション)
MAはMarketing Automationの略で、企業のマーケティング活動を自動化、支援するツールのことを言います。MAもマーケティング支援に特化したCRMの一種です。
- 何ができるのか?
マーケティング活動における、顧客へのアプローチを自動化します。 - 特徴、効果
見込み顧客に対して、ベストなタイミングで情報を提供することで、購入意欲を高め、結果的に案件化する可能性の高い顧客と商談の機会をつくることができます。 - 機能
リード管理、自動メール配信、スコアリング、シナリオ設定、レポーティング機能など
※MAについて詳しくは、「MA(マーケティングオートメーション)とは?意味や導入メリット・おすすめのツールを紹介」をご覧ください。
DSRとは?(Digital Sales Room:デジタルセールスルーム)
デジタルセールスルーム(DSR)とは、BtoB企業が見込み顧客と情報や営業コンテンツを共同し、効率的な営業活動を行うことを目的としたオンラインスペースのことです。
デジタルセールスルームでは、売り手と買い手がリアルタイムでチャットのやり取りをしたり、チャットや動画メッセージ、資料の共有などによってオンデマンドでの交流を行うことができます。
- 何ができるのか?
営業活動における、営業(売り手)と買い手のコミュニケーションをを最適化します。 - 特徴、効果
買い手は、より早く、楽に、知りたい情報を取得でき購買体験が向上します。営業は、より早く、確実にお客様と信頼関係を築きながら案件を受注できます。 - 機能
チャット、コンテンツ管理・共有、タスク管理、顧客分析機能など
※DSRについて詳しくは、「デジタルセールスルーム(DSR)とは?複雑化するBtoB営業プロセスに有効な情報共有の場」をご覧ください
まとめ|自社に最適なCRMツールの導入を検討しよう
以上、中小企業に最適なCRMをご紹介しました。
「習うより慣れろ」と言われるように、使ってみれば良さはわかると思うのですが、そうはいってもコストがかかるものであればなおさら、簡単には決められないですよね。
また、CRMツールの数自体もかなりの数があるため、悩む方も多いのではないでしょうか。
本サイトではSFA/CRMツールの導入を検討している方に向けて分類チャートを作成しました。40種類以上のSFA/CRMツールを徹底分析し、4つのタイプに分類しています。
1週間程度かかる製品概要を短時間でインプットいただけるようになっております。
「CRM/SFAツールの導入を検討しているが、種類も多くどのサービスを利用してよいのかわからない」という方はぜひご覧ください。

SFA分類チャート 4つのタイプ
【2023年最新版】実はSFA(営業支援ツール)は国内だけでも、40種類以上の製品があります。その中から自社にとって最適なツールを予算内で探してくるのはとても大変ですよね… このebookでは、SFAを特徴から4つのタイプに分類し、それぞれがどんな企業にマッチするかについて解説しています。
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- Mazrica Business Lab.はクラウドアプリケーションMazricaの開発・提供を展開する株式会社マツリカが運営するオウンドメディアです。営業・マーケティングに関するノウハウを中心に、ビジネスに関するお役立ち情報を発信しています。
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