営業担当者であれば一度は耳にしたことがあるであろうSFA(エスエフエー)

しかし、SFAにはどんな機能があって、どうやって導入すればいいのか分からない・・・

という企業も多いのではないでしょうか。

今回は、SFAの基本的な意味や役割から、導入ポイント、SFAとCRMやMAとの違い、SFA導入後に成果を出した企業の事例まで解説します!

この記事の内容

SFAとは?SFAの意味と役割

SFAとは、英語の「Sales Force Automation」の略語で、日本語では「営業支援ツール」「営業支援システム」を意味します。

SFAは企業の営業活動における情報(※1)全般をデータ化して蓄積し、分析・活用することを目的としたソフトウェアです。

SFAは、例えば以下のようなイメージの営業プラットフォームとなります。 SFAとは?そもそも何の略?|CRMとの違いとは?|Senses Lab.|

(※1)営業が管理すべき情報→顧客情報(①)と案件情報(②)
▶︎①顧客情報→会社名/相手の担当者名/メールアドレス/住所/電話番/会社URL/所属業界/役職
▶︎②案件情報→案件の進捗情報(③)/案件への行動情報(④)
 ▷③案件の進捗情報→フェーズのどこに位置しているか(問い合わせ/アポどり/web面談/トライアル/初回面談/稟議/申込書/受注)
 ▷④案件への行動情報→どんなアプローチを行ったかとその結果(メール送信/web面談/トライアル/商談/プレゼン)

日本の営業現場では様々な営業課題が山積しています。

「営業の報告に時間がかかりすぎている」「PDCAを回せる基盤がない」「売上のヨミの精度が低い」等々。

このような営業課題の根本には、営業の属人化の問題があります。

売上の安定的かつ恒常的な成長のためには、この属人化の問題と向き合う必要があるわけです。

ではこのような属人化の問題を解決するためには、どうすればいいのでしょうか?

重要なのは営業情報の可視化と共有です。そしてそのためのソリューションとしてSFAは導入されてきました。

※※SFAを活用し、営業効率を上げたい人はこちらの資料をご覧ください。※※
▶︎▶︎【無料ダウンロード】SFAの導入で営業効率を上げる方法(入門編)

SFAとCRMとの違い

SFAと同じような用語(略語)にCRMがあります。

「SFAやCRMという用語自体はよく見かけるけれど、それぞれの違いが分からない・・・」

という方のために、ここではSFAとCRMの違いについて、解説していきましょう。

下記の表には、SFA、CRMでそれぞれできること、できないことをまとめてみましたので、参考にしてみてください。

機能 SFA CRM
案件管理
顧客管理
取引先管理
行動管理
問い合わせ管理 ×
日報管理 ×
スケジュール管理
名刺管理 ×
通知機能 ×
メール一括送信
メールマーケティング機能 ×
フォーム作成機能 ×
データ分析レポート

◯・・・基本的にどのツールにもある機能(例外あり)
△・・・一部のツールにある機能
×・・・基本的にない機能

CRMとは?

SFAとよく比較されるのが、CRMです。

CRMとはCustomer Relationship Managementの略で、日本語では「顧客関係管理」と訳されています。

顧客を年齢や性別などの個人情報や購入・利用歴、問い合わせ履歴などから顧客をセグメントし、顧客に応じたきめ細かい対応を行うことで顧客満足度の向上や、長期的に顧客との良好な関係性を維持することを目的としたシステム(顧客関係管理システム)です。

一人あたりの購買額を最大化し、顧客維持率(リピート率)を上げることで、長期的な収益の向上を目指します。

CRMについては詳しく知りたい方は以下の記事内で解説していますので、ご覧ください

CRMとは?意味や機能・おすすめの顧客管理ツールをわかりやすく解説

SFAとCRMどちらを導入すべきか?課題別に整理

SFAとCRMの機能の違いはなんとなくわかったけど、自社の場合どちらを導入すべきなのか…と悩む方もいらっしゃるかもしれません。

そこで課題別にSFAとCRMのどちらが向いているのか?整理してみましょう。

SFAが向いている場合

  • 営業活動状況を見える化したい
  • 営業活動を効率化したい
  • 営業の予実を管理したい
  • 営業の活動履歴を管理したい

上記ような課題の場合、SFAの導入を検討すべきでしょう。

SFAは一般的に営業組織で使われることが多く、機能面では営業活動の管理に特化しています。

▷▷現場の入力漏れを防ぎ、運用に失敗しない唯一のB2B営業支援ツールとは?

CRMが向いている場合

  • 顧客にメールの一斉配信を行いたい
  • 既存顧客の問い合わせ履歴や接点履歴を一元管理したい
  • 顧客満足度を向上させたい

上記のような課題の場合は、CRMの導入を検討すべきです。

CRMは既存顧客への営業を行う営業組織や顧客サポート部門、マーケティング部門での活用がメインとなります。

機能面では既存顧客の管理機能に特化しています。

SFAは“営業活動”を見える化するツール、CRMは“顧客情報”を見える化するツールであると言えます。

▶▶メール配信やフォーム作成などのCRM機能を兼ね添えたSFAとは?案件管理から顧客管理まで幅広く活躍!

SFAとMAとの違い

次にSFA・CRMと同じくMA(マーケティングオートメーション)とSFAとの違いについても解説しておきましょう。

MAとはMarketing Automationの略語で、マーケティングに特化した活動を支援するツールを意味します。

MAを活用することで、さまざまなマーケティング施策の実行やそれに伴うデータ管理を自動化・効率化できます。

一方、SFAはセールスに特化した活動を支援するツールです。

分かりやすく表現するとSFA=セールス、MA=マーケティングと考えておけば、間違いはありません。

また、前述したCRMはSFAとMAの領域を内包したツールとも言えるでしょう。

各ツールそれぞれに特徴がありますが、それぞれをシームレスに連携し、活用していくことが大きなポイントです。

MAについては、こちらの記事内で詳しく解説しています。
関連記事:MA(マーケティングオートメーション)とは?意味や導入メリット・おすすめのツールを紹介

SFAとMAを連携する

SFA(営業支援ツール)とMA(マーケティングオートメーションツール)は、それぞれを単体で活用するよりも、連携して活用することで大きな効果を発揮します。

例えば、MAを使ってリード獲得からナーチャリング(リード育成)を行なったとしても、それらの情報が営業に共有されなければ、情報が分断されてしまい、せっかくのマーケティング活動が台無しになってしまいます。

MAとSFAをシームレスに連携できれば、マーケティング活動時の情報を営業と共有でき、今アプローチすべきか否かの判断をすることもできるでしょう。

仮に営業段階で失注になったとしても、再度マーケティング活動に戻し、自社の情報提供を継続することも可能になります。

尚、こちらの記事ではMAとSFAを連携し、営業を強化する方法について解説しています。
関連記事:MAとSFA連携でマーケティング・営業を強化する方法|MA・SFA・CRMの違いと特徴とは?

SFAツール(営業支援ツール)比較

SFAには選びきれないほど様々な種類(SFAツール)があるのが現状です。それぞれの強みや弱み、特徴を踏まえ、自社に合ったSFAを選ぶことが重要となってきます。

世に出ているSFAツールの中で、有名なものを以下のように「SFAの種類がわかる比較分類チャート」としてまとめましたので、ご活用ください。
(SFAの種類がわかる比較分類チャートは下記画像クリックでダウンロード)

SFA分類チャート

SFAの価格・費用相場については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
関連記事:SFAの費用相場とは?主要SFAツールの料金・価格を徹底比較!

本記事では、SFAの中でも代表的な5つ、

  • Senses(センシーズ)
  • SalesCloud(セールスクラウド)
  • Knowledge Suite(ナレッジスイート)
  • kintone(キントーン)
  • eセールスマネージャー

を比較・紹介していきます。

他にもSFAツールは多数存在します。

詳細はSFA(営業支援システム・ツール)比較44選|2022年最新版の中で紹介していますので、ご覧ください。

Senses(センシーズ)|使いやすさに定評アリ

【特徴】

  • 人工知能AIを搭載
  • 過去の類似案件を参考にできる「おすすめアクション」機能
  • ドラッグ&ドロップで直感的に管理できる案件ボード
  • 取引先情報(企業概要、プレスリリース、有価証券報告書、財務情報など)を自動取得
  • G Suite、マルケト、Slack、MFクラウド請求などとの外部連携機能
  • 営業のボトルネックを分析できるレポートやAIによるネクストアクションのレコメンドなど、データの蓄積から営業の分析・改善までをカバー
  • SFAとしては珍しく一斉メール配信機能も搭載。従来のSFA以上の使い方が可能

【価格・費用】

  • Starterプラン
    月額27,500円から
    ※5人のユーザーを含む
    ※追加ユーザーあたり月額5,500円

  • Growthプラン
    月額110,000円から
    ※10人のユーザーを含む
    ※追加ユーザーあたり月額11,000円

【無料】Sensesサービス紹介資料をダウンロードする

【URL】
https://product-senses.mazrica.com/

SalesCloud(セールスクラウド)|細かなカスタマイズが可能

Sales Cloud

【特徴】

  • AI搭載
  • 見込み客の開拓や、各キャンペーンのトラッキング機能
  • ワークフローを設計することで、商談の値引きや経費などに関する承認プロセスがスムーズに
  • バックエンドシステムを連携させて、顧客のデータをあらゆる角度から把握

【価格・費用】
月額 18,000円~ (Enterprise)

【URL】
https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/

Salesforceのプロダクト、Sales Cloudの口コミや評判は以下を参考に。

セールスフォース(Sales Cloud)の評判・口コミ|導入すべき企業とは?

Knowledge Suite(ナレッジスイート)|グループウェアまで搭載

GRIDY SFA

【特徴】

  • SFAだけでなく、グループウェア、ビジネスアプリなどさまざまなツールが統合されたオールインワンプラットフォーム
  • 情報共有や顧客情報管理などが一体運用可能
  • ユーザー数無制限

【価格・費用】
月額 50,000円~(SFAスタンダード)

【URL】
https://ksj.co.jp/knowledgesuite/service/sfa.html

ナレッジスイートの口コミや評判は以下を参考に。

ナレッジスイート(Knowledge Suite)の評判・口コミ|統合ビジネスアプリケーションの特徴とは?

kintone(キントーン)|手軽に使える業務アプリ作成サービス

【特長】

  • 業務アプリを作成できるプラットフォーム
  • SFAではないが、案件管理や日報、顧客リストなどのSFAの機能はもちろん、勤怠管理やワークフローなども管理可能
  • SFA以外の機能も使ってみたい、という企業におすすめ

【価格・費用】
月額 1,500円~

【URL】
https://kintone.cybozu.com/jp/

サイボウズ社のプロダクト、kintone(キントーン)の口コミや評判は以下を参考に。

kintone(キントーン)は使えない?評判や口コミ・導入の向き不向きを紹介

eセールスマネージャー|オンプレミス型も使える

【特徴】

  • クラウド型とオンプレミス型どちらもある
  • 企業規模によって選べる「eセールスマネージャー Remix CLOUD」、「eセールスマネージャー Remix MS」、「eセールスマネージャー nano」の3種類
  • 営業支援、顧客管理、情報共有、マーケティングなど、機能は多岐に渡る
  • Excelへの自動アウトプット機能
  • Sansan、Dropboxなどとの連携

【価格・費用】
月額 6,000円~ (eセールスマネージャー ナレッジシェア)

【URL】
https://www.e-sales.jp/

ソフトブレーングループのプロダクト、eセールスマネージャーの口コミや評判は以下を参考に。

eセールスマネージャーとは?評判・口コミ・料金を詳しく解説

SFAの主な機能

ではここで、SFAに搭載されている主な機能について見ていきましょう。

SFAには、基本的に顧客管理機能案件管理機能行動管理機能予実管理機能レポーティング機能の5つが備わっています。

顧客管理機能

顧客管理機能は、企業名をはじめ、住所、電話番号、担当者、決済者の情報などを管理します。

過去のコミュニケーション履歴なども残せるため、担当者以外でも素早く顧客の情報を引き出し、対応することが可能です。

顧客管理機能を活用することで、コミュニケーションコスト削減や顧客への対応速度の改善に繋がります。

顧客管理の詳細、管理方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:顧客管理とは?エクセルやシステムでの管理方法を分かりやすく解説

案件管理機能

案件管理機能では、見込み顧客に初めて営業をしてから、受注に至るまでのプロセスを管理する機能です。

過去の提案商品の内容、見積り、営業活動の進捗、案件の成約確度、受注予定日、商品金額を管理することができます。

営業進捗が芳しくない案件などをチーム内で共有することで、担当者以外でもボトルネックを発見できるとともに、失注を防ぐことに寄与します。

営業 案件・進捗管理 エクセル

SFAで案件管理するメリットは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:SFAで案件管理をするメリットとは?Excelや日報では案件を管理しきれない!

行動管理機能

行動管理機能は営業活動管理機能とも呼ばれ、営業担当が行う活動を可視化するための機能です。

営業担当に紐づく数字としてコール数、アポイント件数や訪問件数などがあります。

また行動の予定を管理することで無駄を減らし、より質の良い営業活動をするための営業プロセス改善に繋げることが可能です。

営業リスト作成ツール8選| 質の高いリストの特徴と活用方法| Senses Lab. | 13

営業の行動管理方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:営業の行動管理とは?管理方法とPDCAサイクルの回し方

予実管理機能

予実管理機能では、納品予定日と各商品の金額を元に売上を予測、また予算と実績を比較しながら進捗を管理することができます。

商品やチームごとなど、様々な切り口での予実管理をリアルタイムで行い、より正確な売上予測を出すことで、目標達成に向けて効率的な営業活動を行うことができます。

売上予測レポート

尚、予実管理についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
関連記事:予実管理とは?予実管理のやり方と3つのツール

レポーティング機能

レポーティング機能では、営業活動や顧客の行動など、SFAに蓄積されたデータを集計および分析することが可能です。

日々の営業活動の分析や、営業会議・経営会議の場でも活用できる機能です。

 

以上のように、SFAの各機能を活用していくことで、組織として効率的に営業活動が行えるようになります。

SFAを導入するメリット

SFAを導入した企業では、導入から15ヶ月後に営業マン一人当たりの売上が中央値で39.6%改善されたというデータがあります。
※弊社サービスSenses導入企業の調査結果

SFA(Senses)を活用することで、営業パーソン一人一人の営業生産性が向上したことを示しています。

営業生産性を算出する式は以下の通りです。

この調査では、成約率で7%、案件単価で31%の向上がみられました。

また、リードタイムも14%短縮されています。

Senses導入でなぜ成約率が上がるのか?

営業状況は案件ボードで直感的に把握することが可能です。

トップ営業の提案内容を参考にできるようになるだけでなく、マネージャーが適切なフェーズでアドバイスをすることが可能になるので受注件数が増えます。

更に、アプローチ漏れの案件を察知しやすくなることで失注が減ること、などの要因があります。

Senses導入でなぜ案件単価が向上するのか?

受注までの営業プロセスや営業個人の活動内容が可視化されることにより、営業マネージャーによるフィードバックの精度が上がります。

それを受け、個人の提案内容の質が向上することで値引きのリスクが減ることになり、アップセル、クロスセルを狙うことも容易になるわけです。

Senses導入でなぜリードタイムが短縮するのか?

現場に定着しやすい多機能SFAを導入することで、営業フェーズ管理への意識が強くなるためです

ネクストアクション設定により放置される案件が減り、ニーズが異なる案件に早めに見切りをつけ、見込みのある案件にリソースを避けるようになります。

SFAを導入するメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
関連記事:SFA導入の効果とメリットとは?よくある失敗の原因と失敗しないポイント

それでは、上記の数値的なデータをふまえた上で、あらためてSFAを導入することで「何を」「どのように」解決できるのかをみていきましょう。

営業の属人化を解消する

SFAとは?そもそも何の略?|CRMの違いとは?| Senses Lab. | 1

SFAを導入することで得られるメリットの1つ目は営業の属人化を解消できることです。

具体的には、

  • 営業活動に関する情報を全員が閲覧できるようになる
  • 案件の更新、各担当者の行動情報などが通知される(営業の動きがリアルタイムで分かる)
  • 見やすい形式(例えばカード形式など)で案件の状況が確認できる

以上の結果として、簡単に情報共有ができ、属人化することを防げます!

営業の属人化が起こる原因と解消法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:営業の属人化はなぜ起こる?何が悪いのか、解消するためにやるべきこと

Excelで辛くなってきた管理を効率化する

SFAとは?そもそも何の略?|CRMの違いとは? | Senses Lab. | 2

▶️︎▶️ 【無料PDFダウンロード】まだExcelでやってるの?SFA導入のタイミングとは?

  • 営業に関する情報が一元管理できることで、報連相や情報共有の時間を減らし、リアルタイムで判断や指示ができる。
  • 外部連携により入力負荷が軽減するため、同じ情報を複数の場所に入力する必要がなくなる。

→一度インプットすれば、さまざまなツールにアウトプットできる「シングルインプット・マルチアウトプット」で、効率的に営業管理ができる!

コミュニケーションロスを軽減する

SFAとは?そもそも何の略?|CRMの違いとは? | Senses Lab. | 3

  • コミュニケーションのログが残るので随時確認することが可能、言った・言わないという問題も発生しない
  • コメント機能などを活用することで、会社にいない人とでも簡単に連絡が取れる

→お互いの理解を深めつつ、ゴールの共有ができることでコミュニケーションロスを減らせる!

教育コストを軽減する

SFAとは?そもそも何の略?|CRMの違いとは?| Senses Lab. | 4

  • ツール内に蓄積された情報が自動的に社内に共有されることで、先輩がどのようにやり取りをしたり進めているのかを学べる研修ツールにもなる

→実践的な知識やノウハウを自ら学んでくれるので、教育コストが下がる!

▶︎▶︎データドリブンな営業を育成する!SFAの効果的な使い方とは?

SFAの選び方・失敗しないためのポイントは?

非常に便利なツールであるSFAですが、自社内で導入したからと言って必ずしも売上や営業力が改善されるわけではありません。

ダイエット器具を購入しても、実際に適切に使用しないと効果が出ないのと同じで、SFAも導入しただけで効果が出るものではないのです。

下図のような原因により、「せっかくSFAを導入したのに、効果が出ずにやめてしまった」「SFA運用に失敗してしまった」という企業が多いことも事実です。

▶▶【詳しい説明はこちら!】失敗しないSFA導入手順とは?

SFAが失敗する要因.001

SFAの失敗例や導入前に検討すべきことに関しては以下も参照ください。

SFAの必要性とは?現場営業に本当に必要なSFAの機能を解説

SFA運用に失敗しないためにも、SFAの選び方、導入のポイントを押さえておくことが大切です。

【ポイント1】自社の課題を明確にする

まず、「なぜSFAを導入するのか」を明確にすることから始めましょう。

SFA導入を検討する背景には、営業活動が属人化してしまっている・受注率が低い・既存顧客が離れてしまう…などの、自社における課題が必ずあるはずです。

導入目的を明確にしないまま営業担当者に「SFAを導入するから使え」と指示しても、活用されないことは明らかですよね。

まずは、社内で統一された「自社のこの課題を解決したいからSFAを導入する」という目的を持つことが大切です。

更に、“その課題を解決するのが目的”なのではなく、最終的には“SFA導入によって売上の向上に繋げることが目的”であるという意識も、社内で統一して持っていなければいけません。

例えば以下のように営業生産性を要素に分解して考えてみるとSFAの導入目的を整理しやすいでしょう。

【ポイント2】営業担当者が使いやすいSFAを選ぶ

蓄積されたデータが分析のカギとなるSFA。そのため、各営業担当者がデータをきちんと入力してくれないと、意味をなしません。

SFAが定着しない理由として「営業担当者が入力してくれない」という点が挙げられることも多いため、

  • 誰でも入力しやすいか
  • 誰でも操作しやすいか
  • 入力項目は適切か

など、実際に現場で使いやすいインターフェースになっているのかを確認することが大事です。

また、導入後にどのような業務フローで進めたらいいのか、きちんと社内整備を行っておく必要もあります。

【ポイント3】 データを分析する体制が整っているのか

営業担当者がデータを入力してくれたとしても、そのデータが活用されずに終わってしまうケースもあります。

SFAは、“データを入力する”ことが目的なのではなく、“データを活用して営業力を強化し、売上を向上させる”ことが目的のツールです。

データを基に営業戦略を立て、社内の営業活動を最適化するためには、営業マネージャーが先頭になってSFAを活用する社内体制を整えなければいけないですね。

SFAの運用定着のための5つのコツ

SFAの選び方・失敗しないためのポイントを押さえた上で、次はSFAをしっかり運用し、定着させるためのポイントをみていきましょう。

SFAの運用そして定着のためには、次の5つのポイントが重要です。

1.とにかく入力してもらう

「習うより慣れろ」という言葉の通り、まずは営業担当者にとにかく入力してもらってSFAに慣れてもらいましょう。

案件の進捗状況や、日々の営業活動の報告など、どんどん蓄積していってもらうようにします。

2.今までの業務をSFAに替える

名刺管理ツールに登録している顧客情報、カレンダーアプリでのスケジュール共有、エクセルの案件管理表、メールや電話による報告、紙ベースの日報など、営業活動でさまざまなツールを使っている企業は、全てSFA内の機能を使うようにしましょう。

別のシステムに登録した内容をSFAにも登録するのでは、二重管理になってしまって営業担当者の入力負荷となってしまいます。

外部連携をする場合を除いて、既存システムとSFAのすみわけをしましょう。

3.マネージャーこそが活用する

マネージャーがSFAを活用していない環境では、部下である営業担当者も「使わなくてもいいのか」と思ってしまって、更に入力業務が疎かになってしまいます。

案件が登録されたらコメントを書いたり、日報への返信を必ず書いたりすることで、「マネージャーもきちんとSFAを見ていて、活用しているんだな」と営業担当者に思ってもらうことが大事です。

4.評価制度に組み込む

なかなか営業組織全体でSFAへの入力が定着しない場合は、入力作業に強制力を持たせることも一つの手です。

SFAから取得できる情報を人事評価の査定基準としたり、SFAからの報告で勤怠管理をしたりするなど、SFAに登録しなければならない環境を作り出すことも考えてみてください。

5.インセンティブを設ける

4は強制的に入力させる方法ですが、積極的に入力させる方法もあります。

それは、入力した人に対して何らかのインセンティブを与える方法です。

トップセールスマンの営業活動に関わる情報こそが会社の財産となりますが、忙しい営業担当者はなかなか登録する時間を取ることができません。

そのため、登録件数に応じてポイントを与えたり、組織として価値のある事例や資料などを共有した場合は報酬を与えるなど、入力の意欲を掻き立てる工夫をすることで積極的に活用されるようになるでしょう。

尚、SFAの運用定着についてはSFA運用定着の3原則|失敗しない運用の考え方の中でも詳しく解説しています。

SFA活用の成功事例

ここでは、SFA活用の成功事例を例示していきます。

SFAを活用し、どのように営業の属人化が解消され、スムーズな営業活動が可能になったのかご紹介します。

TIS|システムインテグレーター業界の新しい営業活動のモデル

大手システムインテグレーターであるTIS株式会社は営業に課題を抱えていました。それは、主にこの2点に集約されます。

  1. マーケティング施策から営業への繋がりが見づらく、営業フェーズごとの案件の状況も把握しづらい
  2. 顧客を中心として営業情報の集約ができていない

上記の2点を解決するために選んだのが、SFAの導入でした。

この会社のSFA導入のポイントとしては、主に2点挙げられます。

  1. 現場に導入しやすい、現場に密着した使い勝手のいいSFAを選択すること
  2. 使っているサービスと連携しやすいこと

の2点です。

結果として、TIS株式会社は使い勝手がよくMicrosoft365とも連携できるSFAを導入し、スムーズな営業活動を実現しようとしています。

やまぜんホームズ|IT担当者不在でも最大限使いこなせるSFAの導入

 

東海地方を中心に売り上げを伸ばすハウスメーカーのやまぜんホームズは、単身世帯の増加とバラバラの営業管理の結果の売り上げの伸び悩みという事態に直面していました。

そのため、SFAの導入を決意。IT専門の社員がいない中、SFA選択の際のポイントはITの知識を必要としないで簡単に使えて、かつ、営業活動の情報蓄積に特化して売り上げ向上に寄与できるSFAであること。

営業の可視化やナレッジの共有、営業活動の標準化といった伸び代を持っていたやまぜんホームズは現場の声を掬い上げて協議を進め、SFA・Sensesを導入することを決定しました。

現場を巻き込んで決定したSensesの導入の結果、情報の蓄積の重要性が確認され、営業活動の可視化が進んでいるそうです。

ナイル株式会社|受注率290%にアップ!

デジタルマーケティングを手がけるナイル株式会社の当初の営業組織は、「超」属人的な組織でした。

同じ会社内で提案書の形式も違うほど。 そこでSFAを導入したところ、劇的な改善が見られました。

例えば、SFA導入による営業活動の可視化によって、無駄な時間を省くことができ、人個人あたり月20時間のリソースに成功新規問い合わせの受注率は前年比290%まで上がりました

これらは、営業活動の可視化とデータを元にした営業活動が可能になったことによるもので、SFAを使いこなした結果と言えます。

しかし、SFAを入れただけで満足してしまう企業があるのも事実です。

例えば、SFAの導入で成功をおさめたナイル株式会社も当初からSFAを有効活用出来ていたわけではありませんでした。

SFAを提供している会社のカスタマーサクセス部との徹底した併走があったからこそ、SFAを活用できるようになったとナイル株式会社の担当者は語ります。

SFAを導入するポイントには、使いやすいSFAを選ぶだけでなく、導入後のサポートも重要であると言えそうです。

終わりに

SFAについておわかりいただけましたか?きちんと運用できれば、個々の営業担当者や営業マネージャーだけでなく、営業組織全体として価値のあるツールとなるでしょう。

そのためには、先述のとおり、社内で統一した意識を持つことが最も重要です。

自社の課題を一人ひとりが把握し、それを改善するためにSFAを活用する。この環境が整っていれば、自ずとSFAは自社にとって必要不可欠なものとなるでしょう。

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